Chiakiの徒然日記

不思議でならない&私の…

今、世間を騒がせている…というよりマスコミが勝手に騒いでいる感じのする「STAP細胞」。
一連の報道を見ていて不思議でならないことがいくつかある。

・不正やねつ造が本当だったとして、共同研究者があれだけいて、誰1人気付かなかったのか。
・博士課程を修了しているとはいえ、修了したばかりの研究者が1人であそこまでやれるのか。
・そもそも、不正やねつ造によって生み出された(とされている)論文が、なぜネイチャーの審査を通ったのか。
・アメリカにいる共同研究者が強硬姿勢を貫いているのはなぜなのか。

日本にいる「科学者」たちは「自分は巻き込まれただけ」みたいな主張を繰り返しているけど、みっともない。
そもそも、論文の責任者は誰?
ファーストオーサーが小保方さんなら、ラストに記されている人は誰?その人の責任は?

私自身、文系と理系にまたがる学問を研究していた人間なので、今回の問題では小保方さんだけに責任を負わせようとしているのがイライラする。

閑話休題。





私の修士論文。
「錯視的輪郭における明度対比に及ぼす誘導野の特徴の効果」
えらく大仰なタイトルだけど、ここまで持って行ったのは指導教授(笑)
英訳するのが大変だったよ…。

「主観的輪郭」とされることも多い。ただ、この頃、指導教授が「錯視的輪郭」と言う言葉にすごくこだわっていたので、それに従った。
「錯視的輪郭」とは何ぞや?ということで、使った図形はこちら。




ただの見本で、実際には手作業で色紙を切ったり貼ったりして作った。きつかった~。
ま、見える人には見えるはず。大きな正方形の中心に、小さな正方形が見えませんか?
それがどのように見えるかという実験。

そして、実験の結果得られたデータがこちら。



修士論文ということで、ちょっと欲張りすぎたのでデータは大変なことになってしまった。
被験者となってくれた後輩たちには今でも感謝している。

そして得られたデータをあれこれ分析ソフトを使って分析して、論文を作成していった。



原稿用紙サイズ20×20が書式だったので、分量としては大変なことになってしまったが(笑)、2年間の努力の結晶。
他の先生には破棄したことになっているのだが、実は当時のデータも全部PCに残っている。
製本したものも残っているし、これらは絶対に捨てない。

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