これはスパイ失敗案件の可能性も 30年来の友人として上念司氏が熱弁
https://youtu.be/C14U59uo1JQ
【DHC】2019/12/25(水) 上念司×ケント・ギルバート×居島一平【虎ノ門ニュース】より
上念:最初にですね、秋元君の事をやらせて下さい。もうすぐ逮捕されてしまうかもしれないので。
(※逮捕されてしまいました。)
居島:新聞各紙1面で踊っておりましたが。
このニュースから深入り参りましょう。
産経新聞の記事の概要です。カジノを含む統合型リゾート施設への日本参入を目指していた中国企業を巡る外為法違反事件で、海外から不正に現金を持ち込んだとされる同社(500ドットコム)日本法人の役員を名乗る日本人男性らが東京地検特捜部の調べに対し、自民党の秋元司衆議院側に現金を渡したと供述していることが、24日関係者への取材で分かりました。
特捜部はIR担当副大臣だった秋元氏や、秋元氏の元政策秘書が同社に便宜を図る見返りに現金を受け取った疑いが強まったとして、収賄容疑で逮捕状を取りました。近く逮捕する構えです。
特捜部は既に秋元氏から任意聴取していますが、秋元氏は複数回に渡る産経新聞の取材に対し、中国企業側からのお金は一銭も入っておらず、不正は一切無いと否定していました。この段階での記事ではこうなっていますけどね。
ケントギルバート:どっちが本当なんですかね。
上念:一応ですね、今から私が申し上げる事は、私自身が秋元君とはもう、30年近い友人関係に有りですね、弁論部の後輩ですよ。秋元は倉山の同期です。僕が4年生だった時、1年生で、
居島:倉山満さんが?
上念:そうです。倉山は僕の辞達学会の後輩ですが、秋元はね、当時僕が面倒を見ていた大東文化大学の大東雄弁会のまぁ、新入生として入ってきた男で、それ以来ズーッとまぁ、此処まで有人関係できた人間ですので、今から私が言う事は、結構、秋元に肩入れしていると思った人は、そうじゃないと反論して頂いても全然問題無いです。
私なりにこの事件を客観的に見た感じを言いますとですね、恐らくですけど、今回の事件は、アメリカ側からもたらされた情報を基に立件しているのかなぁと思います。
ケントギルバート:又、アメリカか。
上念:あのぉ、オーストラリアと…それから台湾で、スパイが二人、まぁ、オーストラリアは亡命、台湾はほぼほぼ亡命に近い形でワザと逮捕されるという事で二人捕まりましたよね。この二人がなんか膨大な資料をもたらしたみたいなんですよ。
その中で、秋元さんにお金を沢山渡して俺たちの手駒にして使ってるんですよみたいなモリモリの報告書が多分あったと思うんです。俺の予想ですけど。こっからはね。もうメッチャ盛ってる報告書ね。
スパイもほら…工作資金を貰って、工作したのを効いたって報告しないと、又、金貰えないんで、メッチャ盛った報告書を書いて報告したんですけど、実際には、間に立った奴と、そのスパイ本人が、金、ネコババして、秋元は金貰ってないんじゃないかっていうのが、僕の見立てです。
ケントギルバート:なぁ~るほど
上念:スパイと間にブローカーと、その次に元秘書と、その次に秋元なんです。間に二人入っているんですよ。で、どうもこの元秘書も貰ってねぇんじゃないかって感じで。本家のスパイが半分ピンハネして、残り半分、そのブローカーがピンハネした可能性も無きにしも非ず。
居島:ハァ~中国では、つい最近も、あの殺し屋のね
上念:殺し屋の5次下請け
居島:下請け、下請け、下請けで
上念:こんなんじゃ合わないからって当局にチクりましたっていうのがありましたよね。
居島:結局露見しちゃったっていう
上念:そうそうそうそう。
居島:まぬけな例がありましたけど。それにチョッと似た感じ?
上念:そうなんです。
居島:の可能性があるって事ですか?
