パンドラの箱を開けるとちむがいた

書くスピード早いですが、誤字脱字多し。

10冊目

2006-05-08 02:31:58 | Weblog
○10「ヘッドハンティング・バイブル」佐藤文男、2006、経済界



感想:
転職の際にお世話になる転職斡旋会社のうち、サーチ型の会社の業務内容に
ついて書いてあります。サーチ型とは企業の依頼をうけて対象者を一本釣する形式で、
主にマネジメントクラス以上が対象です。対して登録型とは、トロール漁のように
たくさん登録させてその中から合う候補者を選ぶ形式です。インテリジェンスや
エイブリックはこの形式です。

本書は、転職希望者、転職会社に依頼する人事担当者、そして、仕事としての
ヘッドハンティングの3点から話が進められており、面白かったです。
多少、サーチ型の宣伝が入っていますが仕方ないでしょう。
ヘッドハンティングの仕事に興味のある人は必読です。

ぼくも転職するときにトロール型斡旋会社を利用しましたが、仕事をしながらの
転職活動だと、なかなか時間的に連絡とかが大変なので、斡旋会社に依頼してから、
ラクになりました。

ただ、彼らはすぐに案件をクローズさせたがるので、全然希望していない業種を
薦められたり、押し込み易そうな会社や職種を紹介されたり、希望している業種は
「難しい」とか言ってあきらめさせようとされましたので注意が必要です。
(実際ぼくの場合は、本当に難しいケースらしく、転職会社の人も驚いていましたが)
トロール型の斡旋会社は便利なようにこちらが「使う」のであって、「使われ」たり
「説得」されたりしては絶対にダメです。


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