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カイロ・ウノ(chiro-uno)=^.^=宇之助室長の猫の手

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にページを引越しました。
どうぞよろしく。

エネルギー

2009年03月09日 | 雑学
 人間は様々なところからエネルギーを受けとります。

 一般的に人間が利用するエネルギーは食べ物でまかなうとされています。

 これは西洋的な考え方。

 車でいえば、ガソリンにあたります。

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 これに対して「万物には気が流れる」というのが東洋的な考え方。

 最近では遠赤外線、電磁波、マイクロ波、脳波におけるα波などによって生命エネルギーが観測されるようになり、「気」の存在が少しずつ認められるようになってきました。

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 砂糖やタバコなど身体に有害なものを常用すると、不必要なものを必要とみなしてしまう状態(中毒)に陥ってしまいます。

 花粉症などのアレルギー症状も同様で、特定のものに対する感度が適正でないために起こります。

 このような状態の時、私達は体調を整えようと考えます。

 そしてメディアで紹介された身体によいとされているものを摂ろうとします。

 でも体調の悪いときは、身体に悪いものを選んでしまうことが多いのだそうです。

 皮肉な話です。

 ある人に効くサプリメントが万人に効くことはありません。

 「TVで紹介していたから高価なサプリメントを買ったのに効果がない、あるいは体調がさらに悪くなった。」

 という話を聞くこと、ありませんか?

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 サプリメント全盛の現代ですが、可能な限り食事からのエネルギー供給が望ましいでしょう。

 食事は単なる栄養補給だけではありません。

 食べ物に含まれる生命エネルギーは、太陽や水・土壌・作り手(農家や調理人)などのエネルギーの総和になります。

 身体に必要なもの(アレルギーのないもの)を、作り手や食材・自然に感謝して食べるように心がけたいものです。

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 本来、人間には自分に必要な生命エネルギーを感じるとる能力があるそうです。

 私達は食事を通して、生命エネルギーを感じてみることが必要なのかもしれません。



 

デコルテ

2009年03月03日 | 雑学
 筋肉を使わないことにより弱ってしまうことを廃用性萎縮といいます。

 一般的にデスクワークの方は、背部筋の弱化と胸筋の過緊張を起こしやすくなります。

 ですから、肩が前方に出た「巻肩」は「結果」にあたるわけです。

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 首筋から胸元にかけての部分をフランス語では「デコルテ」といいます。

 この部分で女性の美しさを表現できるともいわれています。

 美しいデコルテをキープするポイントは「神経を活性化する」こと。

 神経の活性化といっても、難しくはありません。

 使う部分を意識するのです。

 肩であれば、肩甲骨やその周辺を触ったり軽く叩いたりして刺激を入れてみましょう。

 より簡単に意識できるようになります。

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 鏡を見ながらやるのもよい方法でしょう。

 ゴム製のもの(セラバンドやチューブなど)をたすきがけにして利用すると肩の位置を修正できます。

 見栄えは悪いですが、穴が空いたストッキングをねじって利用するのも安上がりです。

 布製でも構いませんが、多少の伸縮性があったほうが楽だと思います。

 肩甲骨の位置を補正するアンダーウエアを着用するのも良いかもしれません。

 あわせて背筋を整えるよう軽く顎をひき、頭頂部が上に少し引き上げられているようなイメージをします。

 モデルさんの立ち姿などを想像するとよいでしょう。

 横から見ると耳の穴と肩の位置が垂線上にくるとよいとされています。

 はて?という方は、パートナーにチェックしてもらいましょう。

 簡単なようですが、意外に筋肉痛になります。

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 姿勢は小脳で無意識にコントロールされます。

 手足の一連の動きがプログラムされているのです。

 姿勢を改善するには、このプログラムを書き換えなければいけません。

 ですから無意識によい姿勢をとれるようになるまで、繰り返しが必要です。

 慣れてきたら、バンドやアンダーウエアなどの使用をやめて、さらに繰り返します。

 書き換えにはある程度の時間が必要です。

 2~3ヶ月は必要かもしれませんが、無理のない範囲であきらめずにゆっくりと続けましょう。

 姿勢からくる肩こりの場合、症状の軽減にもつながります。

 どうやら「急がば回れ」が健康美人への近道のようです。


 

