ライオットアクト

期待していたものがさほど面白くなかったり、かと思えば大して期待していなかったものがツボにハマったり。ゲームを買い続けているとしばしばこういう事がある。ゲームに限らず映画やアニメでもそう。

Halo3βの為に買ったライオットアクトだけど正直期待はしてなかった。しかし気がつけばここ最近ではブルドラ、ピニャータに匹敵するほどハマってた！で、久々にゲームをクリアした！実績も600を超えた！いや～オモロイよコレ。

適度にお手軽操作な点がおっさんにも優しくていいよね。ロックオンすれば絶対弾が当たるというのは、エイムが苦手な私には非常にありがたい。ここを「ヌルい」と見るかは人によって意見が分かれる所だろうけど、私はこのお手軽エイムのおかげで爽快感が上がっていると思うのでアリとしておきたい。

このゲームの爽快感は超人的なジャンプ力による所も大きいと思う。ゲーム開始時はそんなにジャンプ力も無いので、ゲーム進行もイマイチ盛り上がらないんだけど移動スキルが上がるとその印象は一変。ビルとビルの間をジャンプで渡ったり、空中から敵に奇襲攻撃をかけたりと遊びの幅が格段に広がる。極めつけはこの世界に立ち並ぶ高層建築物の中でも最高峰であるキープへの登頂が可能になる！ロッククライミングさながらに足場を確保しながら登っていくのだがその時の緊張感と言ったら・・。それだけに制覇した時はかなりの充実感があるよ。

とは言っても不満点もあるわけで、手すりの近くで敵をロックオンする際殴りモーションになってしまう点や、壁際のカメラワークが近いせいで直上にでっぱりがある場所でそのでっぱりの上にジャンプしづらい（うーん、表現が難しい・・）点、一般人がわざわざ抗争の真っ只中へ逃げてくる（人の多い所でドンパチをやる方が悪いのかもしれんけど）・・等。

ぶっちゃけ敵の中ボス、大ボスを倒すのが目的の単純なゲームだけど延々とわけの判らんお使いをやらされるよりはマシ。まー頭をカラッポにして楽しみたいそんな良作だと思う。

（欄外）このクオリティの街を舞台にした地球防衛軍で遊びたいなぁ。キープに群がる蟻とかキープ頂上からソラスを狙撃したりとか想像したらムラムラが止まらんですよ。