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林鄭月娥行政長官に気合いを入れつつ、内部文書流出で心ここにあらずの習近平のお話他を長谷川幸洋氏の解説で

2019-12-17 19:54:54 | 日記
林鄭月娥行政長官に気合いを入れつつ、内部文書流出で心ここにあらずの習近平のお話他を長谷川幸洋氏の解説で

https://youtu.be/UTlt0hUp8go

【長谷川幸洋】2019年12月17日(火) 飯田浩司のOK! Cozy up!より



●パーソナリティ 飯田浩司(ニッポン放送アナウンサー)
●アシスタント 新行市佳(ニッポン放送アナウンサー)
●コメンテ―タ― 長谷川幸洋(ジャーナリスト)

習近平氏、香港警察を支持 取り締まり強化、収拾訴え



飯田:中国の習近平主席 香港デモに対する強硬な取り締まりを評価  中国の習近平国家主席は16日、香港政府トップの林鄭月娥行政長官と北京で会談し、香港で続くデモ活動への強硬な取り締まりを評価しました。更に、香港の各界と共に、香港が正しい軌道に戻る様推し進めたいとも話し、混乱の収拾が必要との考えを示しました。エ~まぁ、この正しい軌道にとか、そういう態度が混乱を生んでいるんじゃないかとも思うんですが。


長谷川:あのね、この林鄭月娥行政長官、これは14日から北京に行ってて、習近平国家主席と会ったし、それとは別に李克強首相とも会ってるんですよねぇ。だから、要するに中国の2トップが二人とも、出迎えてるって事でしょ。

これ、どういう風に見るかですけど、まぁ、私はハッキリ言って、林鄭月娥行政長官に、こう…何ていうの…激励。大丈夫だからと。お前の身は、チャンと俺が守るから。大丈夫だから、その調子で、厳しくやってくれと激励だと思いますよ。

何で激励?それはねぇ、実はウィグルの問題と、私、関連していると思うんですけど。それどういう事かと言いますとですね、ウィグル人権の問題で、大分もう、注目されてますよね。あれ、最初に火つけたというか、今回の動きを加速させたのは、ニューヨークタイムスの報道だったんですよ。11月の。

で、ニューヨークタイムスの報道の中にね、非常に興味深い事が書かれていて、ウィグル自治区で、人権弾圧をした政府側の責任者、これがねぇ、いわばノイローゼ状態になっちゃったんですよ。

何故かというと、トップの北京からの司令で、大量拘束はしなけりゃいけない。ウィグル人のね。ところが一方で、彼は経済成長の目標の数字も宿題として掲げられているワケですよ。

そうすると、トップとしてはね、大量拘束するでしょ。それ殆ど働き手の男性ですよ。例えば畑や田んぼを耕したりする人たちですよ。全部捕まえちゃったワケだから、そうすると生産が上がらなくて、一方で、目標とされた経済成長目標は達成できないと。

一体捕まえるのが良いのか、それとも働かせて成長させた方が良いのかって事で、結局ノイローゼになっちゃって、もう酒に溺れてしまった。その途中ではねぇ、まぁ、数千人と言われているけど、捕まえたウィグル人を勝手に釈放しちゃった。

釈放したというのは、とても良い事だと私は思うけど、釈放せざるを得ない位、追い詰められて、結局その罪で、彼は逆に逮捕されちゃうんですよ。


飯田:へぇー、まぁ、中央の指示に従わなかったからと


長谷川:従わなかったからと。勝手な事をしたって。で、そういう例があるもんですから、ねぇ、林鄭月娥についても、あれだけ厳しい色んな弾圧を続けていると、彼女はきっと悩んでいるに違いない。それで、テコ入れ。


