■Belda探索(2)
ここも他のダンジョンと同じく薄暗く、そのままでは先へ進むのもままならないので松明に火を灯す。入ってすぐに吹き抜けの2階部分らしき所に出る。通路は左右に分かれているが、何も考えずに直感で右へ進んでいく。こういう場合は直感を信じた方が良い結果が出るものである。たぶん。
ゆっくりスニーキング状態で進んでいくと、何やら「ス~ハァ、ス~ハァ」とアヤしい吐息が聞こえてくるではないか。どう聞いても人間の放つ声ではありません。ありがとうございました。
直感を信じた故にいきなり敵に接近遭遇してしまったが、だからといってここで引き返すのはプライドが許さない。普通の人なら深く考えずに切りかかっていくのだろうが、私は石橋を叩いて叩いて叩きまくって渡るタイプである。それ故に叩きすぎて橋が壊れてしまう事も多々あるのだが。・・まあそれはいいとして、いかに安全に敵を倒すかを考える事にした。
まず声のする方向へできるだけ近寄ってみる。よ~く目を凝らしてみると、敵は一定の場所を行ったり来たり動き回っているようだ。松明の灯りで気付かれるといけないので、ほどほどの距離で松明を消す事にした。
彼が今から私の遊び相手になってくれる方です
息を潜めて敵(Stunted Scamp)を観察していると、相手も一定の場所から動かなくなった。暗いせいで敵がこっちを見ているのか、はたまたあさっての方向を見ているのかは判らない。・・・・・お互い全く動かないまま時間だけが過ぎてゆく。
膠着状態にしびれを切らした私は剣を抜いて突撃した。真っ暗な視界の中、敵の場所にアタリを付けて一心不乱に切りまくる。敵もファイアボールで応戦してくる。断末魔を残して敵は息絶えた・・・が、いきなり背後からファイアボールの直撃を受ける。なんともう一匹隠れていやがったのである。ただ単に私が気付いていなかっただけかもしれないが。
不意打ちを食らわせてくれたもう一匹のStunted Scampも倒してようやく辺りに静寂が戻った。持ち物チェックをするも一匹はBoneのみ、もう一匹は手ぶらという有様であった。戦闘後の物色を楽しみとする私にとってこれ以上ない仕打ちである。しかもこの部屋で行き止まりというオチつき。直感というものは全く持ってアテにならん。ん?さっきと言ってる事が違うって?「女心と秋の空」っていうだろ?・・・マイキャラは♀だから反論禁止。
最初からこっちへ行ってればよかったんだ。そう思う気持ちを抑えてさっきの分岐点を左に向かう。しばらく進むと広間らしき場所にたどり着いた。中央には祭壇のような物があり、その上に宝箱らしきものが置かれている。辺りに敵の気配は無いので祭壇に近づき宝箱(Ayleid Coffer)に手を伸ばす。ご丁寧に鍵まで(Very Easyであるが)かけてある。少しはマトモな物が入っているかもしれない。
箱を開けてみると中には金貨10枚が入っていた。・・・いや、Cofferって金庫の事だからお金しか入ってなくても不思議じゃないんだよね。でも、でもさぁ・・・。このビミョ~な気持ちわかってくれるかい?
広間を後にしてBeldaのさらに奥へと進んでいく。すると進もうとしていた通路の先に2匹のStunted Scampがたむろしているのが見えた。
階段の先にはアヤシい2つの影が・・。(右)拡大写真
このまま突撃すれば一度に二匹の敵と同時に戦う事になり不利だ。あれこれ考えていると突然敵遭遇BGMに音楽が変わる。気付かれた!松明つけっぱなしだったのが悪かったのかーーー??すぐに方向転換して反対側の通路の先のゲートを開けようと試みる。ん・・開かねーーーー!!
この先においらが求める自由がある。あるハズなんだ!!
どうやら別の場所の仕掛けを解除して初めて開くようになっているらしい。振り返るとすぐそこまで敵が迫ってきている。ノォォォーーーーー!!
敵「とりあえず死んどけ♪」
あとにはこんがり焼けたImperial♀の死体がころがっておりましたとさ。
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