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中華街ランチ探偵団「酔華」

中華料理店の密集する横浜中華街。最近はなかなかランチに行けないのだが、少しずつ更新していきます。

昭和26年1月の新聞に美空ひばりが掲載されていた

2025年07月29日 | レトロ探偵団

 昔の中華街のことを調べるため横浜中央図書館に何度も通っているが、戦後間もなくの記事を見ていると、ついつい、他の関係ない見出しに目がいってしまうことが多くて、本来必要な時間をそがれてしまう。


 こちらの記事もそんな時に見つけたもの。昭和26年1月に掲載されていた。彼女は昭和12年5月29日生まれなので、この時はまだ13歳。中学1年生だ。

 《去年はこの家を百万円で買い……》と書かれている。この家というのは磯子区間坂の御殿ではなく、生家近くの丸山町にあった民家だ。現在は駐車場になっている場所。

 続けて《六十万円の所得税もポンと払い込んだ……》と書かれている。当時の所得税計算方法が分かれば、年収も判明するのだろうが、今はそこまでやっている暇はない。

 青線を引いた部分に注目していただきたい。
 《御本人はちっともしゃべらず、一切合財傍の喜美さんがこちらの質問をとつては一刀両断に返答する……》
 戦後間もなくの新聞記事だら不正確な部分もある。現代では「いっさいがっさい」と打ち込めば「一切合切」と出てくるが、
 昔は「一切合財」という書き方もあったようだね。

 「一切合切」と「一切合財」の違いは?
 グーグルで検索した結果、こんなことが書いてあった。

 一切合切の「一切」は、全てや全部といった意味があり「合切」も同様の意味を持っています。 一切合切は同義語2つを合わせた言葉で、意味を強調しているのです。 「一切合切」を「一切合財」と書く方がいますが、間違いではありません。

 知らなかったなぁ……。

 母親の名前が「喜美」になっているけど、正式な名前なのかな?
 昔は「キミ」とか「さだ」とか二文字の名前が多かったのだが、それに「子」や「枝」を付けて通称みたいにする傾向があったと思うから、もしかしたら「喜美」が正しいのかもしれない。

 黄色の線を引いた部分《本当の願いは本格的なボードビリアンになりたい……》。これは美空ひばりが唯一の師匠としていた川田晴久の影響かも。

 問題なのは、最後の部分。紫色で線を引いたところ。
 《生まれは「昭和十四年四月十九日」これだけは本人が答えた……》とある。
 
 本当か?






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