【誕生日】
☆ナット・キング・コール Nat King Cole (1919.3.17～1965.2.15)
アメリカのジャズ・ピアニスト兼歌手で20世紀を代表する男性シンガーの一人。
アラバマ州モンゴメリーで生まれ。父は牧師、母は教会のオルガン奏者でコールは12歳まで母からオルガンやピアノを
習い、1930年代から当時のジャズのメッカであったシカゴでピアニストとして活動を始めました。
1939年にはピアノ、ギター、ベースのユニークな編成からなる「キング・コール・トリオ」を結成、1942年デッカと契約し
｢King Cole Trio｣として｢That Ain't Right｣をリリース、翌43年1月に全米No.1を記録して売れっ子になりました。
1946年にトリオを解散してソロ･シンガーとして活動を開始、『ネイチャー・ボーイ』『モナ・リザ』『トゥヤング』が
全米No.1に輝き、1950年代以降はTVにも多く出演して活動の幅を広げました。
甘い声、語りかけるような歌唱法が魅力だったのですが、「タバコは声を低音にする」と信じ込むヘビー・スモーカー
であったためか、1965年の『キャット・バルー』を最後に肺癌でこの世を去っています。
【主要歌唱曲】
1943年『ザット･エイント･ライ』That Ain't Right (全米No.1) 試聴
1944年『ルート66』Route 66 (全米11位) 試聴
1948年『ネイチャー・ボーイ』Nature Boy (全米No.1) 試聴
1948年『ペーパー・ムーン』It's Only a Paper Moon 試聴
1950年『モナ・リザ』Mona Lisa (全米No.1)
1950年『月光値千金』Get Out And Get Under The Moon 試聴
1951年『トゥヤング』Too Young (全米No.1) 試聴
1952年『枯葉』Autumn Leaves
1953年『プリテンド』Pretend (全米3位) 試聴
1953年『ヴァイア・コン・ディオス』Vaya Con Dios 試聴
1954年『スマイル』Smile (全英2位)
1955年『慕情』Love Is a Many Splendored Thing 試聴
1956年『80日間世界一周』Around The World 試聴
1956年『ロンリー・ワン』Lonely One 試聴
1956年『スターダスト』Stardust (全米79位) 試聴
1957年『魅惑のワルツ』Fascination 試聴
1957年『恋に落ちたとき』When I Fall in Love (全英2位) 試聴
1957年『カチート』Cachito
1958年『キサス・キサス』Quiza's, Quiza's, Quiza's
1958年『セント・ルイス・ブルース』St.Louis Blues 試聴
1961年『白い夜霧のブルース』It's A Lonesome Old Town
1962年『ランブリン・ローズ』Ramblin’ Rose (全米2位)
1963年『暑い夏をブッ飛ばせ』Those Lazy Hazy Crazy Days Of Summer (全米6位) 試聴
1964年『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』Fly Me to the Moon 試聴
1964年『ラブ』L-O-V-E (全米81位) 試聴
1965年『キャット・バルー』Cat Ballou ↓
【主要映画作品】
1954年『熱砂の女盗賊』The Adventures of Hajji Baba
1957年『チャイナ・ゲイト』CHINA GATE
1960年『セント・ルイス・ブルース』St.Louis Blues
1965年『キャット・バルー』Cat Ballou
☆ガブリエル・フェルゼッテイ Gabriele Ferzetti (1925.3.17～2015.12.02)
ローマ生まれで演劇出身の渋い役どころをこなせるイタリアの俳優です。
18歳の時に学生劇団を作り、シルヴィオダミーコの演劇アカデミーを経て国立劇場付属劇団に参加、演劇界のホープ
として注目を集めました。1942年にはルイジ・キアリーニ監督の "Via delle Cinque Lune" の端役で映画デビューし、
その後もシリアスなドラマから青春映画、コメディ作品などに準主役級で出演、ミケランジェロ・アントニオーニ監督の
1959年の『情事』で大いに名前を売りました。
【主要出演作品】
1949年『ファビオラ』Fabiola
1951年『純愛』Core'ngrato
1956年『女ともだち』Le amiche
1958年『夏物語』Racconti d'estate
1958年『三月生れ』Nata di marzo
1959年『みんなが恋してる』 Tutti Innamorati"
1959年『情事』L'avventura
1960年『残酷な夜』La Lunga Notte del '43
1962年『地上最笑の作戦』Il Giorno Piu Corto
1961年『すてきなジェシカ』Jessica
1961年『悪い女』Le crime ne paie Pas
1962年『皇帝のビーナス』Venere Imperiale
1964年『恋のなぎさ』La calda vita
1964年『ある晴れた朝突然に』 Par un Beau Matin Dete"
1965年『マンハッタンの哀愁』Tre camere a Manhattan
1967年『悪い奴ほど手が白い』 A Ciascuno Il Suo"
1968年『ウエスタン』Once Upon a Time in the West
【ご命日】
★ルキノ・ヴィスコンテイ Luchino Visconti (1906.11.02～1976.3.17)
ネオ・リアリズムの誕生に貢献、重厚で耽美的な作風のイタリアの映画監督。
主な監督作品として『妄執』『夏の嵐』『白夜 』『若者のすべて』『山猫 』『異邦人』などがある。
★ルネ・クレマン Rene Clement (1913.3.18～1996.3.17)
ドキュメンタリー的リアリズム手法で格調高い作風を誇るフランスの映画監督。
主な監督作品に『鉄路の闘い』『海の牙』『禁じられた遊び』『居酒屋』『太陽がいっぱい』などがある。
★キャプシーヌ Capucine (1928.1.06～1990.3.17)
エレガントな雰囲気でモデル畑から映画界に進出した変わり種の女優。
主な出演作品として『水色の夜会服』『フルフル』『アラスカ魂 』『ピンクの豹』などがある。
詳細は当ブログの『1月6日』をご参照ください。
