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名もなき毒

2008-11-27 | 読書

「名もなき毒」
宮部 みゆき 著

「誰か」の続編的な作品→読んでる途中で気付いた
「青酸カリ」を使った連続殺人→緊迫感が足りない

権力・地位・財産を手に入れても、「無力感」が付きまとう
誰の心の中にもある毒、社会に蔓延る毒、自分にもある毒
人を羨んだり、ネガティブに考える心をどの方向に持っていけるか
犯罪者になるかならないか→紙一重

次作、主人公は「私立探偵」になってそう
匂わすエンディング

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