【誕生日】
☆ロベール・アンリコ Robert Enrico (1931.4.13~2001.2.23)
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1961 年 の短編『ふくろうの河』がカンヌで絶賛されて一躍注目を集めたフランスの映画監督です。
ソルボンヌ大学に在学中にテオフィリアン劇団に参加するなど演劇や映画に興味を持ち、1949年に映画高等研究所に入り
本格的な勉強を始めました。卒業後の1951年に映画業界に入り、編集・助監督をつとめたのち1952年から自ら監督して
短編映画の制作に取り掛かり、1961年に短編『ふくろうの河』を監督、自由ながらも計算されたカメラワーク、そして
みずみずしい映像に加えてラストの衝撃の結末により、ヌーヴェルヴァーグに刺激を受けたアヴァンギャルド的映画作家
として注目を集め、翌年のカンヌ映画祭において絶賛を受けることになりました。
また、1963年にはペシミスティック要素を織り込んだ長編『美しき人生』を監督、この作品においても衝撃の結末により
映画通を唸らせる作品に仕上げましたが、いずれも興行的には成功と言い難い結果に終わりました。
しかし、1966年の『冒険者たち』で商業監督に転向、スターの特性を活かしながら独自のロマン主義を確立、恋愛関係に
あった主演女優ジョアンナ・シムカスの売り出しに成功、『若草の萌えるころ』『オー! 』で彼女の魅力を引き立てました。
残念ながらそんなジョアンナ・シムカスとの蜜月は長くは続かなかったようです。
【主要監督作品】
1961年『ふくろうの河』 La Rivière du hibou
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1963年『美しき人生』 La Belle vie
1966年『冒険者たち』Les Aventuriers
1968年『若草の萌えるころ』 Tante Zita
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1968年『オー! 』Ho!
1971年『ラムの大通り』 Boulevard du rhum
☆モーリス・ロネ Maurice Ronet (1927.4.13~1983.3.14)
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舞台経験を持ち良質の作品群にも恵まれて1950~60年代のフランスを代表した二枚目俳優です。
舞台俳優のエミール・ロネの息子としてニースに生まれました。幼いころから演劇に興味を持ちシャン・ルイ・バローに
演劇の手ほどきを受けパリのコンセルヴァトワールに入り、在学中にジャン・コクトー演出の舞台劇『恐るべき親たち』に
出演するなどして腕を磨きました。やがて1949年にジャック・ベッケル監督の『七月のランデヴー』で映画デビューを
果たし、『野性の誘惑』『宿命』などに出演、そして1957年のルイ・マル監督の『死刑台のエレベーター』で一気に
ブレイクしました。その後も『太陽がいっぱい』『鬼火』『マンハッタンの哀愁』などの良質の作品にも恵まれるなどで
フランスを代表する二枚目スターとしての地位を築き上げました。
しかし、癌に侵され、1983年の『さよなら夏のリセ』(Surprise Party)が遺作となってしまいました。
【主要出演作品】
1949年『七月のランデヴー』Rendez‐vous De Juillet
1952年『七つの大罪』Les Sept péchés capitaux
1953年『ボルジア家の毒薬』Lucrèce Borgia
1956年『野性の誘惑』La Sorcière
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1957年『宿命』Celui qui doit mourir
1957年『死刑台のエレベーター』Ascenseur pour l'échafaud
1960年『太陽がいっぱい』Plein soleil
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1963年『鬼火』Le Feu follet
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1963年『勝利者』The Victors
1964年『輪舞』La Ronde
1964年『リーザの恋人』Donde tú estés
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1965年『マンハッタンの哀愁』Trois chambres à Manhattan
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1966年『名誉と栄光のためでなく』Lost Command
1968年『ペルーの鳥』Les oiseaux vont mourir au Pérou
1969年『太陽が知っている』La Piscine
☆スタンリー・ドーネン Stanley Donen (1924.4.13~ )
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ダンサー、コーラス・ボーイを経てミュージカル映画の振付・演出などで名を上げたハリウッドの映画監督です。
サウスカロライナ州コロンビアで生まれ、7歳の頃からダンスのレッスンを受けました。少年の頃の夏休みにに両親と
ブロードウエイを観劇してダンサーを志し、大学を一年で中退してニューヨークに出て「パル・ジョーイ」のコーラス・
ボーイでスタートしました。ここで10歳年上のジーン・ケリーと運命的に出会うことになります。やがて舞台に立ち、
ソロ・ダンサーとして活動を始め、1942年にジーン・ケリーとハリウッドに乗り込んでMGMと契約にこぎつけ、最初は
アシスタント・ダンス・ディレクターとしてミュージカル映画に携わりました。
1945年にジーン・ケリーが『錨を上げて』で成功、続いて1949年にはジーン・ケリーと共同監督となる『踊る大紐育』で
注目を集め、1952年の『雨に唄えば』 では歌をきっちりと生かしながら洒落たタッチにペーソスを加えることによって
大成功、ミュージカル監督としてその地位を確固たるものとしました。
その後も『掠奪された七人の花嫁』『パジャマゲーム』などのミュージカル映画を監督するとともに、『シャレード』や
『アラベスク』 などサスペンスなどにも演出の幅を広げ1980年まで娯楽作品の監督としてその手腕を見せてくれました。
【主要監督作品】
1949年『踊る大紐育』 On the Town
1952年『雨に唄えば』 Singin' in the Rain
1954年『掠奪された七人の花嫁』 Seven Brides for Seven Brothers
1957年『パリの恋人』 Funny Face
1957年『パジャマゲーム』 The Pajama Game
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1958年『くたばれ!ヤンキース』 Damn Yankees!
1960年『芝生は緑』 The Grass Is Greener
1963年『シャレード』 Charade
1966年『アラベスク』 The Grass Is Greener
1967年『いつも2人で』 Two for the Road
1967年『悪いことしましョ!』 Bedazzled
【ご命日】
★マリアノ・モレス Mariano Mores (1922.2.18~2016.4.13)
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ポピュラリティーでモダンな演奏スタイルにより人気を博したアルゼンチン・タンゴのマエストロ。
主な作曲・演奏として『さらば草原よ』『タンゲーラ』『ラ・カレシータ』『ウノ』などがある。
詳細は当ブログの『2月18日』をご参照ください。
★ニコール・ベルジェ Nicole Berger (1934.6.12~1967.4.13)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/f9/3911591f75d89cb225d138c7a21fe46e.jpg)
青春スターとしてデビューし、ヌーヴェル・ヴァーグ作品でも重宝されたフランスの女優。
主な出演作品に『巴里の気まぐれ娘』『青い麦』『宿命』『今晩おひま?』『ピアニストを撃て』などがある。
★エディ・フォンティーン Eddie Fontaine (1927.3.06~1992.4.13)
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日本では『ギャラントメン』で有名になにましたが、何かとスキャンダルの多いロカビリー歌手。
主な活動として、TVシリーズの『ギャラントメン』とその主題歌『戦場の恋』の歌唱がある。
詳細は当ブログの『3月6日』をご参照ください。