港町のカフェテリア 『Sentimiento-Cinema』


献立は…  
シネマ・ポップス…ときどきイラスト

『12月15日』

2019-12-14 21:36:24 | 明日は誰の日

【誕生日】


☆ニコス・コンドウロス Nicos Koundouros (1926.12.15~2017.2.22)



簡明直截なスタイルと抒情豊かな表現で注目されたギリシャの映画監督です。
1926年にクレタ島のアギオスニコラオスで生まれました。アテネ美術学校で 絵画と彫刻を学んで第二次大戦後に映画界入りし
1954年にアテネの貧民街の人々を描いた『魔法の都市』で監督デビューを果たしました。その後数本の映画を監督していますが
『魔法の都市』を含めて日本では公開されておりません。1963年には古代ギリシャの恋物語「ダフニスとクローエ」をもとに
少年と少女の純粋さを抒情的にかつ瑞々しい映像美で描いた悲劇『春のめざめ』を監督、ベルリン映画祭で高評価を得たことで
国際的にも知られるようになりました。
その作風は混とんとした秩序のない世界に主人公を置きながら、イタリアン・リアリズム的な実直な描写を得意としたといわれて
いますが、なにしろ公開されたのが『春のめざめ』の僅か一本だけなので推し量ることもできません。
その後も2000年末頃まで映画に携わっていたようですが残念ながらその動向は全く耳にすることはできませんでした。

【主要監督作品】
1954年『魔法の都市』 Magiki Polis

1956年『オー、ドラゴス』O Drakos

1963年『春のめざめ』Mikres Aphrodites



【ご命日】

★アナトール・リトヴァク Anatole Litvak (1902.5.10~1974.12.15)



ロシア生まれの多国籍映画作家で、情感を重視した重厚な作品群を撮り続けた映画監督。
主な監督作品として『最後の戦闘機』『うたかたの戀』『さよならをもう一度』『将軍たちの夜』などがある。


★ブレイク・エドワーズ Blake Edwards (1922.7.26~2010.12.15)



『ピンク・パンサー』シリーズとヘンリー・マンシーニとのコンビで成功したハリウッドの映画監督。
主な監督作品として『ティファニーで朝食を』『酒とバラの日々』『ピンクの豹』『グレートレース』などがある。


★グレン・ミラー Glenn Miller (1904.3.01~1944.12.15)



米国生まれのドイツ系アメリカ人、ジャズ・トロンボーン奏者・編曲家で代表格のビッグバンド・リーダー。
主な演奏曲として『ムーンライト・セレナーデ』『イン・ザ・ムード』『真珠の首飾り』『茶色の小瓶』などがある。


最新の画像もっと見る