お気楽ヲタ人生

かつてブログ人にあったブログが逃げてきました。相変わらず休止中です

スイートプリキュア♪ #1「ニャプニャプ~!スイートプリキュア誕生ニャ♪」

2011-02-06 14:23:38 | アニメ

いよいよ始まりましたプリキュアシリーズ第8作目、『スイートプリキュア♪』

spre3

まず感じたのが、今回は敵味方の距離が近いな~という事。
なんせ、マイナーランドの大ボス・メフィスト(CV.堀内賢雄!言わずと知れたハトプリの空さん)にマイナー側の歌姫セイレーン(CV.豊口めぐみ!)、そして今回の三馬鹿 トリオ・ザ・マイナーがいきなりメイジャーランドに乗り込んでくる展開。普通、その勢いで国を破壊し尽くしたり(YP5のナイトメアのように)、トップを拉致したりするもんですが、メイジャー側の王女アフロディテ(CV.日高のりこ!)に特に手をあげる訳でもなく、というかメフィストとアフロディテは顔見知りのようですし、例えるなら「運動会で競う赤組と白組」くらいのヌルさを今回の両勢力からは感じるワケです。メフィストも「伝説の楽譜も我が手にあるし、マイナーランドの勝利だな」とのん気な事をゆーとりますし、それに対するアフロディテの答えも「それはどうかしら」だもの。早い話、いい意味で緊張感が無いのね。国家間の争いのはずなんだけど感覚的にはご近所レベルという(笑)

spre5

この緊張感の無さはマイナー側がボスのメフィストからしてコメディリリーフ的な描かれ方をしている事に拠る所が大きいかなあと。一見クールに見えるセイレーンもハミィが絡むとボケツッコミ漫才を始めるし、今回さほど喋るシーンが無かったトリオ・ザ・マイナーも恐らくギャグキャラでしょうし、こうなると逆にシリアスなキャラが欲しくなるほど。プリキュアシリーズとしてはなかなか斬新な設定だと思います。(S☆Sのゴーヤーンはたまにギャグキャラになっていましたが、一応アクダイカーン様がいましたし)


今回の目的は成り行きで散らばらせた音符を集める事。ハミィやセイレーンには1年経つと浮き上がってしまう音符を「伝説の楽譜」に定着させる力があり、冒頭で行われていた大音楽会でハミィは「幸福のメロディ」の譜面を楽譜に定着させるはずだった。そこに乗り込んできたメフィスト達が「不幸のメロディ」を上書きしようとしたので、咄嗟にアフロディテが音符を人間界に退避させた、というわけ。人間界いい迷惑!

そのハミィですが、コイツがまたトボケたキャラでして。セイレーンから天然ボケと言われれば「褒めてくれて嬉しいニャ!」、伝説の楽譜を奪われた事をなじられれば「そんな悲しい事忘れたニャ」。一事が万事この調子。本当に天然キャラなのか判ってやっているのか、とにかくハミィはかなりのマイペースキャラ。三石さんがまたいい感じなんですよねぇ。てかこの役は三石さん以外考えられない!

spre6

ハミィと対を成す存在であるセイレーンは元々メイジャー側の歌姫だったという設定。ハミィとは友達同士だったのが今年の歌姫にハミィが選ばれた事がきっかけでメフィストにそそのかされてマイナー側についている、という事らしい(公式サイトより)。セイレーンは人間に変身する事ができ、その時はエレンを名乗る。今回もエレンとして響さんに近づき響さんが持つト音記号を狙うのですが…。

spre11


さて肝心の主人公も忘れちゃいけません。
舞台は「私立アリア学園中学校」。グラウンドでサッカーをするのは主人公の一人北条 響。響さんはスポーツが得意で運動部をかけもちしてる…ってどこぞの情熱の赤い炎的な人を思い出す設定ですなあ。あと「甘いものが大好き」という事で今回の食いしん坊プリキュアポジションは響さんで確定ですね。

spre7

さて、もう一方の主人公である奏さんは「スイーツ部」なるなんとも体重が気になる部活をエンジョイされているようで。周りの奏さんに対する評価「怒らせたら誰より怖い」が、無印のほのか、YP5のこまちあたりを思い出させます。「スイーツ部」と洒落た名前ですが結局は甘いもん作ってどんどん食べよう的な部活でしょうから、奏さんも案外食いしん坊ポジションを狙えるかも