MRワクチン

2009年02月23日 | 雑学
 MRワクチンは、麻疹・風疹混合ワクチンのことです。

 通常、麻疹や風疹は一度かかると二度目はかからないといわれています。

 しかし抗体価が下がってしまった場合、再びかかる可能性があります。

 現に06年以降、修飾麻疹が増えているそうです。

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 ワクチン接種や母体からの移行抗体などにより得られた抗体が不十分で麻疹ウイルスに感染した場合、これを修飾麻疹といいます。

 通常より感染力は弱いものの、診断が付かず放置すれば症状が悪化したり、感染源となります。

 通常、麻疹や風疹は、一度感染したら免疫ができ、二度感染することはない(二度なし現象}とされてきました。

 しかし麻疹や風疹の流行が減少したため、ウイルスに接触し抗体価をあげる「ブースター効果」が得られなくなったことで、成人の麻疹が流行するようになったそうです。

 もちろん抗体価には個人差がありますから、すべての人が下がるわけではありません。

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 風疹ワクチンの抗体産生率は98%といわれています。

 ワクチンを打っても、100人に2人は免疫がつかない計算になります。

 抗体があるかどうかは抗体検査による判定が必要です。

 陰性であれば、学校や医療機関ではワクチン接種が推奨されます。

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 鶏卵やゼラチンに対してアレルギーがある場合は、ワクチン接種には注意が必要です。

 あらかじめ皮内検査を受けるなどして、安全性を確認しましょう。

 アナフィラキシーショックの既往があれば、ワクチン接種は避けるのが無難でしょう。

 接種前にかかりつけ医に十分相談しておきます。

 結局のところ、自分の健康を守ることができるのは自分です。


 

月の満ち欠け

2009年02月01日 | 雑学
 はやいもので、もう2月。

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 月の満ち欠けの周期はおおよそ29日から30日程度です。
 
 意外なところで身体に影響します。

 月の引力は潮の満ち引きに関連し、海と身体の塩分濃度はほぼ同じなのだそう。

 このため女性の月経周期や出産は、月の満ち欠けが影響するそうです。

 基本的に、新月から満月に変化する時には出産が多く、逆に満月から新月に移る時は死亡が多くなるようです。

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 生命力に影響を与えているともいわれる月の満ち欠け。

 精神面にも影響を及ぼすようです。

 満月が近くなると、イライラしたり頭痛や肩凝りも起きやすくなる傾向が…。

 お風呂にゆっくり入ったり、アロマを利用したりしてリラックスできるように心がけます。

 一方、新月の時は気力が低下します。

 生活に笑いを取り入れると効果があるようです。

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 今月の満月は9日の予定。

 たまには「月に吠えてみる」のもストレス解消には良いかもしれません。 


 


うまみの相乗効果

2009年01月04日 | 雑学
 だしをとるとき、かつおと昆布やしいたけなどを合わせます。

 合わせだしにすると「うまみが増す」というのがその理由。

 やってみると確かに!

 グルタミン酸とイノシン酸が合わさると、格段に美味しくなります。

 これは、舌の受容体が作用していたのだそうです。

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 研究を進めているのは、アメリカの研究グループ。

 舌の表面には「味覚受容体」があります。

 「グルタミン酸とイノシン酸が同時に1つの受容体に作用すると、グルタミン酸の構造が安定化して、うまみを増強させる」らしいのです。

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 でも、この研究が進めばおそらくまた「人工調味料」が開発されるのだと思うと…。

 科学が進んでも、身体に良いものが出来るとは限りません。

 ちょっと考えさせられるニュースでした。


 



救急車を呼ぶとき。

2008年12月29日 | 雑学
 救急車、呼んだことはありますか?

 私は偶然2回呼んだことがあります。

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 あせっていると意外に困るのが、場所の指定。

 可能であれば、住所を伝えるのが一番ですが、目標物などがない場合もあります。

 こんなとき自動販売機があれば、これを利用します。

 自動販売機の正面右下の方にはステッカーが貼られており、

 「ここの住所は○○ ○丁目○番○号」

 と住所が書かれています。

 携帯電話の普及に伴い、2005年から全国の屋外自動販売機に表記されることになったそうです。

 郵便ポストも同様です。

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 呼ばなくて済めば、一番良いのですがね~。

 




 

