港町のカフェテリア 『Sentimiento-Cinema』


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『9月26日』

2019-09-25 18:16:33 | 明日は誰の日

【誕生日】


☆ジュリー・ロンドン Julie London (1926.9.26~200010.18)



映画の端役からスタンダード歌手に転身して成功したアメリカの女優・歌手です。
カリフォルニア州サンタ・ローザで生まれました。両親はヴォードヴィリアンでラジオ番組を持っていて彼女も幼い頃に両親の
ラジオショーに出演して歌を披露していました。1941年にハイスクールを中退してデパートのエレベーターガールとして勤務
していた時にスー・キャロル(アラン・ラッド夫人)にスカウトされユニヴァーサル社と契約して映画界に入りました。
1944年に『ジャングルの妖女』で映画女優としてデビューしたものの端役ばかりで芽が出ず1950年には一時引退となりました。
1953年頃からボビー・トゥループ(後に夫君)の勧めで歌手として芸能界へ復帰し、ナイトクラブで歌うようになり、1955年に
リリースしたファーストアルバムの一曲『クライ・ミー・ア・リバー』が全米13位の大ヒットとなり、1957年に制作された
映画『女はそれを我慢できない』で歌声を披露しました。
その後も自身のオリジナルは殆どありませんが名曲のカヴァーなどで人気歌手となり、1964年にはボビー・トゥループ楽団
と共に来日してスタンダード曲を熱唱し日本でも根強い人気を保ち続けました。

【主要出演作品】
1944年『ジャングルの妖女』Jungle Woman

1947年『赤い家』The Red House

1948年『愛と血の大地』Tap Roots
1949年『機動部隊』Task Force
1950年『帰って来た男』Return Of The Frontiersman
1957年『女はそれを我慢できない』The Girl Can't Help It

1958年『西部の人』Man Of The West

1967年『ギャング紳士録』The George Raft Story
1967年『0011ナポレオン・ソロ スラッシュの要塞』The Helicopter Spies

【主要歌唱曲】
『クライ・ミー・ア・リバー』Cry Me A River【YOUTUBEより】

『いるかに乗った少年』Boy on a Dolphin 視聴
『帰ってくれたら嬉しいわ』You'd Be So Nice To Come Home To 視聴
『ミスティ』Misty 視聴
『想い出のサンフランシスコ』I Left My Heart In San-Francisco 視聴
『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』Fly Me to the Moon【YOUTUBEより】

『酒とバラの日々』The Days Of Wine And Rose 視聴
『この世の果て迄』 The End Of The World 視聴
『モア』 More 視聴
『蜜の味』 A Taste Of Honey 視聴


☆マーティ・ロビンス Marty Robbins (1925.9.26~1982.12.08)



米国を代表するカントリー歌手として息の長い活躍を続けたシンガー・ソング・ライターです。
アリゾナ州グランデールの貧しい家庭に生まれました。17歳で米国海軍に入隊し、第二次大戦後はアリゾナ州フェニックスの
クラブなどで音楽活動を開始し地元TVで自らのショー番組を担当して人気を集め、1951年にコロンビア・レコードと契約を
交わしました。1952年のシングル "I'll Go On Alone" がカントリー・チャートの1位になるなどカントリー畑で大いに活躍を
していましたが、1957年の『ホワイト・スポーツコート』がビルボード3位のゴールドディスクとなってポップス畑で成功を
収め1960年の『エル・バソ』は全米1位に輝き、以後米国を代表するカントリー・シンガーとして息の長い活躍を続けました。
1962年には西部劇映画に俳優として出演、また、カー・レーサーとしても活躍するなどの多才ぶりを大いに発揮しました。

【主要歌唱曲】
1957年『ホワイト・スポーツコート』White Sport Coat 全米3位【YOUTUBEより】

1959年『縛り首の木』The Hanging Tree 視聴
1960年『エル・バソ』El Paso 全米1位 視聴
1962年『悪魔の女』Devil Woman 全米16位【YOUTUBEより】



☆オリヴィア・ニュートン・ジョン Olivia Newton John (1948.9.26~ )



日本のイルカ捕獲問題で物議を醸したオースリラリア育ちのイギリス人女性ポップシンガーです。
イギリスのケンブリッジに生まれ、父親の仕事の関係で5歳の時にオーストラリアのメルボルンに移りそこで育ちました。
14歳の頃から学友とバンドを組んでバーなどで歌い始め、1965年に出演したオーディション番組で優勝し、ソロでリリース
したアルバムが英国で評判となって母親と英国へ帰国しました。1966年にはソロ歌手としてデビューしましたが失敗に終り
あらためてクリフ・リチャードの事務所でバックコーラスとして活動を再開しました。
1971年にリリースした『イフ・ノット・フォー・ユー』がヒットし、続く『カントリー・ロード』に続いてリリースした
『愛の告白』と『そよ風の誘惑』が全米No.1の大ヒットとなりました。
また、日本のイルカ捕獲に反対して来日を拒否するなど物議を醸しましたが、後日にはイルカの件に理解を示してそれ以降
何度も来日して日本のファンの期待に応えました。

【主要歌唱曲】
1973年『カントリー・ロード』Take Me Home Country Roads 全英15位 視聴
1974年『愛の告白』I Honestly Love You 全米1位 視聴
1975年『そよ風の誘惑』Have You Never Been Mellow 全米1位【YOUTUBEより】



【ご命日】

★ビリー・ヴォーン Billy Vaughn (1919.4.12~1991.9.26)



サックスをフィーチャーした独特のサウンドで1950~60年代に人気を博したビリー・ヴォーン楽団の指揮者。
主な演奏曲として『浪路はるかに』『星を求めて』『港の灯』『峠の幌馬車』『真珠貝の歌』などがある。


★ポール・ニューマン Paul Newman (1925.1.26~2008.9.26)



演劇・舞台・ブロードウェイ・TVドラマから映画界入りしたアメリカの男優。
主な出演作品として『傷だらけの栄光』『栄光への脱出』『ハスラー』『明日に向って撃て』などがある。


★ティノ・ロッシ Tino Rossi (1907.4.29~1983.9.26)



囁くようでセンチメンタルな歌唱法が「魅惑のシャンソン」と称されて人気を博したフランスのシャンソン歌手。
主な歌唱曲として『マリネラ』『小雨降る径』『アマポーラ』『夜のヴァイオリン』などがある。


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