米韓同盟破綻の可能性 北信奉の二人の文さん
https://youtu.be/0bnJRMLk5xc
【教えて!ワタナベさん】大混迷?!韓国2人の「文」はどこへ行く?[桜R1/9/21]より
今日は韓国のお話をさせて頂きたいと思います。
日韓関係が悪い。そんな中で日韓関係だけでなくて、米韓関係も過去最悪の状況になりそうになっております。
それについて、今日は、二人の文という事で、文政権を支える二人の文さんと、韓米同盟、破滅に向けて動き出した韓国の政界についてお話をさせて頂きたいと思います。
文政権を支える重要閣僚の中に、
文正仁(ムン・ジョンイン)という方がいらっしゃいます。この方は統一外交安全保障の特別補佐官に当たる人。延世大学の名誉特任教授でもある方なんです。
この方が現在、青瓦台で大きな力を持ち、文在寅に様々なアドバイスをされていると言われています。
その方がつい先日、GSOMIA破棄によって、米韓関係が悪化していく中で、この様に言いました。
開城工業団地など南北経済協力に支障が出ていることについて、
「開城工業団地に物資やバスが向っていくというと、全て国連軍司令部に事前申告しなくてはならない事になっている。もし、韓国国民がこれを知ったら、国連軍司令部は撤収しろというだろう」と答えたワケです。
実は韓国に於いては、文在寅政権の三代前の廬武鉉政権から、戦時統制権問題というものが生じていました。
朝鮮戦争の停戦当事国は、アメリカを中心とした国連軍と、北朝鮮と中国人民志願軍という構造になっており、ここに韓国は入っておりません。
朝鮮半島の安全保障は、現在もアメリカを中心とした国連軍と、北朝鮮との間で結ばれた停戦協定が前提になっているワケです。
その上で、アメリカ軍は韓国軍との間で同盟関係を結んでおり、アメリカ軍が韓国軍を指揮する形で、安全保障が成立している。
これを米韓合同軍事同盟と米韓合同指令部と言います。現在、米韓合同司令部の司令官はアメリカです。そして副司令官は韓国という構造になっています。
この為に、戦争が起きた時、朝鮮半島で有事が起きた時の指揮権はあくまでもアメリカにあります。
これを韓国は、韓国側に返して欲しいとズーッと述べてきたワケです。そして今回、文在寅政権になって、アメリカ側にこれを強く求め、アメリカはこれを承認しました。
これから米韓合同軍は、韓国軍司令官がトップになり、アメリカ軍の司令官がNo.2になる事になったワケです。
しかし、これに対して、大きな問題が起きました。先日の合同軍事訓練に於いて、韓国軍が指揮をしようとした所、この米韓合同軍はあくまでも、国連軍の指揮下にある。
国連軍はアメリカなので、アメリカの指揮権に於いて、この軍事訓練をするとアメリカが一方的に通告したワケです。
戦時統制権返還を目論んでいた文在寅政権にとっては、面白くない事態だったでしょう。
現実問題として現在は、国連軍の司令部というのは、横田基地にありますので、横田が韓国軍を指揮する構造になっているんです。
これに対して出た発言が、
国連軍司令部は撤収せよという言葉であり、これは米韓同盟の破綻、在韓米軍の撤退を意味する言葉でもあるワケです。
更にこの文正仁さんは、タス通信の取材に対して、
「韓国側が核兵器を保有している場合、アメリカとの同盟の必要はなくなるだろう。韓国はその様な兵器を持たない為、アメリカの影響力が残っている。
アメリカ側が韓国と日本にその様な武器を製造することを許可するならば、その地域でのアメリカの影響は著しく弱まるだろう」と述べました。
(タス通信2019年9月8日による)
更に言えば、韓国側では、韓国軍が新たに核兵器開発しようとした場合、6ケ月以内に韓国の技術だけで作る事が出来るだろうという事も報じられており、韓国の独自核保有についても、述べました。
又、北朝鮮の核保有を認める発言もしている為、北朝鮮と韓国が一体化した場合、北朝鮮の核を韓国軍も持つ事が出来るという論調も広がっております。
その前提に於いて、日本は韓国とこれからどの様に付き合っていったら良いのか、自国の安全保障について、深く考えなければいけない時期がやってきたのかもしれません。
更に、この文正仁氏の性格がよく出ているものとして、2017年9月29日の東亜日報のこの記事も付け加えておきます。
