港町のカフェテリア 『Sentimiento-Cinema』


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シネマ・ポップス…ときどきイラスト

『2月2日』

2019-02-01 16:07:42 | 明日は誰の日

【誕生日】

☆アーサー・ライマン Arthur Lyman (1932.2.02~2002.2.24)



ハワイ生まれのホノルル育ちでエキゾチック・サウンドを代表する名ヴィブラフォン奏者です。
14歳からプロのバンドで活動、1957年に自らのバンドを結成し、ハワイアンにジャズやキューバなどのトロピカル音楽を
取り入れた独特のジャズ・スタイルが売り物で、1958年にはパーカッションを巧みに使ったエキゾチック・ナンバーの
『タブー』が大ヒット、1961年には『イエロー・バード』が全米4位を記録するなど特異な活動で世界を魅了しました。

↓はアーサー・ライマン楽団の『タブー』【YOUTUBEより】 


↓はアーサー・ライマン楽団の『イエロー・バード』【YOUTUBEより】 



☆スタン・ゲッツ Stan Getz (1927.2.02~1991.6.06)



フィラデルフィア生まれで、ボサノヴァ・ブームの火付け役となった白人サックス奏者です。
16歳頃からバンドに参加し、スタン・ケントン、ジミー・ドーシー、ベニー・グッドマンの各楽団で活躍、1962年に俳優
ジャズ・ギタリストのチャーリー・バードとの異色の組み合わせによるボノヴァを取り入れた『ディサフィナード』を
リリース、叙情豊かなサウンドでクール・ジャズを代表するテナー・サックス奏者として知られるようになりました。
1963年にはアストラッド・ジルベルトとの共演でLPアルバム【ゲッツ/ジルベルト】をリリース、そのアルバムの一曲で
スタン・ゲッツをバックにアストラッド・ジルベルトが英語で唄った『イパネマの娘』が爆発的にヒットして、ここに
本格的なボサノヴァ・ブームが到来しました。
ただ、晩年は若い頃からの癖となっていた薬物やアルコール依存などの弊害から苦悩の日々を送っていたようです。

↓はスタン・ゲッツとチャーリー・バードの『ディサフィナード』【YOUTUBEより】 


↓はスタン・ゲッツとアストラッド・ジルベルトの『イパネマの娘』【YOUTUBEより】 



☆フランク・ロイド Frank Lloyd (1886.2.02~1960.8.10)



英国スコットランド・グラスゴー生まれでサイレント時代から大作映画で活躍したアメリカの映画監督です。
1913年に米国に移住し、俳優としてデビューしたあと脚本と映画監督に転じ、1917年に『二都物語』で監督デビュー、
次いで、1922年には文豪バルザックの「ランゲエ公爵夫人」を映画化した『不滅の情火』が高評価を受けました。
その後『情炎の美姫』や『カヴァルケード』などを発表、80数本の映画を撮りましたが1955年の『アラモの砦』が
最後の作品となりました。

【主要監督作品】
1917年『二都物語』 A Tale of Two Cities
1922年『不滅の情火』The Eternal Flame 

1929年『情炎の美姫』 The Divine Lady

1933年『カヴァルケード』  Cavalcade
1935年『戦艦バウンティ号の叛乱』Mutiny on the Bounty
1937年『新天地』Wells Fargo
1955年『アラモの砦』 The Last Command


【ご命日】

★ジーン・ケリー Gene Kelly (1912.8.23~1996.2.02)



ペンシルベニア州生まれの俳優、ダンサー、振付師、歌手。
主要出演作品として『錨を上げて』『踊る大紐育』『巴里のアメリカ人』『雨に唄えば』などがある。


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