お気楽ヲタ人生

かつてブログ人にあったブログが逃げてきました。相変わらず休止中です

フレプリ映画観てきた

2009-11-09 15:07:38 | アニメ

「フレッシュプリキュア!おもちゃの国は秘密がいっぱい!?」を見てきた。1つ大きくなったと同時に大切な何かを失った気もする・・・

※完全ネタバレですので閲覧注意!

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・トイマジンのCVは塩屋浩三。魔人ブゥの声を想像してもらえれば。
・ウサピョンのCVは鶴ひろみ。ルーレット伯爵は銀河万丈。テディベアは坂本千夏。

・冒頭の注意の時、観客席にウエスターさんがw
・パジャマパーティーって昼間からパジャマかよ!
・せっちゃん枕投げで大暴れ
・トイマジンがおもちゃを消すタイミングがもう少し遅ければお風呂タイムになだれ込んだ!
・おもちゃの国に入る為のパスポートがメモ帳の切れ端w
・門番と猿監督とブロンド人形は第35話に出てきたアレ。
・ラブさん達線路の上で話し込むなw
・ルーレット伯爵に対する美希たん達の反応が不審者に対するソレでワロタ
・ラブさんは空手着、美希たんはレオタ風宇宙服?、ブッキーはRPGの戦士風コス、せっちゃんはカジノディーラーコス
・変身シーンは当然全員分フルで流す。長い。
・ピーチvsカンフー人形。ラブさん無我の境地→拳からの気でカンフー人形撃破
・ベリーvs宇宙人。いつの間にか宇宙船の翼にちょこんと座ってるベリーが不覚にも今回一番萌えた。
・パインvsティラノ人形。ティラノの足に刺さっていたトゲを取って懐柔成功。さすがパイン。
・パッションvsチェス人形軍団。まさにパッション無双。てかパッションの所だけが別のアニメかと思った。キングを塔の先端部分で押しつぶしてその上で「チェックメイト」とポーズを取るパッションさんはパッションの皮を被ったイース様でした。
・邪魔なタルトとプリプー様は1回休みでしばらく退場。
・強制ゴールでトイマジンとバトル開始。
・おもちゃの国は子供達に捨てられたおもちゃが集まる国。トイマジンの目的は捨てられる前に世界中からおもちゃを消して、なおかつ子供達をおもちゃに変えて復讐する事。
・トイマジンの体は捨てられたおもちゃが集まって構成されている。
・またしても板野サーカス。
・ピーチがトイマジンに取り込まれたウサピョンを見つけてしまう。
・必殺技オンパレード。当然フル、長い・・・
・しかし長い間押入れにしまい込んでいたウサピョンに負い目を感じるピーチは止めを刺せない。
・ベリーがピーチをビンタ。またしてもこういう役どころなベリーに同情せざるを得ない。
・気を取り直したピーチがラブサンシャイン。そしてラッキークローバー・グランドフィナーレへ。
・トイマジン撃破か?と思いきやそこは当然お約束通り復活。おもちゃの国の全おもちゃを取り込んで完全体へ。
・完全体トイマジンとバトル。トイマジンの体の上で変身が解けるピーチ。そこに聞こえてくるウサピョンの声。ウサピョンから幼い時の記憶を蘇らされたラブさん。ラブさんはウサピョンの事を最後まで守っていた。
・ここでプリプー様が新たな白いピックルンを召還。ラブさんはキュアエンジェルに変身。
・キュアエンジェルがプリキュアラビングトゥルーハートでトイマジンを元のテディベアに戻す。
・朝帰り
・最後、バザー会場でテディベアが幼女に貰われて行く。泣ける。


平日の午前中という事で人も多くないだろうと期待して行ったんですが甘かった!!予想以上に子供連れの客が多くていきなりのハードルの高さに涙目に。事前にネットでチケット購入してたので、カウンターで「プリキュア1枚」という最大の羞恥プレイはしなくて済んだけど問題は館内に入ってから。俺は最後尾でこっそり見ようと思ってたんだけど客がほとんど後ろに集中してるとかおかしいだろ(笑)幸い端の方が空いてたのでそこに滑り込む。当然灯りが落ちてから入ったんだけどそれでも相当恥ずかしかったわ。だってほぼ100%子供連れの普通の客なんだもの。

映画自体は良かったよ。作画監督は為我井さん。ただ、完全体トイマジン戦までは映画ならではの凄さ(特にバトルシーン)は感じなかったんだけど(それでもバトルでは結構動いてた)、完全体トイマジン戦は本気モード、マジ凄い!!3Dモデルのプリキュアでバトルを描いてる。EDで使われているアレなのかは分からないけど2Dとの違和感もほとんどなかった。迫力あるカメラアングルにとにかく良く動く。ここの部分に相当金がかかってると見た。この方向にも可能性を感じる事ができたのは大きかった。

トイマジンの声は塩屋さんでピッタリ。鶴さんのロリ声も可愛かったし万丈ボイスがルーレット伯爵の胡散臭さを増幅していた。坂本さんの出番が少しだったのが残念。ゲストは総じてGJでした。良く考えたら今回の映画って芸能人枠が無かったんだな。いい事です。