飯田:ひよるんじゃねぇよぉ~


長谷川:そうそうそうそう。


飯田:ヤレェ~と。


長谷川:そうそう。それだと思います。



ビーガン米代表が北朝鮮に協議呼び掛け「仕事やり遂げよう」 米韓会談



飯田:アメリカのビーガン特別代表、北朝鮮との板門店での会談求める。実務者協議という事になるんでしょうか。韓国を訪問中のアメリカのビーガン北朝鮮担当特別代表は、記者会見を行い、北朝鮮に対し、南北の軍事境界線がある板門店での接触を念頭に、私たちは此処に居る。連絡手段は知っている筈だと述べ、対話を求めました。

15日から、確か訪問という事で、これ…どっかで対話あるんじゃないかという事だったんですけども、今の所音沙汰無し。


長谷川:これ、まぁ、何じゃこれと思いますけど。一応コレ特別代表だから、責任者ですよねぇ。でも、そんな記者会見で、マスコミを通じて会談を呼び掛けるなんていう事は、それ位、両者のチャンネルが塞がっているって事ですよねぇ…ってみるのが普通だと思いますよ。

まぁ、逆に言えば、それ位北朝鮮は高飛車に出ていて、正式なチャンネルで言っても、ビクとも動かないっていう、まぁ、こういう状況なんじゃないですか。私もかねて言ってるんですけど、金正恩はもう、完全にトランプ政権を舐めていますね。


飯田:舐めている。


長谷川:舐めている。それは…あのぉ、この間も言ったかもしれませんけど、サウジアラビアが、9月14日に、まぁ、イランと思われる国に攻撃された後、アメリカは臨戦態勢にあると言ってにも関わらず、何もしなかったと。

まぁ、この顛末を金正恩だって見ているワケですから。これはもう、軍事作戦は無いやという事で、もう、舐めきってる状況。で、加えて…ビーガン代表とのチャンネルも閉ざしているとなるとですよ。これはクリスマスプレゼントやるって言ってるワケですから


飯田:そうですね、北側はねぇ。


長谷川:このクリスマスプレゼント、一体何なの?まぁ、普通に考えればICBMの発射か、発射実験か、或いは核実験の再開か。まぁ、どちらかでしょうね。まぁ、この間の流れを見ると、この間のICBMについては、固体燃料使ったロケットエンジンの燃焼実験やった。

となると、次はイヨイヨそれをミサイルに積んでですね、飛ばしてみせるという流れなのかなぁって見ています。ただぁ~、舐めてるから、そこまで考えて、恐らくは何らかはやると思いますが、となるとね、これはやっぱり、トランプ大統領の尾を踏む可能性がありますよね。

だって、大統領は、ホラ見ろと。俺が交渉してきたから、もうICBMも止まったじゃないか。核実験だって止まったじゃないかという事で、アメリカの有権者に売り込んでたワケですよ。ところが今、こうやって舐められて、実験再開となったら、有権者の手前、やっぱり何らかの反応をせざるを得ない。

ですから、最近また、軍事報復をチョッと仄めかしたりしてるワケですけど。まぁ、調子にのって正恩氏が、やり過ぎると、大統領が、これ幸いと思って、つまり大統領選での支持を固めるという意味でも、これ幸いで、ヨシ、そんだったら、俺もやるぞという事で強く反応していくっていう。そういう展開も十分に考えられますねぇ。


飯田:そうすっとまぁ、2年前のコースに戻っていく感じ。圧力路線に戻るかもしれない。


長谷川:戻るかもしれない。まぁ、そこいら辺を値踏みする為に、ビーガン氏が、今、行こうとしている。この侭いくと、大変な事になるぞとね。まぁ、だから会見でも言ってるんですけど、北朝鮮が近く、大きな挑発を強行する可能性。私もこれ十分あり得ると思いますね。


飯田:一応今のところは、「未だ遅くはない」と


長谷川:「未だ遅くはない」と。勿論、未だ遅くはない。まぁ、でも…どうですかねぇ。私は金正恩は、やっぱり何か…だってクリスマスプレゼントだって、もう言ってしまいましたからね。言ってしまった以上、これ何かやるんでしょう。

