中華街ランチ探偵団「酔華」

中華料理店の密集する横浜中華街。最近はなかなかランチに行けないのだが、少しずつ更新していきます。

危険な「杜記本店」の四川刀削冷麺

2010年06月22日 | 中華街(台南小路・太平道・その他路地)



 昨日は「一楽」が休業、「獅門酒楼」も休業、「雲龍」や「杜記別館」は定休日…そこで思い出したのが「杜記本店」の四川刀削冷麺だ。
 しばらく前から、この冷麺の張り紙が店頭に出ていたのを思い出したのである。


 具が大量にのっているため麺が見えないが、こちらも、ものすごい分量だ。トッピングされているものは香菜・キュウリ・ニンジン・キャベツの細切り、イカ・エビ、それにナッツ。これらを刀削麺とあわせてワシワシとかき混ぜてからいただく。

 しかし、これが危険なんだよね。普通の中華麺でも啜るときにはハネに注意しなければならないが、刀削麺はそれ以上に気を使う必要があるのだ。
 麺の幅や厚みが均一ではないこと、なおかつ、妙によじれていること、このことによって麺を啜ったときに、麺が不規則な動きで回転しながらずり上がるため、一緒にまとわり付いてきたタレがあっちこっちに、これまた不規則に飛び散ることになる。

 その結果、私の白いワイシャツに点々と茶色いシミが!
 青い水玉模様ならブルーダルみたいで可愛いのですがね…。
 

 モチモチした食感の麺がウマイ!
 シミだらけになりながら一気に完食!

 残ったタレの底にはナッツが山ほど。そしてこれも完吸い!

 杜記本店ではランチタイムサービスとして、すべての麺類を100円引きにしているのだが、この冷麺だけは例外とか。700円のままです。
 店員に聞いても要領を得なかった。季節性のメニューだからなのか、あるいはランチタイムのみの商品だからなのか、なんだか不明。

 あ、それから香菜がたっぷり乗っているので、これが嫌いな人は要注意です。

 最後に、オマケの画像を。
 「杜記」一号店が新規オープンしたのは2002年頃だったろうか、このブログを開始したのは2006年だったので、その時の記事は掲載していない。
 (2005年以前の記事が載っているのは、過去に遡って書いたのだが、今となっては時間もなくてこれ以上は進んでいない)

 我々はオープンの日に食べに行ったのである。


 ここは元倉庫。そこを改造して造ったのである。店名は「杜記 中華第一家」だった。
 当時、向かい側には「紅花別館」としての「海鮮王」という店があった。そこは今、「福楼」になっている。


 中華街初登場の刀削麺実演店として話題になった。


 開店当初のメニューはシンプルだった。


 叉焼麺。


 牛肉麺。

 刀削麺というものを、このとき初めて食べた。日本の「ほうとう」とも違う、新鮮な麺にビックリしたものだった。


←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね

「ハマる横浜中華街」情報はコチラ⇒




コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 脱衣カゴ | トップ | 500円では申し訳ない「小... »

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
古資料 (本須)
2010-06-23 00:18:27
古資料を漁ってみると、「杜記」が開店したのは
2002年5月3日頃だったようです。

向かいには「海鮮王」というお店があったんですね。
これは知りませんでした。
返信する
刀削麺 (とも2)
2010-06-23 01:46:01
刀削麺というのも結構当たりハズレがありますよねぇ(笑)
通常の麺よりもスープを選ぶというか、スープが刀を受け入れるか…なんて偉そうなコトを言いますが、時々は刀もよいですなぁ…
返信する
海鮮王 (管理人)
2010-06-23 06:05:15
◆本須さん
当時はこんな路地に店を出して大丈夫なのかなと思いました。
案の定、短期間で撤退でした。
それからすると「福楼」や「ニイハオ」なんかよく頑張っています。
返信する
刀削麺 (管理人)
2010-06-23 06:09:19
◆とも2さん
この麺は削るところを見る楽しみがあります。
眼で食べる麺。

純日本料理も眼で見て楽しむ料理ですが、
日本料理が絵画だとすると、
刀削麺は映画っていう感じですかね。
返信する

コメントを投稿

中華街(台南小路・太平道・その他路地)」カテゴリの最新記事