上念:なんで、そう思うかって言うと、チャイナのスパイが何で今、亡命してるかっていう理由なんですよ。昔はね、スパイ活動やって、こんなにやりましたって言うと、「そうか、そうか」ってボーナスとか結構気前よくくれたんですよ。
でも、今、習近平が例の腐敗追放を初めてから、スパイもね、経済効率評価みたいな事されてるらしくて、工作資金が…もう、金無いみたいで、結構ショボくて、で、まぁ、これ八重洲イブニングラボに書いたので、詳しくは言えませんけど、某大物工作員も、干されたんです。
最近。習近平になってから。だからやってらんねぇよ~みたいな感じで、今の内にチョッとやっとくかみたいなのはあったと思います。
ケントギルバート:中国らしいね。
上念:ネッ、予想です。なので…金貰ってないので、日本の法律的には不成立になる可能性があると思うんですよ。
ケントギルバート:ホントにもらってないんだったら、もらったって事を立証できないでしょ。
上念:そうです。だから産経の記事なんかを読むと、元秘書を介して現金の授受って言ってんだけど、そもそも秘書も貰ってねぇし、本人も貰ってなくて、証拠もないと、結構公判を維持するのは大変かもしれない。
ケントギルバート:難しいですね。
上念:なので、そういう意味では、工作失敗案件ではないかというのが、私の今の見方です。そういう見方を、「どうせ、お前は友達だから、秋元庇いやがって」って思うなら、別にそう思って頂いて全然結構です。俺も否定もしませんし。
で、あるんですけど、とは言えですよ、チャイナの会社からそんなさぁと、お金貰う算段したらダメじゃんと。
居島:そもそもね。
上念:秋元、脇甘いよというのは、全くその通りで。ただ、でも、秋元の名誉の為に言わして貰うと、あいつ別に共産主義も信奉してなければ、習近平を神様の様に崇めたりもしてないですよ。
実際に、チャイナマネーがアイツの所にどれだけ入っているのか俺は知らないですけど、彼は、そんな事しなくても、元々起業家として金儲けてますから。あの…AKBのプロデュースなんかにも実は関わったりしてる様な
居島:エー、そんなお仕事まで
上念:ハイ、色々。落選中にやってたお仕事なんかね。そもそも政治家になる前からも、ズーッと商売やってる男で…で、秋元君の事…少し長くなりますけど、彼のまぁ、生い立ちというかですね、僕の知っている範囲の事を言わしてもらうと、彼はねぇ、二浪なんです。
浪人なんです。なんで二浪かと言うとね、高校卒業してから、1回社会人なってたんですよ。で、社会人やってから一念発起して、やっぱ大学行かなきゃって言って、で…ホント、バブルの最末期ですよね。1991年に大学1年生として、入ってきたんです。
彼は確か…確かですけど、母子家庭で、経済的には結構大変だった筈なんですよ。なので、もう、大学入学と同時に、当時ていう学生起業ですね。バブルの終わり頃ですけど、学生起業して、人材派遣みたいな仕事をしていたんですよ。
僕は彼を見て本当に偉いなぁ、苦労人だなって、ズッと言ってたんです。ホントに。で、秋元君が政治家になる道を作ったのは実は私でして。
居島:エー、
ケントギルバート:あっそう!
上念:ハイ。私の一つ上の先輩、私は全関東学生雄弁連盟…弁論部が集まる連盟の委員長をやってたんですけど、私の前の委員長、大関衛(おおぜきまもる)さんという方で、もう、実は故人なんです。
今年の3月に亡くなっちゃったんですけど、秋田の県議会議員で、自民党の県会幹事長もやってた大物嫌疑が居るんですけど、この大関衛さんがですね、当時自民党議員だった御法川 英文(みのりかわひでふみ)先生というね、秋田選出の議員の学生秘書やってたんですよ。
その関係で、東京後援会とか、それも仕切ってたんで、保坂三蔵さんとすごく仲良かったんです。で、その保坂三蔵さんのところで、選挙やるんで…都議選じゃなくて、知事選に出たのかな…保坂さんが、その関係で、保坂さんの処にチョッと人を入れてくれっというので、確か秋元君が呼ばれて、そこで僕は秋元君と大関さんを繋いだんですよね。
大関さんはOBですよ。僕の1個上なんで。そいてOBの大関さんさんと秋元を繋いで、そいで秋元と大関さんが結構やっていた処、保坂さんとも繋がりができ、で、その保坂三蔵繋がりで、彼は多分、小林興起の秘書になったと。
居島:あぁ、あの小林興起さん。
上念:ハイ。そうなんです。で、小林興起の秘書として、ブイブイいわしてたんですけど、小林興起が例の郵政解散で、党を離れる直前の…あの造反する直前の参院選で、彼は秘書をやめて、比例区で立候補して。
で、秋元ですから、「あ」の力ですよ。我々「あ」の力って言うんですけど、「あ」の力でトップ当選したんですよ、当時…参議院議員。
その後、安倍総理が第1次安倍政権で、第1次安倍政権下で、安倍さん退陣の切欠になった参院選ありますよね。あすこで落選しちゃったんです。
そいで落選して2012年迄浪人してたんですけど、その間に、今回問題になった会社というのとも、まぁ、要するに収入無いですから、顧問やってチョッとお金貰ったりとかね。チョッと講演したりとかっていう事を結構やってたんですよ。
初当選した時は、結構、秋元調子のってたんですけど、落選した時は、非常に謙虚になっていまして、頑張れよって、当時励まして。
で…更に言うと、丁度秋元が、落選中の時かなぁ…私の一代下の日大雄弁会のOBで、全関東学生雄弁会の僕の次の委員長ですね、僕45代委員長何ですけど、大関さんは44代。
で、僕の下が、46代ですよね。46代委員長の石井君っていうのが亡くなっちゃったんですよね。
