「カルロス・ゴーンの想い出」なんてタイトルをつけていますが、正確には私自身の体験ではなく、彼と親しくしていた靴屋の店主の想い出です。その靴屋さんというのは本牧にある小さな店で、たまたスニーカーを買いに来たカルロス・ゴーンと親しくなり、常連客になってくれたといいます。 お店に貼ってあるゴーンと店主が写った写真。 カルロス・ゴーンが靴屋さんに初めて現れたのは、彼がまだ社長だった頃。聞きそびれてしまいましたが、たぶん平成10年代の頃だったのでしょうかね。 日産自動車の社長がまた何故、本牧の小さな靴屋さんに現れたのか、不思議ですよね。店主の話だと、当時、彼はすぐ近くの山手に住んでいたといいます。 そこが本宅だったのかどうかは分かりませんが、山手といえば豪邸が多いエリアです。もしかしたら、そんなスゴイ邸宅を2つ目の住居としていたのかもしれません。 彼が初めて本牧の靴屋さんに現れてからは、しばしばここに買いに来るようになったそうです。沢田研二夫妻がよく本牧で買い物をしているようにね。 何回か靴を買いに来るようになってから、靴屋さんは日産の株主になり、総会に呼ばれるようになったといいます。 店主の話では、『カルロス・ゴーンというのはすごい人で、株主総会では司会・進行すべて自分ひとりでやってしまうんだ』そうです。 そんな人ですが、靴はアウトレットの500円のものを買って行ったりしていたとか。 風体もそんなオシャレな物ではなかったともいいます。あまりお金を使わなかったのでしょうかね。 『ゴーンさんの給料は9億7千万円だよ。取り過ぎだという人が多いけど、彼はこんな風に反論していたね』 自分が日産に来なければ潰れているはずだ。だから9億円くらいもらってもいいのだと。 いま話題になっているカルロス・ゴーンの事件から、こんな話を聴かせてくれた靴屋さんのことを思い出した次第です。 そうそう、料理の写真はなんだ、という人のために説明をしておきます。 今月行われた音楽祭のあとの打ち上げで食べた中華料理の数々です。会場は中華街大通りの「永華楼」。 安い会費でやっているので、一般的な料理がメインですが。 ちょっと飲みすぎたかもしれません……。 ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね |
これを食べたのは私です…
「永華楼」も今はもうありません……