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港町のカフェテリア 『Sentimiento-Cinema』


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雁がわたる

2015-10-25 08:11:50 | 唱歌・童謡・日本のうた

雁がわたる

作詞・作曲 不明

雁がわたる
鳴いてわたる
鳴くはなげきか喜びか
月のさやかな秋の夜に
棹になりかぎになり
わたる雁 おもしろや

YOUTUBEより


鴻雁来たる季節ですね。
日本の秋の風情を謳った文部唱歌。
明治45年の作品ですが作詞作曲は不明とのことです。


紅葉(もみじ)

2015-10-24 09:44:24 | 唱歌・童謡・日本のうた

秋が深まりつつあります。
しばし、日本の秋の歌を数曲取り上げてみようと思います。


紅葉(もみじ)

高野辰之 作詞
岡野貞一 作曲

秋の夕日に照る山紅葉
濃いも薄いも数ある中に
松をいろどる楓や蔦は
山のふもとの裾模様

大正10年
YOUTUBEより


美しい日本の四季を象徴するような秋の名曲です。



故郷の空

2015-09-12 21:40:16 | 唱歌・童謡・日本のうた

故郷の空

大和田建樹 作詞
スコットランド民謡

夕空晴れて 秋風吹き
月影落ちて 鈴虫鳴く
思えば遠し 故郷の空
ああ我が父母 いかにおわす

YOUTUBEより


原曲はスコットランド民謡にロバート・バーンズが詩をつけた “Comin' Thro' the Rye” です。
わが国では大和田建樹が詩をつけて明治21年に発表され明治唱歌としたものです。
原詩とは全く違いますが、それにしても流麗な言葉の響きで、郷愁と両親や兄弟に対する敬愛をこめた
明治時代を思わせる教育的唱歌になっています。

私の知っている原詩は
If a body meet a body, Comin' Thro' the Rye,
If a body kiss a body, Need a body cry? …(略)…
(違う歌詞もあるようです)
♪誰かさんと誰かさんが麦畑~
などとも唄われていますが、こちら (なかにし礼・作詞) の方が原曲に近いですね。

しかし、原曲の歌詞は小さな子供の唄う歌としてはあまりふさわしくありません。
この曲を日本の小学校の唱歌と知ったら スコットランドの人はどう思うのでしょう…





森の小人

2015-09-11 11:10:32 | 唱歌・童謡・日本のうた

森の小人

山川清 作詞
山本雅之 作曲

森の木かげで どんじゃらほい
しゃんしゃん手拍子 足拍子
たいこたたいて 笛吹いて
今夜はお祭り 夢の国
小人さんがそろって にぎやかに
あほういほういよ どんじゃらほい

YOUTUBEより


元々は、昭和16年に玉木登美夫が作詞した『土人のお祭り』というタイトルで、パラオ島の原住民のお祭りの
様子を唄った楽曲だったそうです。
戦後の昭和22年に山川清がタイトルと詩を変えて今日まで唄い継がれています。


村まつり

2015-09-10 15:08:27 | 唱歌・童謡・日本のうた

村まつり

作詞・作曲 不明

村の鎮守の 神様の
今日はめでたい 御祭り日
どんどんひゃらら どんひゃらら
どんどんひゃらら どんひゃらら
朝から聞こえる 笛太鼓

YOUTUBEより



昭和7年に発表された楽曲ですが、戦後になって三番の歌詞が変わっているそうです。
作詞作曲は不明となっていますが、作詞・葛原しげる、作曲・南能衛(みなみよしえ)であるとも言われています。