で、亡くなった石井君を追悼しようというので、まぁ、当時ね、弁論部時代毎週日曜日に打ち合わせをする喫茶店があるんですよ。新宿に。
そこのまぁ、団体ルームとかがあって、まだ残っているっていうんで、そこ貸し切りで追悼会やった時に、秋元君、多分落選中だったと思うんですけど、色々回んなきゃいけない忙しい所、来てくれてね。石井先輩の追悼に来ましたって。
まぁ、それ以降、2012年の第2次安倍政権の時に当選し、その後、比例復活も2回だったですけど、前回の選挙では柿澤未途さんを破ってね、小選挙区で。で、まぁ、見事に当選して、副大臣もね、横滑りで2回歴任し…ですね、まぁ、ここ迄やってきたと。
で、何が言いたいかと言うと、あいつは二世でもなければ、元官僚でもないんです。
居島:まぁ、苦労人と言いますか…
上念:そうです。今にしては珍しい党人派の苦労人なんですよ。なので、まぁ、そういう意味で…これは俺の予想ですよ…あいつのだから、後ろ盾は金しか無いんですね。そういう意味では。
居島:まぁ、直接的な表現ですけど…
上念:後ろ盾が金しか無いので、だから、まぁ、これチョッとスパイ案件かなぁ…と思いつつも、金くれるなら良いかぁ…みたいなのは…あったのかもしれない。わかんないす。無かったのかもしれない。でも、それでやってみたら、この件、そもそも…IRもそもそもダメだったし、これ全然金にならなかったワケですよ。
金も貰えなかったし、寧ろ、向こうに払ってたワケでしょ。アレもね、多分ね、払ってたお金、予想ですけど、もし上手くいった時に、お金受け取る為の、ペーパーカンパニーを作るお金だったかもしれないです。ひょっとしたらね。
でも、結局受け取れなかったんで、骨折り損のくたびれ儲けどころか、くたびれ損だったワケですけど。まぁ、そういう意味で言うと、犯罪は構成していないかもしれないけど、政治家として道義的責任はどうなのかと言われたら、それはあるかもしれないです。
で、今の、僕の想像で言ってますから、もしこれが事実なら、秋元君はシッカリと詫びを入れて、もうチャイナとは一切関わりませんと。俺は二階派ですけど、チャイナ嫌いですみたいな事をシッカリ宣言してやれば。こいつ別にチャイナ好きとか無いですから。本当にないですから。それだけは言えますから。
ただ、そうやって金貰うと操られちゃうんですよね。だから、やっぱ気を付けないといけないし、今回、金貰わなかったんで、操られてはないと思いますが、後はですね、この後、起訴されて裁判なるかもしれないですけど、まぁ、その裁判で、どういう結果になるかっていうのを見守って、その結果が出たら、私も判断したいなという風に思っています。スイマセン、長くなりましたけど。
居島:イエイエ。
上念:あのぉ、友達の話なんで。
虎ノ門ニュースだけが報じた疑惑と米国の関与 みやわきチャンネル(仮)
IR参入めぐる政界汚職事件、秋元議員逮捕、白須賀議員事務所など捜索
2019.12.25 20:55 社会 事件・疑惑
カジノを含む統合型リゾート施設(IR)への日本参入を目指していた中国企業「500ドットコム」側から現金300万円を受け取るなどしたとして、東京地検特捜部は25日、収賄容疑で、IR担当の内閣府副大臣だった衆院議員、秋元司容疑者(48)=東京15区=を逮捕した。
関係者によると、「一切身に覚えがない」と容疑を否認している。秋元容疑者は同日、自民党を離党した。IR参入をめぐる外為法違反事件は、政界の汚職事件へと発展した。
現職国会議員の逮捕は、平成22年1月に小沢一郎衆院議員の資金管理団体「陸山会」をめぐる政治資金規正法違反事件で逮捕された石川知裕衆院議員(当時)以来、約10年ぶり。
特捜部はこの日、事件の関係先として千葉県印西(いんざい)市にある自民党の白須賀貴樹衆院議員(44)の事務所や宮城県石巻市にある自民党の勝沼栄明(しげあき)前衆院議員の事務所を家宅捜索した。
白須賀氏は29年12月、秋元容疑者とともに広東省深圳にある500社本社を訪問していた。
特捜部は贈賄容疑で500社元副社長、鄭希ことジェン・シー(37)=東京都港区▽同社元顧問、紺野昌彦(48)=那覇市▽同社元顧問、仲里勝憲(47)=沖縄県浦添市-の3容疑者も逮捕した。関係者によると、一部容疑者は調べに対し、利益供与を認めている。
秋元容疑者の逮捕容疑は、IR担当の内閣府副大臣だった平成29年9月下旬、同社のIR事業で便宜を受けたいとの趣旨だと知りながら、東京都内で現金300万円を受領。30年2月中旬には、妻子と北海道旅行への招待を受け、旅費など約70万円相当の利益供与を受けたとしている。
秋元容疑者は29年8月に500社が那覇市で開いたIRに関するシンポジウムで基調講演を行ったほか、12月には本社を訪れ、経営トップと面会していた。
秋元容疑者は25日、産経新聞の取材に「500社側から金銭はもらっていない」と容疑を否定した。
特捜部は今月19日、無届けで国内へ現金数百万円を持ち込んだとされる外為法違反事件の関係先として、秋元容疑者の事務所を家宅捜索し、秋元容疑者の関与を調べていた。
秋元容疑者は東京都出身で、国会議員秘書を経て16年7月に参院比例代表で初当選。22年の参院選で落選したが、くら替えして24年に衆院議員となり、現在3期目。29年8月から今年9月まで内閣府副大臣を務め、昨年10月まではIRを担当していた。
©2018 The Sankei Shimbun All rights reserved.