spre8

で、二人は顔を合わせると喧嘩ばかりという設定の通り、今回もスイーツ部につまみ食いをしに来た響さんと奏さんが喧嘩をおっ始める訳ですが、どうみても夫婦喧嘩にしか見えない訳ですよ。ちょうどセラムンのうさぎとレイの喧嘩、あんな感じ。いやあ、実にいい事です。今回も百合成分たっぷり!!喧嘩ばかりしていても、お互い相手の事が気になるの直後の二人のモノローグでも判る通り。二人の思い出のレコードについて奏さんが「どうせ、響は覚えてないと思うけど」と言ったせいで響さんが反発気味に「何それ!知らない!そんなレコード」と返してギスギスした雰囲気になっていましたが、レコードがネガトーン(今回の怪物の総称)化されたのを見て響さんが本当の気持ちを打ち明けた結果、二人のト音記号が呼応してプリキュアに覚醒。スイーツ部部長に喧嘩をたしなめられた時の「親しくなんかありません!」、ハミィに二人は仲良しニャと言われての「ぜんっぜん!!」、これら二つのハモりネタ等を積み重ねる事で、響さんと奏さんの二人の距離感がどういった感じなのかを上手く視聴者に提示していたと思います。

spre9
spre10
spre12


今回もハトプリ同様Bパートラストで変身して次回へ引くという構成だったんですが、毎回お楽しみの変身バンクについては無難な仕上がり。これについてはハトプリが凄すぎただけとも言えますが。ハトプリは何が良かったかというと、「楽しそうに」変身するのが画期的だったと思うのですよ。言い換えれば表情豊かに変身する点が過去シリーズには無い良さだった。これに並ぶのはパワーパフガールズZとコレクター・ユイの変身バンクか。話が脱線しましたが、スイプリの変身バンクで良かったのはお互いが手を伸ばしてアイコンタクトをとる場面ですかね。あと、今回の変身BGMは女性コーラスが実に印象的。高梨サウンドに女性コーラスが乗る事で一種独特の荘厳さが表現されていました。ちなみに変身の掛け声は「レッツプレイ・プリキュアモジュレーション

spre13
spre14
spre15
spre16


前後しましたがOPは『ラ♪ラ♪ラ♪スイートプリキュア♪』。歌うは工藤真由。今回はハトプリとは逆でOPが工藤さんでEDが池田さん歌唱です。『ラ♪ラ♪ラ♪』はサビよりもイントロ部がインパクトがありますね。いい曲ですがノリの良さでは『Alright!ハートキャッチプリキュア!』の方が個人的には上かな。OPの映像でやっぱり気になるのは仮面のプリキュアでしょうね。正体を推理する為に「ツリ目で瞳の色は赤色」という事は覚えておきましょう(笑)

spre17
spre18

EDは池田彩が歌う『ワンダフル↑パワフル↑ミュージック!!』に乗せて恒例のCGダンス。今回も振り付けはマエケンです。さすがにCG化して3作目となると新鮮な感動というのは無くなりましたが、それでも相変わらずのハイクオリティなモデリングには目を見張ります。特にメロディの髪型はよく再現できたなあと。『ワンダフル↑パワフル↑ミュージック!!』は古き良きディスコミュージックを彷彿とさせる曲調。ハトプリ後期ED曲『Tomorrow Song ~あしたのうた~』もゴスペル調の曲で驚かされましたが、今回は更に斜め上を行く楽曲という印象。俺は好きですね。

spre19
spre20
spre21

あ。EDクレジットを見たほとんどの方は気づかれたと思いますが、どう見ても後々大きく話に関わってきそうな名前の方が約二名いらっしゃいました。「西島 和音」「東山 聖歌」のお二人ですね。響さんとサッカーを一緒にプレイしていた青髪のボーイッシュな子とスイーツ部の金髪部長。あなた達、明らかに他のモブキャラと一線を画した容姿ですよね(ズビシ!)どちらが西島でどちらが東山なのかは現時点では判りませんが、まあ間違いなくこの二人でしょう。つうか、今回スタッフ隠す気はなさそうね(笑)

spre22
spre23


今回の他の見所

◆響さんの超絶舌技にナイトメアのあのバイトくんも注目したとかしないとか

spre24


◆ハミィ「ハミィだニャ!怪しいもんじゃないニャ!」響&奏「思いっきり怪しいんですけど!」 サソリーナさんが「怪しい人」呼ばわりされていたのを思い出した

spre25

 

次回はいきなりプリキュア解散の危機回!!早い!!早いよスイプリ!!


今回のデータ放送

さあ、今回から仕切り直し。心機一転150pt目指して頑張るぞ!(あくまでハトプリのMAXが150ptだったので今回も150ptだろうと言ってるだけで実際は判りませんよ)

今回は初回なのでやっぱりメロディ色の赤!3pt!やったキタ!!という事で「プリキュアおうえんだん わかばマーク」でございます




最新の画像もっと見る

コメントを投稿