1月1日に下記の記事が配信されました。
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■講談社、元旦広告をFacebookで発信……『進撃の巨人』を世界規模でPR
2014年1月1日(水) RBB Today
講談社は2014年1月1日0時より、Facebookを使った元旦広告を発信開始した。国内および海外9つの国(台湾、韓国、香港、タイ、インドネシア、イタリア、アメリカ、フランス、スペイン)と地域に向けたものとなる。
従来の出版社の元旦広告は、新聞を中心に展開されることが多かったが、講談社ではFacebookを用いることで、元旦広告を世界各国にも配信するのが狙い。なお国内の出版社としては初の試みだという。
広告のメインビジュアルは、人気コミック作品『進撃の巨人』(著:諫山創)で、各国語で「人類は団結して巨大な敵と戦うべきである」というキャッチとともに、巨人に挑みかかる調査兵団の姿が広告に描かれている。そのため、Facebook広告配信対象は、『進撃の巨人』を翻訳出版している国と地域となっている。
※元記事(各国向けの元旦広告ビジュアルもコチラ)
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おおおおお!
遂に日本の大手出版社も、ネットを使って、本格的に海外に進撃し始めた
っていう感じでしょうか。
「進撃の巨人」のアジアでの人気っぷりについては、昨年12月に下記の記事でも紹介されていました。
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■日本人はテレビ好き? Googleの2013年検索ランキング
「進撃の巨人」はアジアで大人気
20131218 ITmedia
米Googleは12月17日(現地時間)、2013年の検索ランキング「Zietgeist」を発表した。世界で最も注目が高かったのは故ネルソン・マンデラ大統領。日本では「あまちゃん」「半沢直樹」などドラマやアニメに関わる単語が多くクランクインし、特に「進撃の巨人」はアジア全体で人気を集めているようだ。
(中略)
特に「進撃の巨人」はアジア全体で大ヒット。同アニメの英語名「Attack on Titan」の検索数を「Mad Men」「Homeland」など米国の人気ドラマシリーズと比較しても、4月以降は大差を付けて注目度が高いことが分かる。韓国(1位)、台湾(4位)、香港(5位)においては現地語名がそれぞれ全体の検索数ランキングでもトップ5以内にランクインした。
同社のアジア太平洋地域担当者はブログで「ドラマやアニメに関する検索数が多く、テレビを見ながらスマートフォンを使うユーザーが他国より多いようだ。言語的に閉じている従来のイメージは徐々に変わりつつあり、『LINE』や『パズル&ドラゴンズ』など日本発のアプリがアジア全体に広がる様子が目立つ年だった」とまとめている。
※冒頭のグラフは同記事から転載。
※図注=「Attack on Titan」「Mad Men」「Homeland」の検索数比較(Google Trendsより)
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さてさて、
我々がここでて注目したいのは、
単に
●一出版社の一コンテンツがアジア他海外で人気を博し本格的なビジネス化を開始した
ということではありません。
↓
●遂に、日本にもアジア開発の尖兵となる旬なヒットコンテンツが生まれた
ということです。
以前、日経に
「韓国が韓流ドラマの勢いに乗って、様々な商品やブランドをアジアに浸透させることに成功させた」
という記事が掲載されていました。
※詳しくはコチラ。
つまり、
アジアでの「進撃の巨人」のヒットは、
同エリアに進出している(しようとしている)日本企業に大きなビジネスチャンスを生み出した
ということなのです。
キャラクターやコンテンツは、
ドラマと違って、
商品やブランドとのかけ合わせが可能です。
どんな商品でも、
ビジュアル的にも強烈なインパクトが作り出せる筈ですし
現地の人たちに手に取らせるストーリー(販促施策)もいくらでも作れると思います。
・・・というわけで
2014年、「進撃の巨人」が日本企業のアジア市場開発の尖兵となる
筈です。
(既にいろんな企業が動いていると思いますが)
今後「進撃」関連のニュースは注目です。
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※The reason why the title is“広告代理店はイヌと同じだ”
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■講談社、元旦広告をFacebookで発信……『進撃の巨人』を世界規模でPR
2014年1月1日(水) RBB Today
講談社は2014年1月1日0時より、Facebookを使った元旦広告を発信開始した。国内および海外9つの国(台湾、韓国、香港、タイ、インドネシア、イタリア、アメリカ、フランス、スペイン)と地域に向けたものとなる。
従来の出版社の元旦広告は、新聞を中心に展開されることが多かったが、講談社ではFacebookを用いることで、元旦広告を世界各国にも配信するのが狙い。なお国内の出版社としては初の試みだという。
広告のメインビジュアルは、人気コミック作品『進撃の巨人』(著:諫山創)で、各国語で「人類は団結して巨大な敵と戦うべきである」というキャッチとともに、巨人に挑みかかる調査兵団の姿が広告に描かれている。そのため、Facebook広告配信対象は、『進撃の巨人』を翻訳出版している国と地域となっている。
※元記事(各国向けの元旦広告ビジュアルもコチラ)
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おおおおお!
