【誕生日】
☆カラヴェリ Caravelli (1930.9.12～2019.4.01)
イージー・リスニング全盛期の1970年代に高い人気を誇ったフランスの楽団指揮者です。
本名は "Claude Andre Erminio Vasori" でパリ生まれのイタリア系フランス人です。7歳の頃からピアノを習い、13歳の時に
パリ音楽院で本格的に音楽を勉強しました。26歳で自前の楽団を結成し本名のクロード･ヴァザーリ楽団として活動を始め
ましたが、1957年初飛行に成功したフランス産ジェット機「カラヴェル」にちなんで活動名を「カラヴェリ」に改称し、
「カラヴェリときらめくストリングス」、後には「カラヴェリ・グランド・オーケストラ」へと変更しています。
イージー・リスニング全盛期の1970年代には高い人気を誇り、特に日本ではFM音楽番組「ジェット･ストリーム」での
エンディング･テ－マ「ジェット･ストリーム(ロワールの星)」がよく知られています。
【主要演奏曲】
『ミスター・ロンリー』Mr. Lonely 視聴
『夕映えの二人』The Music Played【YOUTUBEより】
『エーゲ海の真珠』Penelope 視聴
『シバの女王』La Reine De Saba 視聴
『ある愛の詩』Love Story 視聴
『アドロ』Adoro 視聴
『黒い瞳のナタリー』Nathalie 視聴
『涙のトッカータ』Toccata【YOUTUBEより】
『夜のストレンジャー』Strangers in the Night 視聴
『ブルーレディに紅いバラ』Red Roses for a Blue Lady 視聴
『アル・ディ・ラ』Al Di La 視聴
『白い恋人たち』13 Jours in France 視聴
『愛のオルゴール』 Music Box Dancer【YOUTUBEより】
『この胸のときめきを』 Io Che Non Vivo Senza Te 視聴
『キエレメ・ムーチョ』quiereme mucho 視聴
『ポエマ』Poema 視聴
『ジェット･ストリーム(ロワールの星)』 Jet Stream【YOUTUBEより】
☆モーリス・シュヴァリエ Maurice Chevalier (1888.9.12～1972.1.01)
戦前・戦後にかけてフランス、アメリカで俳優・歌手として活躍したエンターティナーです。
パリの貧しい家庭に生まれ、10歳からアクロバットや物真似の芸人として活動を始めカジノ・ド・トゥールネルやエデン・
コンセールなどの舞台に立ちました。第一次大戦ではドイツの捕虜になりましたが終戦と同時にミュージック・ポールに
カムバック、1914年には『びっくりさせられるワルツ』で映画デビューを果たして魅力あるパフォーマンスが認められ、
1929年にはアメリカに渡って『レヴューの巴里っ子』に出演、続いて『ラヴ・パレード』『陽気な中尉さん』などで一躍
人気スターになりました。1935年にはパリに戻って『シュヴァリエの巴里っ子』などに出演しながら若手歌手の育成にも
力を入れました。1957年には再びアメリカに渡り『昼下りの情事』などで渋い存在感を示していましたが、1967年から
世界各地で引退ツアーを行い、1968年10月1日にシャンゼリー座でのサヨナラ・リサイタルで表舞台から引退しました。
【主要出演作品】
1929年『レヴューの巴里っ子』 Innocents of Paris
1929年『ラヴ・パレード』 The Love Parade
1931年『陽気な中尉さん』 The Smiling Lieutenant
1932年『君とひととき』One Hour with You
1932年『今晩は愛して頂戴ナ』Love Me Tonight
1934年『メリィ・ウィドウ』The Merry Widow
1935年『シュヴァリエの巴里っ子』Folies Bergère de Paris
1936年『シュヴァリエの放浪児』Le Vagabond bien-aimé
1936年『ジュヴァリエの流行児』L'Homme du jour
1947年『沈黙は金』Le Silence est d'or
1957年『昼下りの情事』Love in the Afternoon
1958年『恋の手ほどき』Gigi
1960年『カンカン』Can-Can
1960年『ペペ』Pepe
1960年『ブラック・タイツ』1-2-3-4 ou Les Collants noirs
1961年『ファニー』Fanny
1962年『すてきなジェシカ』Jessica
1962年『難破船』In Search of the Castaways
1963年『彼女は億万長者』I'd Rather Be Rich
↓はモーリス・シュヴァリエの『すてきなジェシカ』 【YOUTUBEより】
【ご命日】
★クロード・シャブロル Claude Chabrol (1930.6.24～2010.9.12)
ヌーヴェルヴァーグ・カイエ派の旗頭として活躍したフランスの映画批評家・映画監督。
主な監督作品として『美しきセルジュ』『いとこ同志』『二重の鍵』『ジャガーの眼』などがある。
★フランツ・グローテ Franz Grothe (1908.9.17～1982.9.12)
トーキー初期から作曲・編曲などで活躍したドイツ映画音楽の草分けといわれる音楽家。
主な映画音楽作品として『会議は踊る』『朝な夕なに』『白銀は招くよ』『三色すみれ』などがある。
★アンソニー・パーキンス Anthony Perkins (1932.4.04～1992.9.12)
感受性の強そうな独特の雰囲気を持ち、1960年代を代表する青春スターとして人気を博したアメリカの俳優。
主な出演作品として『友情ある説得』『サイコ』『さよならをもう一度』『死んでもいい』『審判』などがある。
★レイモンド・バー Raymond Burr (1917.5.21～1993.9.12)
TVシリーズ『ペリー・メイスン』『鬼警部アイアンサイド』などで人気を博したテレビスター、映画俳優。
主な出演作品として『必死の逃避行』『陽のあたる場所』『裏窓』などがある。