光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

木更津市巌根地区の廃線跡を行く-タイムスリップしたような光景

2021年10月20日 | 日記
 
 10/19(火)朝のうち小雨が降っていたのですが、午前10時20分過ぎには止んできたのでツレと散歩に出ました。久しぶりに自宅近くの昭和50年代に廃線になった自衛隊専用線・高柳線跡を歩いてきました。最後にここに来たのは2020年4月なので約1年半ぶりです。大分劣化が進んでいました。

    



 自衛隊木更津駐屯地専用線は、木更津駅から木更津駐屯地まで物資の輸送のための貨物専用線でした。戦前の木更津航空隊時代に設置されていた物を流用し、戦後駐留米軍も使用したそうです。この線は木更津駅から袖ヶ浦方面に延びていますが途中で、陸上自衛隊に向かう江川線と航空自衛隊に入る高柳線に分かれています。今回散策したのは高柳線の終点、航空自衛隊に入る廃線跡です。



  線路は農業用水に架かったガーター橋を渡り木更津駅方面に延びています。線路の上には折れた国有地の看板が置かれていました。



  緩いカーブを描いて線路が巌根小学校横に延びています。枕木などはもうボロボロ、時代を感じさせます。



  線路の中に木が生えていました。何処の廃線にもある光景ですね。

    



 

  線路を道路が横切っていますが、線路はそのままで舗装されたようです。そして高柳線はJR内房線に沿って木更津駅まで伸びており、線路も撤去されずに残っています。劣化も進んで来ましたが、出来る限りこの貴重な廃線跡を見守って行こうと思います。



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