港町のカフェテリア 『Sentimiento-Cinema』


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『11月5日』

2019-11-04 16:15:15 | 明日は誰の日

【誕生日】


☆ヴィヴィアン・リー Vivien Leigh (1913.11.05~1967.7.08)



世紀の美女と呼ばれ、映画『風と共に去りぬ』で大女優に昇りつめたイギリスの俳優です。
当時イギリス領インドのダージリンで生まれ、5歳の時にロンドンに戻り聖心修道院寄宿科学校に入学しました。14歳の時に女優を
志してパリに出てコメディー・フランセーズで演技を学び、ついでロンドンに戻って王位演劇学校に入りました。1932年には19歳
で結婚して一女をもうけています。1934年に映画 "Things Are Looking Up" の端役で映画デビューを果たし、翌1935年には映画
『無敵艦隊』で当時イギリス演劇界の秀才と言われていたローレンス・オリヴィエと共演し、運命的なW不倫の恋に堕ちました。
オリヴィエがハリウッド映画『嵐が丘』の出演したのを追って渡米し、そこでデヴィッド・O・セルズニックに出会ったことで
ヒロインのスカーレット役が決まらずに撮影を開始していた『風と共に去りぬ』の主役に抜擢されました。これの作品によって
美人女優として世界に名を知られるようになり、クランクアップと共にオリヴィエとの再婚を果たしました。
翌年にはメロドラマ『哀愁』で映画ファンを涙に曇らせましたが、この頃から肺結核に冒されて病床に伏すことが多くなりました。
1951年には『欲望という名の電車』で汚れ役にも挑戦するなど再起の兆しを見せていましたが、1960年にはオリヴィエの不倫に
よって離婚、持病も悪化して映画出演も極めて少なくなり。晩年はロンドンのアパートで誰にも看取られることなく淋しい生涯を
閉じてしまいました。

【主要出演作品】
1935年『紳士協定』Gentleman's Agreement
1937年『無敵艦隊』Fire Over England

1937年『間諜』Dark Journey
1937年『茶碗の中の嵐』Storm in a Teacup
1939年『風と共に去りぬ』Gone with the Wind

1940年『哀愁』Waterloo Bridge

1941年『美女ありき』That Hamilton Woman

1945年『シーザーとクレオパトラ』Caesar and Cleopatra
1947年『アンナ・カレニナ』Anna Karenina

1951年『欲望という名の電車』A Streetcar Named Desire

1955年『愛情は深い海のごとく』The Deep Blue Sea
1961年『ローマの哀愁』The Roman Spring of Mrs. Stone
1965年『愚か者の船』Ship of fool



☆エルケ・ソマー Elke Sommer (1940.11.05~ )



美貌とプロポーションを活かしヨーロッパで活躍したドイツのセクシー女優です。
牧師の家庭にベルリンで生まれました。10代の頃に単身ロンドンに渡り家事手伝いをしながら英語をマスターした後にイタリアへ
渡ってモデルをしながら映画の端役などにも出演するようになりました。1959年に西ドイツに戻ってダンス・パーティーに出て
いたときにウーファ社のプロデューサーに認められて映画『死の船』に主演して本格的な映画デビューを果たしました。
1962年にはフランスで『甘い暴力』に出演してきわどくて大胆な演技によりグラマー女優として売り出しに成功し、その後も
美貌とプロポーションを活かしたセクシー女優として活躍を続けました。

【主要出演作品】
1959年『死の船』Das Totenschiff

1961年『ラブ・ハント講座』Don't Bother to Knock
1962年『甘い暴力』Douce violence

1963年『誘惑の海』Verführung am Meer

1963年『勝利者』The Victors

1963年『逆転』The Prize

1964年『暗闇でドッキリ』A Shot in the Dark

1965年『バンボーレ』Le Bambole
1965年『恋するパリジェンヌ』The Art of Love
1966年『オスカー』The Oscar
1966年『おフロの女王さま』Boy, Did I Get a Wrong Number!
1967年『キッスは殺しのサイン』Deadlier Than the Male
1968年『サイレンサー 破壊部隊』The Wrecking Crew


☆アート・ガーファンクル Art Garfunkel (1941.11.05~ )



フォークロック・デュオ「サイモン&ガーファンクル」のメンバーとして活躍したミュージシャンです。
ニューヨークのクイーンズ生まれで、以下は当ブログの
『10月13日』その2
において記事にした通りですので省略することにいたします。


【ご命日】

★ジャン・ヴィゴ Jean Vigo (1905.4.26~1934.11.05)



反体制的な古典的前衛映画作家として没後に認められたフランスの伝説的映画監督。
主な監督作品として『ニースについて』『操行ゼロ』『アタラント号』などがある。


★ロバート・マックスウェル  Robert Maxwell  (1923.6.10~1991.11.05)



クラシックからポピュラー音楽に転身し、情景描写の第一人者となったアメリカのハープ奏者。
主な演奏曲として『ひき潮』『夜の静けさの中に』『シャングリ・ラ』などがある。


★ガイ・ロンバード Guy Lombardo (1902.6.19~1977.11.05)



1930~50年代にかけてニューヨークを中心に活動したビッグバンドの指揮者、ヴァイオリニスト。
主な演奏曲として『シャルメーヌ』『上海リル』『ブルーレディーに紅いバラ』『第三の男』『ハーバーライト』などがある。


★ジョニー・ホートン Johnny Horton (1925.4.30~1960.11.05)



ロサンゼルス生まれでテキサス育ちのアメリカのカントリー歌手、ギタリスト。
主な歌唱曲として『Sink The Bismarck』『ニューオルリンズの闘い』『アラスカ魂』などがある。




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