「検察と戦う」と秋元容疑者、メールで知人に潔白訴え
2019.12.25 20:13 産経新聞 社会 事件・疑惑
知人のもとに届いた収賄容疑で逮捕された秋元司容疑者からのメッセージ=25日、東京都千代田区(納冨康撮影)
カジノを含む統合型リゾート施設(IR)をめぐる不正疑惑は25日、約10年ぶりとなる現職国会議員の逮捕に発展した。東京地検特捜部に収賄容疑で逮捕された元IR担当副大臣、秋元司容疑者(48)は、過去にもさまざまな疑惑が浮上した人物で、脇の甘さを指摘する関係者も少なくない。政治家と海外資本をつなぐ「ブローカー」の存在も注目され、誘致を目指す自治体には戸惑いが広がった。
この日、秋元容疑者の都内の自宅や地元事務所は早朝から多くの報道陣が集まり、騒然となった。特捜部による捜査の手が迫る中、秋元容疑者は午前10時すぎ、自身のツイッターで「このような事態となりお騒がせしていることを、お詫び申し上げます」と投稿した。
知人にも25日未明、「金(賄賂)も口利きもしていません。検察と戦います」などとするメールを寄せ、身の潔白を主張していた。
東京都出身で、大学在学中から小林興起元衆院議員の学生秘書として活動し、卒業後は公設秘書になった。平成16年7月の参院選に比例代表で出馬し、自民党2位の得票数で初当選。22年の参院選で落選したが、くら替えして24年の衆院選で比例復活当選し、現在3期目だ。
秋元容疑者について、元秘書の男性は「当選すると鼻高々になる政治家が多いが、彼は謙虚。当選しても街頭演説はやるし、小さい会合にも出る。義理人情に厚く、受けた恩は何年たっても忘れない」と話す。その人情家ぶりは、支援者との近さにも表れていたようだ。
今年7月には、企業主導型保育事業をめぐる助成金詐欺事件で起訴された福岡市の保育コンサルタント会社代表の男性被告が、秋元容疑者との親密さを取引先企業などにアピール。政治資金パーティー券を複数企業に購入させていたことなどから、男性被告との関係に疑惑の目が向けられた。
秋元容疑者は当時、企業主導型保育事業を所管する内閣府の副大臣で、報道陣に対し「男性被告とは5、6年会った記憶がない」と話していた。
ただ、この男性被告と秋元容疑者は秘書時代から長年の付き合いがあったという。当時を知る関係者は「清濁併せのむタイプ。大企業や業界団体ではない表にできない人脈を多く持ち、どこからともなく資金を集めていた」と話し、資金繰りにたけていたと証言する。事務所関係者によると、政治団体への収入は年間総額1億円近くあった。
今年4月には週刊文春で、秋元容疑者が大手化学メーカー社長に対し、同社代理店の取引先に融資していた金融業者に代わり、連帯保証人として返済を督促したとも報道された。古い知人は「誰かに何かお願いされると、その場で電話をかけてしまう。それを悪いことだと思っていないようだった。今までは法的にすれすれだったから良かったのだろう」と話した。
多数の留学生が所在不明となった東京福祉大をめぐっては、26年4月から29年7月まで運営する学校法人の理事だった。任期中に留学生が急増したとして、国会で野党から責任を追及された際は「受け入れ拡大の報告がなかった。直接知り得る立場ではなかった」と弁明した。
©2018 The Sankei Shimbun All rights reserved.
