○「お払い箱のビジネスモデル」小屋和幸、洋泉社、2006
感想:
ペーパーブックで適当な内容だろうと思って読んでみましたが、
内容は非常にしっかりしており、通信業界、広告業界、金融業界等について、
最新の動向を押さえつつ、筆者なりの建設的な見解をそえる内容になっています。
特に印象的なのは、広告で、電通などがテレビ広告に胡坐をかいている間に、
ネットでの広告が広がり、今では、ラジオの広告を追い抜き、
新聞の広告に迫ろうという勢いです。
ただ、テレビにはまだまだ及ばないとのことですが、実際アメリカでは、
すでに新聞業界がネットに食われてしまって、大手の新聞社は大規模なリストラを行っているようです。
日本でも、新聞業界はどうやらかなり危機的な状況らしく、ここ数年が一番危ないとのこと。
というのも、ネットの追い上げとともに、団塊世代の大量離職に伴い、
なんらかの仕事の関係上読んでいた人が、新聞をやめるのではないかと言われているようです。
本書はなかなかの良書なので、特に就職活動をしている学生さんに勧めたい一冊です。
感想:
ペーパーブックで適当な内容だろうと思って読んでみましたが、
内容は非常にしっかりしており、通信業界、広告業界、金融業界等について、
最新の動向を押さえつつ、筆者なりの建設的な見解をそえる内容になっています。
特に印象的なのは、広告で、電通などがテレビ広告に胡坐をかいている間に、
ネットでの広告が広がり、今では、ラジオの広告を追い抜き、
新聞の広告に迫ろうという勢いです。
ただ、テレビにはまだまだ及ばないとのことですが、実際アメリカでは、
すでに新聞業界がネットに食われてしまって、大手の新聞社は大規模なリストラを行っているようです。
日本でも、新聞業界はどうやらかなり危機的な状況らしく、ここ数年が一番危ないとのこと。
というのも、ネットの追い上げとともに、団塊世代の大量離職に伴い、
なんらかの仕事の関係上読んでいた人が、新聞をやめるのではないかと言われているようです。
本書はなかなかの良書なので、特に就職活動をしている学生さんに勧めたい一冊です。