それがこれ迄の様な、中距離ミサイルをチョッと発射してみるという事ではなくて、もうチョッと大掛かりな事…をやるんじゃないかなぁ。


米、中国大使館員2人を国外退去 軍基地へ侵入図る=NYT



飯田: 中国大使館員がアメリカ海軍基地に侵入し、国外追放か アメリカのニューヨークタイムスは15日、アメリカ政府が海軍基地に侵入した中国大使館員二人を国外追放にしたと報じました。

大使館員二人の内、少なくとも一人は、外交官を装った中国の情報当局者とアメリカ政府は見ているそうです。中国外務省の耿爽報道官は16日の記者会見で、「アメリカの非難は甚だしく事実に反している。誤りを認めて決定を撤回し、取り消す様、強く促した」とした上で、外交関係に関するウィーン条約に基づき、中国の外交官の正当な権益を守る様、求めております。これ国外退去もウィーン条約ですよねぇ。


長谷川:まぁ、そうですね。しかしまぁ、大胆ですよねぇ。なんと米軍基地に、問題の大使館員二人が…まぁ、もっと居たのかもしれませんけれども。車で入ろうとして、当然警備に止められているにも関わらず、強行的に入っちゃって、最後は消防車が道を塞いで、止めて、それでまぁ、拘束したと。

まぁ、ホントにチョッと、大胆過ぎるなぁと。そこ迄やるって…まぁ、何か基地の情報を盗るというよりかは、寧ろ、基地の警備状況をチェックする…まぁ、そういう狙いかと思いますね。

それと…アメリカでこんな事やるって事は、こりゃ、日本でも、似たような事は相当要するに強引、大胆な手口で、日本の情報を盗ろうとしていると見るのがまぁ、普通でしょうねぇ。


飯田:まぁ、映画とか推理小説とか見過ぎかもしれないですけど、こういう騒ぎが起こってる間に誰か入んなかったかなぁとか思っちゃいますよねぇ。


長谷川:そう。それとねぇ、まぁ、中国で言えば、まぁ、この間…例の、米中貿易協議取り敢えず、一時合意する事が出来たとなってるワケですけど、まぁ、しかし、これは合意出来た所で、まぁ、相当続くなと、まぁ、私は思っているワケ。

つまり、このガチンコの対決は、相当長引くと。それは勿論、貿易だけで見ても、例えば国営企業に対する大量の補助金。これは未だ全然解決していませんし、


飯田:今日日経新聞が1面で書いていましたよね。2013年と比べると2倍になっていると。


長谷川:だから、その問題が未だ残っていますし、それから、そもそも、その知的財産の保護についても、どこ迄本当にやるのか分からないと。

来年1月にこれ、署名すると言われているけど、という事はこの間の合意発表、確かに発表はしたけど、口だけで発表してるだけで、まぁ、これ署名する迄見極めないと、チョッとダメだよねという話がありますね。

それからもっと大きな背景で言えば、この所香港のデモの問題。それから国内では、新疆ウィグル自治区での、ウィグル人弾圧の問題について、アメリカは相当本気なワケですよ。トランプ政権がっていうよりも、寧ろ議会ですね。

上院下院両方とも。上院は全会一致、香港については、可決しているワケですし、ウィグルについては、下院の方が一人だけ反対しただけで出たと。だからこれから、こっちの問題が相当大きくなってくるので、それを考えると、米中の間で、円満に物事が解決していくってのは成り得ないですね。寧ろアメリカが闘いの戦場をドンドンドンドン拡大していると、まぁ、そういう局面だと思いますね。


