5/29に放送されたNHKの番組ブラタモリ・木更津篇の放送場所をツレと6/2、訪ねてみました。今回はその2回目です。タモリ一行は證誠寺近くの海岸跡の石垣を見た後、弁天通りに戻り芸者の見番・木更津会館に入りました。
私たちは江戸時代の道しるべを復元した物がある通りを光明寺まで戻りました。そこで「与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)」の主人公与三郎の墓を見てきました。
その後木更津会館に戻りました。会館横の細い通りにはスナックや飲み屋がひしめき合っています。この辺は昔木更津の花街でした。タモリたちはこの木更津会館の中で、芸者2人の三味線と歌を聞いていました。与三郎とお富さんが主人公の歌謡曲で、春日八郎が唄って大ヒットした「お富さん」です。
木更津会館を出た後、タモリ一行は南片町大通りをさかんだな通りに向かいました。老舗の佃煮・干物店岩崎物産を通りこし、魚屋や干物店が軒を並べていた、さかんだな通りに入りました。通りの入り口には大正7年(1918年)創業の和菓子店岡埜栄泉堂。そして反対側には木更津を代表する看板建築の安室薬局(休業中)があります。
さかんだな通りの中程にはヤマニ綱島商店がレトロな雰囲気を醸し出しています。国登録有形文化財に指定され、創業は慶応2年(1866年)との由。横から見ると高さの違う蔵が3つ重なったような形の珍しい建物です。
綱島店の前、鈴木肉店の間には浜に降りる路地が残っています。昔はこのような路地が至る所に在ったそうです。そしてこの路地を下り左に行くと人参湯。現在は休業中で、中では木更津焼きそば店が営業しています。タモリたちはこの後山砂の採掘場に行きますが、一般人は入れませんので、ここで、ブラタモリ木更津篇の追跡を終わります。