☆a peaceful death

●平均寿命
って相変わらず世界一なんですね・・・その平均寿命まであと数ヶ月足らなかったようだけれど、それでも８５歳でこの世を去るというのはやっぱり大往生なのかな？ということで私の４人の祖父母のうちの最後の１人がこの世を去りました。
お葬式では棺のまえでわけもわからず遺体に花を手向ける曾孫諸君をながめながら、「きみたちどんな気持ちなの？」なんて思いつつ、一方で変わり果てた祖母の姿に自分自身も何の感慨も出てこなかったけれど、棺が焼き場についてこれから骨になるというその焼き場に入る直前では、昔のこと、祖母の声等々が一挙に頭の中に登場してきて、自然と大粒の涙がでてきてしまいました。
「長幼の序」とはいうけれども、身内のなかの最長老が亡くなり、次の代は父母や叔父叔母となってくると、見慣れている彼らの白髪まじりや顔のしわについても、いっぺんに老けたなあと感じさせられるとともに、自らも年取ったよな・・・と感じざるを得ないのでした。
祖母に対してはもうちょっと元気なうちにもっと詳しく東京を案内して、「ねえや」がいたんだと自慢げに話していた祖母の大正当時の東京での暮らしの話を伺っておきたかったな・・・とつくづく残念に思っている次第です。

●地方空港
もこんなものでしょうか、こじんまりした神戸空港に若干小さめＡＮＡのA300旅客機で降りました。西宮のわが実家を右に眺めながら着陸していくのかと思ったら、さすがに陸近くは伊丹空港、海上近くは関空で大阪市上空から降下していくのでなく、一旦岡山近くまで回って、小豆島を見ながら降下し明石大橋の上を飛び越えて降りていくのでした。
でも空港からポートライナーで１９分だし、結構便利な感じはしましたね。