https://youtu.be/0bnJRMLk5xc
【教えて!ワタナベさん】大混迷?!韓国2人の「文」はどこへ行く?[桜R1/9/21]より
今日は韓国のお話をさせて頂きたいと思います。
日韓関係が悪い。そんな中で日韓関係だけでなくて、米韓関係も過去最悪の状況になりそうになっております。
それについて、今日は、二人の文という事で、文政権を支える二人の文さんと、韓米同盟、破滅に向けて動き出した韓国の政界についてお話をさせて頂きたいと思います。
文政権を支える重要閣僚の中に、
文正仁(ムン・ジョンイン)という方がいらっしゃいます。この方は統一外交安全保障の特別補佐官に当たる人。延世大学の名誉特任教授でもある方なんです。
この方が現在、青瓦台で大きな力を持ち、文在寅に様々なアドバイスをされていると言われています。
その方がつい先日、GSOMIA破棄によって、米韓関係が悪化していく中で、この様に言いました。
開城工業団地など南北経済協力に支障が出ていることについて、
「開城工業団地に物資やバスが向っていくというと、全て国連軍司令部に事前申告しなくてはならない事になっている。もし、韓国国民がこれを知ったら、国連軍司令部は撤収しろというだろう」と答えたワケです。
実は韓国に於いては、文在寅政権の三代前の廬武鉉政権から、戦時統制権問題というものが生じていました。
朝鮮戦争の停戦当事国は、アメリカを中心とした国連軍と、北朝鮮と中国人民志願軍という構造になっており、ここに韓国は入っておりません。
朝鮮半島の安全保障は、現在もアメリカを中心とした国連軍と、北朝鮮との間で結ばれた停戦協定が前提になっているワケです。
その上で、アメリカ軍は韓国軍との間で同盟関係を結んでおり、アメリカ軍が韓国軍を指揮する形で、安全保障が成立している。
これを米韓合同軍事同盟と米韓合同指令部と言います。現在、米韓合同司令部の司令官はアメリカです。そして副司令官は韓国という構造になっています。
この為に、戦争が起きた時、朝鮮半島で有事が起きた時の指揮権はあくまでもアメリカにあります。
これを韓国は、韓国側に返して欲しいとズーッと述べてきたワケです。そして今回、文在寅政権になって、アメリカ側にこれを強く求め、アメリカはこれを承認しました。
これから米韓合同軍は、韓国軍司令官がトップになり、アメリカ軍の司令官がNo.2になる事になったワケです。
しかし、これに対して、大きな問題が起きました。先日の合同軍事訓練に於いて、韓国軍が指揮をしようとした所、この米韓合同軍はあくまでも、国連軍の指揮下にある。
国連軍はアメリカなので、アメリカの指揮権に於いて、この軍事訓練をするとアメリカが一方的に通告したワケです。
戦時統制権返還を目論んでいた文在寅政権にとっては、面白くない事態だったでしょう。
現実問題として現在は、国連軍の司令部というのは、横田基地にありますので、横田が韓国軍を指揮する構造になっているんです。
これに対して出た発言が、
国連軍司令部は撤収せよという言葉であり、これは米韓同盟の破綻、在韓米軍の撤退を意味する言葉でもあるワケです。
更にこの文正仁さんは、タス通信の取材に対して、
「韓国側が核兵器を保有している場合、アメリカとの同盟の必要はなくなるだろう。韓国はその様な兵器を持たない為、アメリカの影響力が残っている。
アメリカ側が韓国と日本にその様な武器を製造することを許可するならば、その地域でのアメリカの影響は著しく弱まるだろう」と述べました。
(タス通信2019年9月8日による)
更に言えば、韓国側では、韓国軍が新たに核兵器開発しようとした場合、6ケ月以内に韓国の技術だけで作る事が出来るだろうという事も報じられており、韓国の独自核保有についても、述べました。
又、北朝鮮の核保有を認める発言もしている為、北朝鮮と韓国が一体化した場合、北朝鮮の核を韓国軍も持つ事が出来るという論調も広がっております。
その前提に於いて、日本は韓国とこれからどの様に付き合っていったら良いのか、自国の安全保障について、深く考えなければいけない時期がやってきたのかもしれません。
更に、この文正仁氏の性格がよく出ているものとして、2017年9月29日の東亜日報のこの記事も付け加えておきます。