秋元司氏のTwitter
https://youtu.be/C14U59uo1JQ
【DHC】2019/12/25(水) 上念司×ケント・ギルバート×居島一平【虎ノ門ニュース】より
上念:最初にですね、秋元君の事をやらせて下さい。もうすぐ逮捕されてしまうかもしれないので。
(※逮捕されてしまいました。)
居島:新聞各紙1面で踊っておりましたが。
このニュースから深入り参りましょう。
産経新聞の記事の概要です。カジノを含む統合型リゾート施設への日本参入を目指していた中国企業を巡る外為法違反事件で、海外から不正に現金を持ち込んだとされる同社(500ドットコム)日本法人の役員を名乗る日本人男性らが東京地検特捜部の調べに対し、自民党の秋元司衆議院側に現金を渡したと供述していることが、24日関係者への取材で分かりました。
特捜部はIR担当副大臣だった秋元氏や、秋元氏の元政策秘書が同社に便宜を図る見返りに現金を受け取った疑いが強まったとして、収賄容疑で逮捕状を取りました。近く逮捕する構えです。
特捜部は既に秋元氏から任意聴取していますが、秋元氏は複数回に渡る産経新聞の取材に対し、中国企業側からのお金は一銭も入っておらず、不正は一切無いと否定していました。この段階での記事ではこうなっていますけどね。
ケントギルバート:どっちが本当なんですかね。
上念:一応ですね、今から私が申し上げる事は、私自身が秋元君とはもう、30年近い友人関係に有りですね、弁論部の後輩ですよ。秋元は倉山の同期です。僕が4年生だった時、1年生で、
居島:倉山満さんが?
上念:そうです。倉山は僕の辞達学会の後輩ですが、秋元はね、当時僕が面倒を見ていた大東文化大学の大東雄弁会のまぁ、新入生として入ってきた男で、それ以来ズーッとまぁ、此処まで有人関係できた人間ですので、今から私が言う事は、結構、秋元に肩入れしていると思った人は、そうじゃないと反論して頂いても全然問題無いです。
私なりにこの事件を客観的に見た感じを言いますとですね、恐らくですけど、今回の事件は、アメリカ側からもたらされた情報を基に立件しているのかなぁと思います。
ケントギルバート:又、アメリカか。
上念:あのぉ、オーストラリアと…それから台湾で、スパイが二人、まぁ、オーストラリアは亡命、台湾はほぼほぼ亡命に近い形でワザと逮捕されるという事で二人捕まりましたよね。この二人がなんか膨大な資料をもたらしたみたいなんですよ。
その中で、秋元さんにお金を沢山渡して俺たちの手駒にして使ってるんですよみたいなモリモリの報告書が多分あったと思うんです。俺の予想ですけど。こっからはね。もうメッチャ盛ってる報告書ね。
スパイもほら…工作資金を貰って、工作したのを効いたって報告しないと、又、金貰えないんで、メッチャ盛った報告書を書いて報告したんですけど、実際には、間に立った奴と、そのスパイ本人が、金、ネコババして、秋元は金貰ってないんじゃないかっていうのが、僕の見立てです。
ケントギルバート:なぁ~るほど
上念:スパイと間にブローカーと、その次に元秘書と、その次に秋元なんです。間に二人入っているんですよ。で、どうもこの元秘書も貰ってねぇんじゃないかって感じで。本家のスパイが半分ピンハネして、残り半分、そのブローカーがピンハネした可能性も無きにしも非ず。
居島:ハァ~中国では、つい最近も、あの殺し屋のね
上念:殺し屋の5次下請け
居島:下請け、下請け、下請けで
上念:こんなんじゃ合わないからって当局にチクりましたっていうのがありましたよね。
居島:結局露見しちゃったっていう
上念:そうそうそうそう。
居島:まぬけな例がありましたけど。それにチョッと似た感じ?
上念:そうなんです。
居島:の可能性があるって事ですか?
