先日、「均元楼」前を通りかかったとき、店頭の黒板メニューに「秋刀魚の山椒炒め」というランチが出ていのに気づいた。 ここでは以前、鮭や鯵のフライを使ったランチを食べたことがある。その料理がなかなか良かったことを思い出し、ならば秋刀魚もよかろうと考えドアを開けた。 すぐにオバサンが寄ってきて、傘をたたんでビニール袋に入れてくれる。こういうところの配慮が嬉しいね。 細長いフロアは中ほどでくびれていて、手前と奥とに分かれている。一人であることを告げると、男性スタッフが4人用テーブルに案内してくれた。 何を食べるかは、すでに決めている。「秋刀魚の山椒炒め」だ。 注文してしばらく店内を観察する。 昔はグループでよくランチを食べに来たなぁ、なんて感慨に耽っているとランチのセットが運ばれてきた。 ご飯、スープ、モヤシの和え物、ザーサイ。 私は、梅が混じったこのザーサイが大好きなのだ。ほんとに旨い。これだけでご飯が1杯食べられるほど。 秋刀魚が来るまでの間、モヤシとザーサイでご飯を食べ始める。 しばらくすると男女2人組のお客さんが入ってきて、私の隣のテーブルに着席した。近隣で働く会社員のようだ。 他のお客を観察するのはあまり好きじゃないので、こちらは梅ザーサイに専念する。 ご飯を半分ほど食べたころ、急にタバコの煙が漂ってきた。強烈に鼻を刺激する。隣の男性がタバコを吸っているのだった。 これはたまらない。フロアスタッフに席の移動をお願いした。ここは店の奥が禁煙席なのだ。 食べかけのセットを運んでもらって、こっちのスペースに移動。 ゆったりとした空間で、しかも周囲に人がいない。いいBGMも静かに聴くことができる。 やがて秋刀魚がやってきた。 見た目はスブタの魚バージョンといった感じだ。 メインの秋刀魚はたっぷり入っている。これはいいランチだなと、一人ほくそ笑む。 野菜を炒めて、そこに揚げた秋刀魚を加え、山椒などで調味しているようだ。 秋刀魚が香ばしい。野菜の炒め方も弱からず強からずで、ちょうど良い歯ごたえだ。 山椒の風味もいい感じに仕上がっていた。 これだけのスペースをほぼ独占して食べるランチは最高だ。 食後のアイスコーヒー。 タバコの煙さえなければ大満足のランチなのであった。次回は最初に「禁煙席でお願いします」と言うことを忘れないようにしたいものだ。 ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね |
ここのランチのエビチリは激ウマぷりぷり丸(笑)だし、写真にあった卓上の自家製辣油は鶏のランチの香味揚げにかけるとノンストップご飯!です、お櫃も空にしちゃいます。
気取りがないのに老舗らしい気配りがあって、中華街では一番良く行くお店です。
タバコの煙が問題なんです。
酒を呑むと吸いたくなる人は多いと思いますよ。
ですから夜は仕方ないとしても、
ランチタイムは禁煙にしてほしいですよね。
美味しいランチが食べられるのに、もったいないです。
情報をありがとうございます。
店内改装に入るのね。
揚州茶楼も休業に入りました。