飯田:まぁ、このウィグルの人権の問題に関してね、先程もありましたけど、ニューヨークタイムスの400頁にも渡るスクープ、内部文書の報道があって、で、国際情報…


長谷川:ジャーナリスト連合


飯田:も、同じような記事を出し、ドンドン包囲網が固まってきている


長谷川:欧米では、これ大変な問題になってますよねぇ。で、そのウィグル人権法案、下院が可決した法案。これもニューヨークタイムスの(International Consortium of Investigative JournalistsICIJってジャーナリスト連合の報道がやっぱり相当影響していて。

1ぺん9月に実は採決しているんだけども、それを更に中身を強化して、ウィグル自治区の責任者
政治局委員、これの責任を追及して、例えば米国内の資産没収だとか、或いは入国禁止措置だとか、それも盛り込んだ上で、下院がまぁ、採決している。

恐らく上院で採決し、最終的に大統領も署名すると思いますよ。だって、署名しなくったって、三分の二で議決すれば成立しちゃうんだから。


飯田:そうですね。


長谷川:なので、今、そういう流れなんですけど。この中国側のこの手口ですねぇ。人権弾圧の。注目したいのは、このAI、人工知能とか、或いはね、ギョッとするのは、ウィグル人も実は携帯電話を使っているんですけど、その携帯電話の中に、特種なソフトをね、強制的にインストールさせて。

そうすると、そのウィグル人が、誰に電話しているか。どういうメールのやり取りをしているかが、全部丸見えになっちゃうと。で、それを使って、コイツ怪しいよねっていうのを、軒並み、根こそぎ拘束しちゃったと。2017年6月には、僅か1週間で24,412人疑わしい人物。その内、15,683人、これを収容所に入れてしまい、それとは別に762人は逮捕という様な事になってるんですよ。

これもそのICIJジャーナリスト連合の、その内部告発の文書の中に全部出てくるんですね。だから…まぁ、似たような事を、記者さんにもやってんですか?最近。


飯田:なんか…最近そのぉ…その習近平思想と呼ばれるモノの、教育だと。それを徹底するんだという事で、学習アプリみたいなモノを記者のスマホアプリに入れて、で、スコアを付けて、で、あんまりスコアが悪いと記者証の発給等を見送るという様なモノが出たそうなんですが。

当然それは、いや何か情報をこのバックドアみたいに抜かれるんじゃないかという事は相当言われているようですね。


長谷川:だから、ウィグル人に使っているワケだから、それを中国人ジャーナリストに使っても、全くおかしく無いし、まぁ、恐らく、そういう事なんじゃないですか。まぁ、それくらい報道をコントロールしようっていう、まぁ、そういう動きになっているワケですよねぇ。

只ね、私、非常に興味深いのは、そのニューヨークタイムスとICIJの、その流出文書、これニューヨークタイムスは、もうハッキリ書いているんですけども、中国の政治指導部のメンバーから入手したと。

且つ、その政治指導部のメンバーなる人は、何故提供したかというと、習近平を含めて、中国指導部が、その大量のねウィグル人を拘束なんて、こんな犯罪性から逃れる事が無い様にする為だと。要するに告発しているワケですよ。

お前たちのやっている事はナチスと同じじゃないかと。まぁ、酷い事を言えば。っていう事で、告発する為に内部告発した。という事はですよ、一枚岩と思われてきた中国共産党の内部にも、実はそうやって、習体制に反旗を翻す人物が少なからず居るって事ですよね。


飯田:かなり不満が溜まってきている…


長谷川:だってニューヨークタイムズの報道とそのICIJの報道って違うんですよ。っていう事は文書はね、何種類もある。ニューヨークタイムズは400頁位あるって。ICIJもかなりな分量なんですけれども。どうもね、私チラチラチラと英語版で見る限り、これは全然別物だなっていう感じがします。

という事は、流出ルートも複数あるって事でしょ。っていう事は、それ位大きいんですよ。その反習近平勢力が。そこがやっぱり一番の注目点かなぁと思ってますねぇ。


ウイグル文書と香港人権法 国際社会が中国非難強める…習近平政権の“アキレス腱”に



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