上念:なんで、そう思うかって言うと、チャイナのスパイが何で今、亡命してるかっていう理由なんですよ。昔はね、スパイ活動やって、こんなにやりましたって言うと、「そうか、そうか」ってボーナスとか結構気前よくくれたんですよ。
でも、今、習近平が例の腐敗追放を初めてから、スパイもね、経済効率評価みたいな事されてるらしくて、工作資金が…もう、金無いみたいで、結構ショボくて、で、まぁ、これ八重洲イブニングラボに書いたので、詳しくは言えませんけど、某大物工作員も、干されたんです。
最近。習近平になってから。だからやってらんねぇよ~みたいな感じで、今の内にチョッとやっとくかみたいなのはあったと思います。
ケントギルバート:中国らしいね。
上念:ネッ、予想です。なので…金貰ってないので、日本の法律的には不成立になる可能性があると思うんですよ。
ケントギルバート:ホントにもらってないんだったら、もらったって事を立証できないでしょ。
上念:そうです。だから産経の記事なんかを読むと、元秘書を介して現金の授受って言ってんだけど、そもそも秘書も貰ってねぇし、本人も貰ってなくて、証拠もないと、結構公判を維持するのは大変かもしれない。
ケントギルバート:難しいですね。
上念:なので、そういう意味では、工作失敗案件ではないかというのが、私の今の見方です。そういう見方を、「どうせ、お前は友達だから、秋元庇いやがって」って思うなら、別にそう思って頂いて全然結構です。俺も否定もしませんし。
で、あるんですけど、とは言えですよ、チャイナの会社からそんなさぁと、お金貰う算段したらダメじゃんと。
居島:そもそもね。
上念:秋元、脇甘いよというのは、全くその通りで。ただ、でも、秋元の名誉の為に言わして貰うと、あいつ別に共産主義も信奉してなければ、習近平を神様の様に崇めたりもしてないですよ。
実際に、チャイナマネーがアイツの所にどれだけ入っているのか俺は知らないですけど、彼は、そんな事しなくても、元々起業家として金儲けてますから。あの…AKBのプロデュースなんかにも実は関わったりしてる様な
居島:エー、そんなお仕事まで
上念:ハイ、色々。落選中にやってたお仕事なんかね。そもそも政治家になる前からも、ズーッと商売やってる男で…で、秋元君の事…少し長くなりますけど、彼のまぁ、生い立ちというかですね、僕の知っている範囲の事を言わしてもらうと、彼はねぇ、二浪なんです。
浪人なんです。なんで二浪かと言うとね、高校卒業してから、1回社会人なってたんですよ。で、社会人やってから一念発起して、やっぱ大学行かなきゃって言って、で…ホント、バブルの最末期ですよね。1991年に大学1年生として、入ってきたんです。
彼は確か…確かですけど、母子家庭で、経済的には結構大変だった筈なんですよ。なので、もう、大学入学と同時に、当時ていう学生起業ですね。バブルの終わり頃ですけど、学生起業して、人材派遣みたいな仕事をしていたんですよ。
僕は彼を見て本当に偉いなぁ、苦労人だなって、ズッと言ってたんです。ホントに。で、秋元君が政治家になる道を作ったのは実は私でして。
居島:エー、
ケントギルバート:あっそう!
上念:ハイ。私の一つ上の先輩、私は全関東学生雄弁連盟…弁論部が集まる連盟の委員長をやってたんですけど、私の前の委員長、大関衛(おおぜきまもる)さんという方で、もう、実は故人なんです。
今年の3月に亡くなっちゃったんですけど、秋田の県議会議員で、自民党の県会幹事長もやってた大物嫌疑が居るんですけど、この大関衛さんがですね、当時自民党議員だった御法川 英文(みのりかわひでふみ)先生というね、秋田選出の議員の学生秘書やってたんですよ。
その関係で、東京後援会とか、それも仕切ってたんで、保坂三蔵さんとすごく仲良かったんです。で、その保坂三蔵さんのところで、選挙やるんで…都議選じゃなくて、知事選に出たのかな…保坂さんが、その関係で、保坂さんの処にチョッと人を入れてくれっというので、確か秋元君が呼ばれて、そこで僕は秋元君と大関さんを繋いだんですよね。
大関さんはOBですよ。僕の1個上なんで。そいてOBの大関さんさんと秋元を繋いで、そいで秋元と大関さんが結構やっていた処、保坂さんとも繋がりができ、で、その保坂三蔵繋がりで、彼は多分、小林興起の秘書になったと。
居島:あぁ、あの小林興起さん。
上念:ハイ。そうなんです。で、小林興起の秘書として、ブイブイいわしてたんですけど、小林興起が例の郵政解散で、党を離れる直前の…あの造反する直前の参院選で、彼は秘書をやめて、比例区で立候補して。
で、秋元ですから、「あ」の力ですよ。我々「あ」の力って言うんですけど、「あ」の力でトップ当選したんですよ、当時…参議院議員。
その後、安倍総理が第1次安倍政権で、第1次安倍政権下で、安倍さん退陣の切欠になった参院選ありますよね。あすこで落選しちゃったんです。
