やっぱブログだべさ。

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 まずは「初めに・お約束」をお読み下さい。

南米音楽のコンサートのお話。

2008年10月14日 | Music
 何故だかここしばらく暖かで幸せ~。今日の午後は25℃くらいまで上がったの でも花粉症で困ってるんだけど…寒いよりイイわ。

 さて、昨日で忙しかった三週間が終わりました。締めくくりは南米の音楽オンリーのコンサート@Chicago Cultural Center。この建物にはいくつか音楽ホールがあります。今回は3階の、ティファニー製のドームがあるところ。が、見事にカメラを忘れ、コンサートに来て下さるK先輩に急いでメールしてカメラを持って来て頂きました。
 で、送って頂いたお写真たち。

 

 
こちらはAちゃんに貰ったお写真。



 この部屋(?)の周りは贅沢に金・エメラルドを使ったモザイクだらけなのです。

 ちなみに、少し離れた所にもこういうドームがあって、先月kikiちゃんとちらっと寄ったの。その時の写真はこちら。


 
 
 さてコンサート。シカゴ大学で一回コンサートをしているのですが、やっぱり気が抜けませぬ。だって2週間後にラジオで放送されちゃう。なのに曲数多すぎ&休憩無しのコンサートで、Chewieは後半になると注意力散漫になります しかも今回は一パート一人、という編成だったので、数え間違えたら大変な事になっちゃいます んもう、休憩入れてくれたってイイじゃん まぁ何とか無事に終わったんだけど…。ラジオを聴くのがドキドキです。

 私は最初に弾いたのと三曲目が気に入ってるんだけど、両方とも20世紀前半の作曲家、Revueltasの曲デス。
 三曲目のSensemayaは、最初に貰った楽譜がとぉっても読みにくくて、しかも細かすぎて。あまりの細かさに、音符の丸の大きさを定規で測ってみた! 
 そしたら何と1mm! 
 こんな小さい楽譜は記録的デス。後で拡大コピーしたのを貰えたんだけどね。

 それと、バンドネオンが入るタンゴを3つ弾きました。個人的にあまり好きな曲じゃなかったんだけど、バンドネオンのおじいちゃんが「名人」の風貌で雰囲気が素敵。勿論とてもお上手でした。バンドネオンを生で聴いたのは実は初めて!
 で、終わってから名人と写真を撮ってもらいました。切り取った写真↓


 そして更に!彼はおもむろに鞄からCDを取り出し、スペイン語で「ナントカ・カントカ For you」と言ってプレゼントしてくれました! 

 実は前の日、John Hancock Centerでパーティー第一弾の待ち合わせをしていたら、名人(オーラ消し去り)が近くを通ったの。声を掛けようかと思ったけど、彼は英語が全然駄目なのです。リハーサルでは作曲家が通訳してたんデス。

 その通訳と作曲家本人がリハーサルに来るって言うので、2回目のリハーサルは実は目茶目茶な事になり、「船頭多くして舟山に登る」状態。ちなみに英語でこの状態をToo many cooks spoil the broth.とか言います。この日は結局コックさんが4人になってしまった!
                     

 ま、そんな日もありましたが 全体的にとても良いお仕事でした。本当の事をここで暴露すると、「誕生日が重なるけど、それ以外この週は教えるだけで退屈だから」って理由でこのお仕事を取りました() が、普段南米のクラシック音楽って触れる機会もないけれど、結構楽しいのよねん 指揮者も一緒に弾くミュージシャン達も上手でそれはそれは充実した1週間でありました。

 コンサートに来てくださったK先輩とAちゃんは二日連続で付き合ってくれました。どうもありがとうございました。この後二人を巻き込んでお茶→家に帰ってもご飯を作る気力が無いのでK先輩をディナーに巻き込む お疲れ様でした(?)。