千羽鶴のちょっと気になったこと

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柔道のルール変更

2010-09-07 02:38:20 | 日記
いきなり抱きつく攻撃はダメ、柔道に新ルール(読売新聞) - goo ニュース
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柔道のルール変更があったんですねぇ。
柔道も東京五輪から正式種目になり、国際的なスポーツになりました。
いまではヨーロッパでもメジャーな競技になっているようです。
日本古来の柔術というよりはスポーツとしてのJudoに対応していかなければらないという意識が強かったけど、
技という点では疑問があったのは間違いない。
カラー柔道着の採用やポイント制など外国人からの要求にも対応してきました。
しかし、柔道の決まり手がどうも理解できないことが多かったようです。
たとえば相撲であれば土俵の外に出たら負け、あるいは土俵内で足の裏以外が接地したら負けというように
分かりやすければいいのでしょうが、柔道の場合はちょっと難しい。
背中から落ちたら一本?
それなら諸手狩りでいけるぞって考えになる。
諸手狩りってレスリングの技でしょ。

レスリングと柔道の違いがはっきりしていないのも拙かったねぇ。

そこで今回は組み手を重視することから、下半身への直接攻撃や組まないで抱きついてくることを反則とするルールに変更したようです。
柔道は本来、柔よく剛を制すという言葉に表れているように、相手の力を利用して倒す。
だから技が完璧に決まれば体格なんて関係なく勝負が付く。
これが柔道の醍醐味です。

しかし、重量級の国際試合を見ていれば分かりますが、技が綺麗に決まるということはあまりありません。
実力が同じぐらいだとこんな感じになるのでしょう。
とにかく倒して寝技に持ち込もうという作戦ですね。
ただ諸手狩りをする外国人選手は諸手狩りで勝負を決めようと考えているようです。

ルール変更は慎重にしなければなりません。
特定の国の選手に有利になるような変更は拙い。
最近の例でいえば、冬季種目である女子フィギュアスケートも今度から難易度の高い演技に高得点が出るようになったようです。
前回の五輪時までは全体的に無難にこなす方が有利だった。
日本代表の浅田真央さんが負けたのもこのルールが影響したという意見もあります。
まぁ勝敗結果をルールのせいにするのは如何なものかと思いますが…。
その時のルールを遵守するのは当然のことです。
ただ大きな大会の直前にいきなり変更するのではなく、十分な周知期間を設けるのが前提です。
今回のルール変更は当然次の五輪への準備段階なのでしょう。

ルール的には日本に有利になるような感じもしますが、いまでは日本代表だから金メダルで当たり前とは言えない状況。
メダルが取れない階級だってあります。
なんとか頑張って欲しいものですねぇ。


あ、例の国会議員の人は出るのかしら?
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