客の幼女達が全然ライトも振らないし踊りもしなかったのがワロタ。ライトを振るシーンで灯りを付けてはいたけど。しかし、もうこんなアウェー感を味わうのはこりごりだ・・・。大画面で見れるというメリットはあるけど大友は大人しくDVDで楽しんだ方が身の為ですな。



「スペル」観てきた

2009-11-09 01:14:22 | 映画

サム・ライミが久々に撮ったホラーという事で「スペル」を観てきた。

※ネタバレあり

 









































ストーリーは単純明快。

主人公のクリスティン・ブラウンは銀行に勤めるやり手の融資担当係。彼女は銀行の次長の座をライバルのスチュと争っている。

そんな中、融資返済の期限を延長して欲しいとガーナッシュという老婆がやってくる。クリスティンは一度は支店長に延長を相談するも、次長席欲しさから非情な決断をガーナッシュに告げる。プライドを捨て頼みを請うも、逆に恥をかかされたガーナッシュはクリスティンに襲い掛かり、警備員につまみ出される。

その夜、駐車場で再びガーナッシュから襲われたクリスティン。なんとか撃退するが、ガーナッシュは去り際にクリスティンから奪った服のボタンを元にクリスティンに呪いをかける。その呪いとは、ラミアと呼ばれる悪霊が呪いがかけられた物の持ち主を3日間悩ませ続けてその翌日に持ち主の魂を奪いにくるというものだった。

その日からクリスティンの身の回りで夢とも現実ともつかない出来事が起こり始める・・・。


まず、これはあくまでもホラー映画。最初から最後までそれは貫かれる。決してコメディ映画として撮られたワケではない。しかしライミのホラー・・特に「死霊のはらわた」シリーズを見た事がある方ならお分かりの通り、決して笑わせる場面ではないんだけど恐怖を突き抜けて笑いに転じるのがライミ映画の真骨頂。御多分に漏れずコレも同類。はっきり言って「死霊のはらわた」シリーズでもいいんじゃね?ってくらいノリは似通ってる。死霊~の方はアッシュのキレ芸が面白さを増幅していたけど、この映画の主人公は女性。しかも最初は悪霊の悪戯に怯えるばかりで「まあ女性だからこんなもんだよな」と期待していなかったものの、終盤はアッシュさながらのキレ芸を見せてくれるよ!さすがに無くなった手の代わりにチェーンソー装着して死霊をブッた切るとかはしないけど。

「スペル」のもう1人の主人公とも言えるのがクリスティンに呪いをかけるガーナッシュというババア。またコレがバッチイんだ(笑)

銀行のカウンターでおもむろに黄色い痰を吐き出すわ、唾液まみれの入れ歯を取り出すわ、クリスティンの顔に噛み付いて唾液だらけにするわと生きている間もやりたい放題なんですが、死んだ後もクリスティンの顔に噛み付いて(好きだね!)ゲロをぶっかけるわ、頭に重りが落ちてきて海外アニメよろしく目ん玉がポーンと飛び出すわ・・・。もう、この映画のライミ節を一身に引き受けて全開で表現しているのがこのババアなんだわ。死霊のはらわたに登場した死霊が汚い言葉を吐きつつ体液を撒き散らすあのノリなのね。

死霊~を彷彿とさせるシーンは他にもクリスティンの家で何かが動き回る音がするシーン。音がする方向にカメラが瞬時にパンするアレね。あと、生き物のように動き回りクリスティンに襲い掛かるババアのハンカチ(痰を包んだり入れ歯を置いたりしてた汚さMAXの奴)を引き裂いて止めを刺すシーンはアッシュが自分の手首を相手に立ち回ったシーンのよう。あと、ラミアに憑依された霊能者の助手が空中で奇怪なダンスをするシーンとか。

直接的に似ているわけではないけどノリを継承しているなと感じたのは、クリスティンが何故か鼻血を勢い良く噴出して支店長が鼻血シャワーの洗礼を受けるシーン、寝ているクリスティンの顔を這い回ったあげく口の中に入っちゃう蝿。結局それからしばらくこのネタフリは放置されるんだけど、彼氏の実家の食事会に呼ばれた時に「ポン!」と口から蝿が飛び出した時はさすがに吹いた。

もうとにかく色々と酷い目に合わされるクリスティン。ある「奥の手」を使ってガーナッシュの呪いに一矢報いたかに見えたのだが・・・。詳細は伏せるけど結果はバッドエンド。


VFXを駆使した派手なシーンもあるけど、昔ながらの手法(クリスティンの家でのポルターガイスト現象の効果ややたらデカい音で驚かせようとする)も併せて使われていて結構懐かしい感じがするフィルムになってました。ほんの少しの不親切が逆恨みとはいえ全てを奪うきっかけになってしまう、という、ともすれば現実にも起こりうる(さすがに呪いとかはないだろうけど)現代の寓話に仕上がっているこの映画。「死霊のはらわた」3部作が好きな人はぜひとも観て「ニヤリ」と笑って欲しい。