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旅の友・ポップス編 (157) 『パリは燃えているか』

2017-07-14 13:31:20 | 旅の友・ポップス編

7月14日はフランスの革命記念日で、日本では俗に巴里祭ともいわれています。
そこで、今日と明日は巴里にちなんだ曲を並べることにしました。

『パリは燃えているか』 フランク・プウルセル楽団
”Is Paris Burning?” Franck Pourcel 【YOUTUBEより】


『パリは燃えているか』映画のエンディングより モーリス・ジャール楽団
”Is Paris Burning?” Final Scene 【YOUTUBEより】


1966年制作のルネ・クレマン監督によるフランス映画『パリは燃えているか』の主題歌です。
この映画は仏・米・独の豪華な俳優陣を揃えた話題の超大作で、きめ細かく小さなエピソードを積み重ねる手法と
当時の実写映像をも利用しながらドキュメンタリー風に描いた力作です。
モーリス・ジャール作曲・自演の主題歌は映画のエンディングで流れてましたが、音楽としてはフランク・プウルセル
の演奏が優れていました。

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この映画よりも4年前の1962年にアメリカで『史上最大の作戦』が制作されていました。こちらも英・米・仏・独の
豪華俳優を並べてノルマンディー上陸作戦を扱った一大戦争スペクタクル作品でしたが、ベルンハルト・ヴィッキ
が監督したドイツ側の仕上がりの良さだけが際立ち、全体としてはどう見ても作りが荒っぽくと残念な結果に
終わりました。特に、ジョン・ウエインはあまりにも滑稽で見るに堪えられません。


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