今回、サバークの正体が明らかになった訳ですが、個人的にはちょっと残念な展開だったり
サバーク=ゆり父、というのは恐らく本来の視聴者層である小さい子供以外は間違いなく予想していた事で殊更驚く事でもない。ここまで引っ張ったあげく「サバークの正体はまた別の誰かでした!」というオチでないならば、せめてサバーク=ゆり父の伏線の張り方をもうちょっと丁寧にしてもよかったんじゃないかなと思うのです。伏線らしい伏線は#13においてゆりさんの家庭環境が始めて提示された時と、サバークがムンライさんに止めを刺さなかったという事実ぐらい。サバーク=ゆり父と決定付けるには必要にして十分な内容ですが、いかんせん今回の伏線回収までに間が開きすぎてしまって唐突な印象が否めませんでした。タイミングとして学園祭回後に1つ別の伏線を張っておけばまた印象も違ったと思うんですよね。
あと、今回は変身バンクや過去回の映像で尺を稼いでるのが分かりすぎたのもね。
栗山(山田)脚本、長峯演出、馬越作監、という最強布陣のラスト2話で一気に巻き返す事を期待。特にバトルは過去作においてもラスト2話は総じて凄まじい出来になっているので大期待です!
今回の他の見所
・戦闘中に作戦会議を始めるマリンとサンシャイン。サンシャインも何の疑問も持たずに真剣な表情で作戦会議に加わってたりスナッキーも手を出さずに遠巻きに見てたりとかツッコミ所が多すぎる展開も、すべてマリンは何でもアリなんだよ!!としておけば許されるんです!
・そして超レアなサンシャインのプリキュア大爆発!・・・ムンライさんもやってくれませんかねえ
・スナッキーに変装はいいんですが・・・
キメぇ(笑)
そしてこの変装の為に少なくとも3人のスナッキーが生皮を剥がされたという事に・・・ガクガクブルブル
・バレバレの変装をしたえりかさん達を見破れない薫子。やっぱり老眼なんだろうな・・・。ここでもしスナッキーの皮が脱げなかったら大惨事が起こってましたね
・さながらラスダンの回復ポイント的なこころの種。つうか、う○こで回復ですか・・・
・レーザーで殴るというサバークの脳筋技。これは新しい
・ブロッサムが薫子から「サバークとムーンライトを戦わせないで」と頼まれてた事をすっかり忘れていた件について
・「キュアブロッサム。あなたのおかげで私はもう一度戦う勇気を取り戻したわ」って、さっきまで泣き崩れてたクセにやけに上から目線なゆりさんに痺れました!ゾクゾクするね!
・今回最もテンションが上がった場面。ゆりさん&ムンライさんのキャラソン『MOON ~月光~ ATTACK』をバックに繰り広げられるダークさんとの一騎討ち。
直前に交わされる二人のやり取りがまた熱い。
ムンライ「たとえ私が消えたとしても、ブロッサムがいる、マリンがいる、サンシャインがいるわ」
ダーク「そいつらも全て倒すだけの事」
ムンライ「簡単には倒されない。それがプリキュアの絆!!」
これで燃えなければどこで燃えるという熱血展開に打ち震える事しばし。久川さんと高山さんの演技力による所も大きいですね。さすがベテランの仕事。そしてこういう演出があるからプリキュア視聴はやめられんのですよ!
次回、ついにプリキュアの最後の戦いが始まる!
今回のデータ放送
青選択で3pt。計127pt
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