運動指導の資格

毎週金曜日は　午前中は　８６歳までの元気な中高年の皆さんの体操教室、午後は　神戸ＹＭＣＡ学院専門学校の１９歳、２０歳の生徒さんの授業をしています。
授業は　「資格対策」。健康運動実践指導者という資格取得のための勉強をサポートします。

ちなみに健康運動実践指導者とは・・・
厚生労働省所管の財団法人　健康・体力づくり事業財団が認定する資格です。
健康運動実践指導者は　養成認定校の専門学校にて授業を履修するほか、３年間の運動指導経験のもと財団が主催する講座を受講し、受験資格が与えられます。
健常者に対しての健康作りを目的とした運動を実践指導できる能力を持っている者。

また健康運動指導士は　養成認定校の大学にて授業を履修した者、健康運動実践指導者、保健師、管理栄養士に受験資格が与えられます。
健常者だけでなく、生活習慣病リスクを持つ人への予防運動を指導できる能力を持っている者。

こちら健康運動指導士に関しては、毎年、兵庫県健康財団にて資格継続講座を担当しており、近々では来年１月に出務いたします。


資格試験科目は　健康づくり施策概論、運動生理学、機能解剖とバイオメカニクス、栄養摂取と運動、体力の測定と評価、運動プログラム作成と指導法、運動指導の心理学（・社会学）的基礎、運動障害と予防・応急処置など。

今日、知人から電話がありました。
「７５歳の知人が脳梗塞で倒れ、処置が早くて後遺症は　残らなかったけれど、再発予防のために運動指導をしてもらえるところを探しているんだけど・・・」という相談でした。

上記資格は　この人のようなハイリスク者も安全で効果的に運動指導を行う事が出来る専門家を目指し、人材の育成を行っています。
資格取得を目指す人は　資格取得だけのための勉強にならないように、実際に身体を動かし、養成用テキストを膨らましていきましょう！