そいで落選して2012年迄浪人してたんですけど、その間に、今回問題になった会社というのとも、まぁ、要するに収入無いですから、顧問やってチョッとお金貰ったりとかね。チョッと講演したりとかっていう事を結構やってたんですよ。
初当選した時は、結構、秋元調子のってたんですけど、落選した時は、非常に謙虚になっていまして、頑張れよって、当時励まして。
で…更に言うと、丁度秋元が、落選中の時かなぁ…私の一代下の日大雄弁会のOBで、全関東学生雄弁会の僕の次の委員長ですね、僕45代委員長何ですけど、大関さんは44代。
で、僕の下が、46代ですよね。46代委員長の石井君っていうのが亡くなっちゃったんですよね。
で、亡くなった石井君を追悼しようというので、まぁ、当時ね、弁論部時代毎週日曜日に打ち合わせをする喫茶店があるんですよ。新宿に。
そこのまぁ、団体ルームとかがあって、まだ残っているっていうんで、そこ貸し切りで追悼会やった時に、秋元君、多分落選中だったと思うんですけど、色々回んなきゃいけない忙しい所、来てくれてね。石井先輩の追悼に来ましたって。
まぁ、それ以降、2012年の第2次安倍政権の時に当選し、その後、比例復活も2回だったですけど、前回の選挙では柿澤未途さんを破ってね、小選挙区で。で、まぁ、見事に当選して、副大臣もね、横滑りで2回歴任し…ですね、まぁ、ここ迄やってきたと。
で、何が言いたいかと言うと、あいつは二世でもなければ、元官僚でもないんです。
居島:まぁ、苦労人と言いますか…
上念:そうです。今にしては珍しい党人派の苦労人なんですよ。なので、まぁ、そういう意味で…これは俺の予想ですよ…あいつのだから、後ろ盾は金しか無いんですね。そういう意味では。
居島:まぁ、直接的な表現ですけど…
上念:後ろ盾が金しか無いので、だから、まぁ、これチョッとスパイ案件かなぁ…と思いつつも、金くれるなら良いかぁ…みたいなのは…あったのかもしれない。わかんないす。無かったのかもしれない。でも、それでやってみたら、この件、そもそも…IRもそもそもダメだったし、これ全然金にならなかったワケですよ。
金も貰えなかったし、寧ろ、向こうに払ってたワケでしょ。アレもね、多分ね、払ってたお金、予想ですけど、もし上手くいった時に、お金受け取る為の、ペーパーカンパニーを作るお金だったかもしれないです。ひょっとしたらね。
でも、結局受け取れなかったんで、骨折り損のくたびれ儲けどころか、くたびれ損だったワケですけど。まぁ、そういう意味で言うと、犯罪は構成していないかもしれないけど、政治家として道義的責任はどうなのかと言われたら、それはあるかもしれないです。
で、今の、僕の想像で言ってますから、もしこれが事実なら、秋元君はシッカリと詫びを入れて、もうチャイナとは一切関わりませんと。俺は二階派ですけど、チャイナ嫌いですみたいな事をシッカリ宣言してやれば。こいつ別にチャイナ好きとか無いですから。本当にないですから。それだけは言えますから。
ただ、そうやって金貰うと操られちゃうんですよね。だから、やっぱ気を付けないといけないし、今回、金貰わなかったんで、操られてはないと思いますが、後はですね、この後、起訴されて裁判なるかもしれないですけど、まぁ、その裁判で、どういう結果になるかっていうのを見守って、その結果が出たら、私も判断したいなという風に思っています。スイマセン、長くなりましたけど。
居島:イエイエ。
上念:あのぉ、友達の話なんで。
虎ノ門ニュースだけが報じた疑惑と米国の関与 みやわきチャンネル(仮)
IR参入めぐる政界汚職事件、秋元議員逮捕、白須賀議員事務所など捜索
2019.12.25 20:55 社会 事件・疑惑
カジノを含む統合型リゾート施設(IR)への日本参入を目指していた中国企業「500ドットコム」側から現金300万円を受け取るなどしたとして、東京地検特捜部は25日、収賄容疑で、IR担当の内閣府副大臣だった衆院議員、秋元司容疑者(48)=東京15区=を逮捕した。
関係者によると、「一切身に覚えがない」と容疑を否認している。秋元容疑者は同日、自民党を離党した。IR参入をめぐる外為法違反事件は、政界の汚職事件へと発展した。
現職国会議員の逮捕は、平成22年1月に小沢一郎衆院議員の資金管理団体「陸山会」をめぐる政治資金規正法違反事件で逮捕された石川知裕衆院議員(当時)以来、約10年ぶり。
特捜部はこの日、事件の関係先として千葉県印西(いんざい)市にある自民党の白須賀貴樹衆院議員(44)の事務所や宮城県石巻市にある自民党の勝沼栄明(しげあき)前衆院議員の事務所を家宅捜索した。
白須賀氏は29年12月、秋元容疑者とともに広東省深圳にある500社本社を訪問していた。
