「Moonさん、タイ語あまり上手じゃないですよね。」
タイ人のタイ語&日本語教師をしている友人に言われました。
そうなんです。その通りなんです。なかなかタイ語が上手くならない。
すると彼女が言いました。
「接続詞をもっと覚えるといいですよ。例えばแล้วก็(レオゴー)、แต่(テー)。
そうするともっと上手になります。」
そう言われて、私のタイ語での会話を考えると、
聞く事、話す事、単語などを思い出す事に必死で
単語を並べたり、慣用句やひとつの短い文章を言う事で終わりでした。
接続詞を使って長い文章を話す事はなかったなぁと思いました。
接続詞を使えば、長い文章にもなるし、会話のつなぎにもなるし
ちょっと言葉が深くなるような感じもします。
「接続詞を調べれば、たくさん出てくるから調べてみるといい」
と友人は言い、早速調べてみると、知らない接続詞もいっぱいです。
文法にとらわれて、言葉が話せなくなる経験は、私には嫌になるほどあります。
言葉を組み立てて考えている内に、何も話せなくなったり、次の会話に行ってしまったり。
それじゃいけない、まずは何を言っているか聞き取れて、答えて伝わればいい、何でも思いつくまま話してみよう。
今も私の気持ちはここにあります。
でもその後に友人の言った事は、さすが教師だなぁと思いました。
今日、話した言葉や会話を思い出してみる。
それを、どう言い代えればもっと上手く話せるか考えてみる。
そして同じシチュエーションがあった時に、それを使ってみる。
例えば初めて会う人との会話。
初めて会う人との会話で多いのは、どこから来たのか、なぜ日本語を学んでいるのか、なぜ教師になったのか等。
これに毎回答えて(会話をして)、その度に話した事を思い出し、今度はこう言おう、これも付け足して言おうと考える。
次に同じシチュエーションで話す機会があった時に、チャレンジする。
そうやってした結果、彼女は今では初めての人との会話は100点満点だと言いました。
つまり、そうやって会話をアップデートして行くって事ですね。
私に足りなかったものは会話の復習、予習(と言うのだろうか?(笑))です。
伝わればいいだけじゃ、上手くならないですよね。
語学は本当に長い長いみちのりです。
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