松果体

2008年12月28日 | 雑学
 脳には「松果体」と呼ばれる小さな器官があります。

 脳内の大脳半球の間にあり、概日リズムを調節する「メラトニン」を分泌することで知られます。

 メラトニンは、目や皮膚が感じた光刺激に対応して、昼夜のリズムを調整するホルモンです。

 松果体は第3の眼といわれることがあります。

 でも発生学的にみると、もともと1つしかなかった眼が、2つに分化したときに残った部分のようです。

 つまり、松果体は「第3の眼ではなく、第1の眼の名残」ということになります。

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 睡眠をコントロールするメラトニンは光に反応するため、朝に分泌が減り、夜に増えます。

 このため、朝日や光源を浴びるとメラトニンの分泌を抑え、スッキリと起きられるようです。

 冬はなかなか起きにくいもの。

 積極的に光を利用するというのも有効かも知れませんね。


 



ドクターカー

2008年11月27日 | 雑学
 先日、東静岡駅付近で「ドクターカー」を見かけました。

 ドクターカーは2008年6月に施行された改正道路交通法で緊急車両に追加指定されました。

 ドクターヘリと同様、救命率アップのために導入されており、車体の仕様は様々ですが、その設備は「動く病院」とも言われています。

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 医師が同乗しており、無線機やサイレン、拡声機などを搭載。

 簡単な手術用具や薬剤も積み込み、現場での初期治療を担っています。

 事故で患者さんを搬送できない場合に出動要請されるケースが多いでようです。

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 仕様が一般車でもサイレンを鳴らしている場合は、緊急自動車。

 見かけたら道を譲りましょう。


 



周産期医療

2008年11月07日 | 雑学
 ここのところ、周産期医療のニュースが目につきます。

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 「周産期」は妊娠期間のうち妊娠22週から生後満7日未満まで。

 この期間はどうしても母体や胎児・新生児にかかるリスクが高くなります。

 このため国が支援して、周産期母子医療センターが認定されています。

 産科と新生児科の両方が組み合わされた施設で、静岡県内には11箇所あるようです。

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 近年、産科医の数が減少しているそうです。

 先日も患者さんが出産のため、実家に帰り、「里帰り出産」をするという話を聞いたのですが、意外に大変。

 希望する病院に受けいれてもらうには、紹介状の他に、妊娠28週以前からの受診を条件とされることも多いそうです。

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 一方、妊婦健診を受診せず陣痛が始まって初めて病院に駆けつける「飛び込み出産」。

 経済的な理由もあるのでしょうが、健診を受けていない場合は救急搬送を拒否される…というケースもあります。

 普段から「いざ」という時のため、自分の健康状態を把握してくれる「かかりつけ医」を探しておくことも必要ですね。


 

 

秋の夜長?

2008年11月06日 | 雑学
 秋も深まりましたね。

 ん?本当に秋…?

 と思って調べたら、あはは。

 11月7日は「立冬」でした。

 季節感がすっかりゼロの佐野です。

 日暮れが早くなり、夜が長くなりました。

 ちなみに夜が一番長い「冬至」は、今年は12月21日なのだそうです。

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 患者さんで意外に多いのが、「最近、眠れないんですよ~」という一言。

 でも、眠れないことが身体に与える影響はとても大きいのです。

 ・睡眠時間が短い
 ・変則勤務で昼夜逆転
 ・寝付きが悪い
 ・朝起きられない

 と感じている場合が多いようです。

 睡眠で重要と言われるのが「量より質」。

 睡眠時間よりも熟睡の度合いを高めるとよいとされています。

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 でも、睡眠にもゴールデンタイムがあるのだそう。

 先日のNAETセミナーに参加された、吹角隆之先生によると

 「グリコの時間(午後10時~午前2時)」

 この時間をコアタイムにして、睡眠をとるのがよいそうです。

 8時間睡眠を取るのであれば、午後9時~午前5時といったところでしょうか?

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 東洋医学的にみても、この時間帯は三焦・胆・肝経の時間にあたります。

 免疫や解毒機能が働く時間帯ですから、夜更かしは疲れを貯めてしまいます。

 特に子供は、この時間に睡眠をとらせるように注意しましょう。

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 また睡眠のリズムを取り戻すには、起きる時間を一定にすることが効果的。

 起きたら、約15時間後に身体は眠ろうとします。

 ということは夜10時に眠りたいのであれば、朝5時に起きる習慣が必要となります。

 「どうも最近眠れなくて~。」という方は、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

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 私はいつでもどこでも眠れます。

 でも、眠りすぎも睡眠障害の1つです…。

 気をつけなくては。