遂に日本の大手出版社も、ネットを使って、本格的に海外に進撃し始めた
っていう感じでしょうか。
「進撃の巨人」のアジアでの人気っぷりについては、昨年12月に下記の記事でも紹介されていました。
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■日本人はテレビ好き? Googleの2013年検索ランキング
「進撃の巨人」はアジアで大人気
20131218 ITmedia
米Googleは12月17日(現地時間)、2013年の検索ランキング「Zietgeist」を発表した。世界で最も注目が高かったのは故ネルソン・マンデラ大統領。日本では「あまちゃん」「半沢直樹」などドラマやアニメに関わる単語が多くクランクインし、特に「進撃の巨人」はアジア全体で人気を集めているようだ。
(中略)
特に「進撃の巨人」はアジア全体で大ヒット。同アニメの英語名「Attack on Titan」の検索数を「Mad Men」「Homeland」など米国の人気ドラマシリーズと比較しても、4月以降は大差を付けて注目度が高いことが分かる。韓国(1位)、台湾(4位)、香港(5位)においては現地語名がそれぞれ全体の検索数ランキングでもトップ5以内にランクインした。
同社のアジア太平洋地域担当者はブログで「ドラマやアニメに関する検索数が多く、テレビを見ながらスマートフォンを使うユーザーが他国より多いようだ。言語的に閉じている従来のイメージは徐々に変わりつつあり、『LINE』や『パズル&ドラゴンズ』など日本発のアプリがアジア全体に広がる様子が目立つ年だった」とまとめている。
※冒頭のグラフは同記事から転載。
※図注=「Attack on Titan」「Mad Men」「Homeland」の検索数比較(Google Trendsより)
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さてさて、
我々がここでて注目したいのは、
単に
●一出版社の一コンテンツがアジア他海外で人気を博し本格的なビジネス化を開始した
ということではありません。
↓
●遂に、日本にもアジア開発の尖兵となる旬なヒットコンテンツが生まれた
ということです。
以前、日経に
「韓国が韓流ドラマの勢いに乗って、様々な商品やブランドをアジアに浸透させることに成功させた」
という記事が掲載されていました。
※詳しくはコチラ。
つまり、
アジアでの「進撃の巨人」のヒットは、
同エリアに進出している(しようとしている)日本企業に大きなビジネスチャンスを生み出した
ということなのです。
キャラクターやコンテンツは、
ドラマと違って、
商品やブランドとのかけ合わせが可能です。
どんな商品でも、
ビジュアル的にも強烈なインパクトが作り出せる筈ですし
現地の人たちに手に取らせるストーリー(販促施策)もいくらでも作れると思います。
・・・というわけで
2014年、「進撃の巨人」が日本企業のアジア市場開発の尖兵となる
筈です。
(既にいろんな企業が動いていると思いますが)
今後「進撃」関連のニュースは注目です。
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※The reason why the title is“広告代理店はイヌと同じだ”
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