特捜部は贈賄容疑で500社元副社長、鄭希ことジェン・シー(37)=東京都港区▽同社元顧問、紺野昌彦(48)=那覇市▽同社元顧問、仲里勝憲(47)=沖縄県浦添市-の3容疑者も逮捕した。関係者によると、一部容疑者は調べに対し、利益供与を認めている。
秋元容疑者の逮捕容疑は、IR担当の内閣府副大臣だった平成29年9月下旬、同社のIR事業で便宜を受けたいとの趣旨だと知りながら、東京都内で現金300万円を受領。30年2月中旬には、妻子と北海道旅行への招待を受け、旅費など約70万円相当の利益供与を受けたとしている。
秋元容疑者は29年8月に500社が那覇市で開いたIRに関するシンポジウムで基調講演を行ったほか、12月には本社を訪れ、経営トップと面会していた。
秋元容疑者は25日、産経新聞の取材に「500社側から金銭はもらっていない」と容疑を否定した。
特捜部は今月19日、無届けで国内へ現金数百万円を持ち込んだとされる外為法違反事件の関係先として、秋元容疑者の事務所を家宅捜索し、秋元容疑者の関与を調べていた。
秋元容疑者は東京都出身で、国会議員秘書を経て16年7月に参院比例代表で初当選。22年の参院選で落選したが、くら替えして24年に衆院議員となり、現在3期目。29年8月から今年9月まで内閣府副大臣を務め、昨年10月まではIRを担当していた。
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「検察と戦う」と秋元容疑者、メールで知人に潔白訴え
2019.12.25 20:13 産経新聞 社会 事件・疑惑
知人のもとに届いた収賄容疑で逮捕された秋元司容疑者からのメッセージ=25日、東京都千代田区(納冨康撮影)
カジノを含む統合型リゾート施設(IR)をめぐる不正疑惑は25日、約10年ぶりとなる現職国会議員の逮捕に発展した。東京地検特捜部に収賄容疑で逮捕された元IR担当副大臣、秋元司容疑者(48)は、過去にもさまざまな疑惑が浮上した人物で、脇の甘さを指摘する関係者も少なくない。政治家と海外資本をつなぐ「ブローカー」の存在も注目され、誘致を目指す自治体には戸惑いが広がった。
この日、秋元容疑者の都内の自宅や地元事務所は早朝から多くの報道陣が集まり、騒然となった。特捜部による捜査の手が迫る中、秋元容疑者は午前10時すぎ、自身のツイッターで「このような事態となりお騒がせしていることを、お詫び申し上げます」と投稿した。
知人にも25日未明、「金(賄賂)も口利きもしていません。検察と戦います」などとするメールを寄せ、身の潔白を主張していた。
東京都出身で、大学在学中から小林興起元衆院議員の学生秘書として活動し、卒業後は公設秘書になった。平成16年7月の参院選に比例代表で出馬し、自民党2位の得票数で初当選。22年の参院選で落選したが、くら替えして24年の衆院選で比例復活当選し、現在3期目だ。
秋元容疑者について、元秘書の男性は「当選すると鼻高々になる政治家が多いが、彼は謙虚。当選しても街頭演説はやるし、小さい会合にも出る。義理人情に厚く、受けた恩は何年たっても忘れない」と話す。その人情家ぶりは、支援者との近さにも表れていたようだ。
今年7月には、企業主導型保育事業をめぐる助成金詐欺事件で起訴された福岡市の保育コンサルタント会社代表の男性被告が、秋元容疑者との親密さを取引先企業などにアピール。政治資金パーティー券を複数企業に購入させていたことなどから、男性被告との関係に疑惑の目が向けられた。
秋元容疑者は当時、企業主導型保育事業を所管する内閣府の副大臣で、報道陣に対し「男性被告とは5、6年会った記憶がない」と話していた。
ただ、この男性被告と秋元容疑者は秘書時代から長年の付き合いがあったという。当時を知る関係者は「清濁併せのむタイプ。大企業や業界団体ではない表にできない人脈を多く持ち、どこからともなく資金を集めていた」と話し、資金繰りにたけていたと証言する。事務所関係者によると、政治団体への収入は年間総額1億円近くあった。
今年4月には週刊文春で、秋元容疑者が大手化学メーカー社長に対し、同社代理店の取引先に融資していた金融業者に代わり、連帯保証人として返済を督促したとも報道された。古い知人は「誰かに何かお願いされると、その場で電話をかけてしまう。それを悪いことだと思っていないようだった。今までは法的にすれすれだったから良かったのだろう」と話した。
多数の留学生が所在不明となった東京福祉大をめぐっては、26年4月から29年7月まで運営する学校法人の理事だった。任期中に留学生が急増したとして、国会で野党から責任を追及された際は「受け入れ拡大の報告がなかった。直接知り得る立場ではなかった」と弁明した。
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