6月より販売しておりました
昭和花き研究会の夏かすみ
シーズン終了となりました
今期の販売動向と反省会をかね
最終で訪問させていただきました。
前夜に会津若松市内の飲食店で菅家さんと打ち合わせ。
翌朝、1時間かけ昭和村に・・
900mあたりのところまで紅葉が下りてきています。
ほどなくこの辺りも鮮やかな色に包まれる事でしょう。
シーズン終了を向かえ、昭和村では最後に大仕事が待っております。
それは・・・
雪が降る前のハウス解体
菅家さんの所有するハウスは50棟・・
これまでに約30棟の解体が完了、
途中IFEX参加も入り、後れを取り戻すべく急ピッチで解体作業されているそうです。
今回は、事前に作業の件をお聞きし、お手伝い参加を承諾済。
東京からマイ長靴を持参し
邪魔にならない様、、作業に参加いたしました!
今日の作業場は・・
この辺りの3棟を解体するということです
畑に残ったかすみ草は、残り株・・
この株はこのまま放置され、やがて雪の中に閉じこもり・・・
越冬株となって春を待つのです
最後に短いかすみ草が咲いています・・
ご苦労さま・・とつい声をかけたくなりますね
長いこと昭和村に通っておりますが
実はこの作業を見るのは今回が初めて・・
他の方の作業を菅家さんが撮影し、見ることはできるのですが・・
菅家さんが作業されているシーンというのは中々拝見できないものです
今回は・・この撮影も大きな目的の一つなのです。
片側をはずし、天井を取っていく・・
パイプ類はその場に置き固めます
そして水が入ってこないように、穴のあいた方を下に向けるのがポイント。
外したパイプはヤマになっている方を建てていた方向にし
雪解けの来春、どちらのハウスの資材か一目瞭然にするための工夫だそうです。
当たり前ですが・・・
菅家さんの作業は手際良く早い・・
足手まといにならぬようすると・・・
解体作業の鉄則は・・
現地の言葉で「静かにやる」
しゃべったり、ラジオをつけたりするな・・
ということではなく
必死にやりすぎるな、頑張りすぎるな・・という言葉の意味だそうです。
とにかく、解体作業が連日続く中、体力温存のためにも単日で頑張り過ぎないこと
そして体力を消耗する汗をかき過ぎず作業する事・・
代々伝わる経験に基づく知恵なのですね
何だかとても深い言葉です
一日参加の僕には、とても理解できることではなさそうです・・
この作業を、70代の生産者の方々がこなすという事実に驚きました・・・
それにしても・・
こんな菅家さん見たことない
アメリカのファーマーの様でカッコいいですよね
太陽光対策で
グラサンは必須アイテムです。
そしてお昼前に3棟解体終了です。
お疲れさまでした。
雪が降らない場所であれば
解体作業などぜずに済みます
毎年大変ですねの問いに
節目節目の大事な作業ですよ・・
これを終わらせ、冬を迎える準備をする
そして長い冬を超え、春・・
再びハウスを建てるのは壊す以上に大変な作業
でもそれがシーズン始まりの体力強化にも繋がる・・
ある意味、冬のリハビリ
一番好きな季節はいつですかとお聞きすると
やっぱり春だね
でも秋の終わりで雪が降り始めた時もうれしいもんだよ・・
と菅家さん
大雪がやがて溶け
流れ出すときに土の汚れも洗い流してくれる
昭和村でなければできない事がいっぱいある
改めて気づかされたのです
見渡すと・・
山の中腹まで紅葉が下りてきてます
雪が降るカウントダウンはもう始まっているそうです。
出荷の終わった畑では商品にならない団子花やロゼット化したかすみが残ります
畑に放置された超大輪のかすみ草も確認。
ここのハウスも順次解体となるそうです。
愛子さんも解体作業中
お会いできました。
ちょうど地区の芋煮会真っ最中だった照子さんにも会えました!!
それぞれ皆様に
今期のお礼を申し上げ、わかれました。
その後
大芦屋に移動し
新蕎麦を頂き、解散。
おいしい蕎麦でした
大芦屋は2周年
佐藤さんの人柄にひかれ
連日、多くのお客様が訪れております
昭和村にお越しの際はぜひお立ち寄りください
大芦屋(おおあしや)→ファーマーズカフェ大芦屋
佐藤さんありがとうございました。
来シーズンは
今年と同様の品種展開でいくとお聞きしました。
22日(月)
染めの入荷で最終です
最後まで丁寧に販売させていただきます。
菅家さま
関係者の皆様お忙しい中、ありがとうございました。
菅家さんブログ→記憶の森をあるく・・援農
nakaya