中華街ランチ探偵団「酔華」

中華料理店の密集する横浜中華街。最近はなかなかランチに行けないのだが、少しずつ更新していきます。

こんな時には中華街でランチを@「一楽」

2020年03月14日 | 中華街(大通り)

 コロナの影響で、どこもかしこも酷いことになっているよね。私の勤務先だって、大幅な収入ダウンのようであるが、中華街もかわいそうな状況だ。
 こんな時こそ安全な横浜中華街でランチを食べるべく、作治さんと落ち合うことにした。場所は中区役所である。ご覧のようにここもほとんど無人だ。

 さて、ここからどこに向かうか。
 なんとなく作治さんの希望で「一楽」に決まり、お店までの途中、シャッターに張り出された案内を見ながら進む。


 これは「本日」だけではなく、何日か続くのだろうね。


 ここは15時で閉めてしまい、夜の営業は中止のようだ。


 このような町の状況を見ながら「一楽」に到着。まずは生ビールだ♪
 写真を撮る間もなくゴクゴクと一気にあおり、まずは「プハ~」とやって落ち着く。


 頼んだランチが来るまでの間は、こういったものでジョッキを重ねるのだ。
 この日のスープは鶏肉が入っていた。これをお代わりしていただく。
 漬物は定番の大根&人参のほかに、キュウリも♪ これが美味しいんだよね。


 日替わりランチは「五目湯葉巻きのオイスターソース蒸」!
 湯葉のトロトロ感がいいね。もちろん具もタレも旨いに決まっている。


 週替わりランチから「手羽先と砂肝の火鍋醤炒め」。この適度の辛さがなんとも言えない。
 これはビールのお供というよりも、ご飯との相性が抜群だ。酒を呑みながらでもご飯がすすむ。


 食後のデザートとコーヒー♪ 私はこちらの杏仁豆腐が大好物なのだ。
 近頃の横浜中華街のことや、昔の町の様子などを、お店の方々も交えて作治さんと語りあい昼食会を終えた。


 お店のトイレにはこんな写真が飾ってあるよ。
 昭和30年代半ばの「一楽」だ。60年前かぁ……


 そして今まで気がつかなかったのだが、路地の入口にはこんなポールが立っていて、そこに英語交じりの広告が出ていたのだ。

 TURKISH BATH HELTH  CENTER
 NEXT STREET
 そうだった、広東道の端の方に「トルコ風呂」があったのだ。これは昭和30年代の明細地図で確認済みで、たぶんこれのことなんだろうね。
 トルコ風呂といってもこの時代にあったのは、現代のようなソープランドではなく箱型の昔懐かしい蒸し風呂だ。新聞広告にはそんな絵が掲載されていたことからも分かる。

 その下に掲示されているのは、「COCK CLUB」の案内。これはコックさんの集会所ではなく、バーの名前である。この路地を進み広東道に出て左に行くとその店があった。現在の場所でいうと、焼鳥バル「ル・コック」のところ。

 名前が同じというのは、単なる偶然なのかな。

 そういえば、この日のスープも鶏肉だった……



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