お気楽ヲタ人生

かつてブログ人にあったブログが逃げてきました。相変わらず休止中です

ベヨネッタクリア

2009-11-02 17:08:46 | Xbox360

bayo7

発売日以降ちびちびと続けていたベヨネッタですが、ノーマルモードでようやくクリアしました。総プレイ時間は20時間以上。思った以上にボリュームがあったな、という感じです。

基本積みゲーマーな俺をエンディングまで夢中になってプレイさせたのは、やはりボタン連打プレイでもそこそこどうにかなりつつも、WTやダッヂオフセットを意識的に使えるようになると一気に深みが増していくシステムや、まさに荒唐無稽といった言葉がふさわしいシチュエーションでのバトルの数々による所が大きいかったかなと。画面の奥行きを効果的に使った見せ方が多く、演出の傾向としては魂斗羅シリーズっぽいのが良かったですね。あとそこかしこに散りばめられたセガゲーネタの数々。ヘイロウリングはどう見てもソニックのアレですしアウトラン、アフターバーナー、スペハリの曲が使われていたり(しかも一部はHIRO師匠直々のアレンジ)、スペハリに至ってはまんま再現したステージまで登場、といくら販売がセガとはいえベヨネッタでここまでセガネタを入れる必要があるのか?と若干やりすぎ感を抱きつつもおっさん的には嬉しいサービスでした。ファンタジーゾーンボス戦の曲もあったんですがコレだけがどこで使われてたのか思い出せない・・。セガゲーの名曲の数々はもちろんベヨネッタの曲も良曲揃いでした。俺のお気に入りの曲がことごとくT's MUSICの人の作だったのには吹いた。俺とT's波長合いすぎ。クリア後にオマケ要素としてジュークボックス(いわゆるサウンドテスト)が開放されるので音楽好きの人はそれを目当てに頑張るのもいいかも。てかこれがあればサントラの必要が無いような・・・(ポチりましたけど)。

不満点もあります。前回も書きましたが余計な要素がせっかくのクライマックスアクションに水を差しているのが最大の欠点。フィールドをうろちょろさせる探索要素と1ミス即ゲームオーバー系のQTEの2つ。ステージ間に挿入されるデモに良い印象を持たない方も多いようですがこれは初回であろうがなんだろうが全部キャンセルできるんで問題なしと思ってます。最初の1回だけは強制的に見せられるというゲームもある中で比較的良心的なんじゃないかと。ただ店の入出デモは最初から必要ないですね。これはムダ。

探索要素は単にプレイ時間を引き延ばすだけの仕様にしか思えないし、初見時のいやがらせにしか過ぎないQTEは全くもって必要性を感じない。どうしてバイオにしろニンブレにしろやたらとQTEを使いたがるのか?デモ中にプレイヤーに介入させてゲーム部分との調和を図ろうとしているのかもしれませんが、リトライ時には単なる作業になるでしょ?いらんわな。

作業と言えば、要所を締める四元徳戦は演出は壮大でいかにも巨大な敵と戦っていますといった感じでいいんですが、いかんせん倒すまでの流れが作業化しているのが問題。一定ダメージまでボコる→QTE→パーツの急所にクライマックス→パーツ破壊→繰り返し→本体へアプローチが可能に→QTE→クライマックス・・・基本コレ。もうちょっとどうにかならんかったのかなあ。それでもニンジャガ2のボス戦よりは全然マシですけど。あと先述のスペハリ面やバイクステージが長すぎるのも欠点ですねえ。インパクトはあるんですがステージ展開にメリハリを付けるならせめて半分くらいの長さに抑えた方が効果的だったと思います。

色々書きましたが早い話が面白かったですよ、と。ライバルのジャンヌが単なるライバル以上の味のあるキャラだったのが意外・・というか収穫でした。ジャンヌいいわあ。ジョイの登場シーンやベヨ姐さんとジョイのエロポージング対決、ジョイへのトーチャーなどジョイ周りが異常にエロ方面で危険すぎるのも良かった(笑)ラスボス戦以降の展開はとにかく気が抜けないという事だけは言っておきます。

bayo8
雑魚中屈指の強さを誇るグレイス&グローリー。WTが効かないグラシアス&グロリアスは更に凶悪

bayo9
件のジョイへのトーチャーアタック。これでCEROのセクシャルマーク無しなんだから色々おかしいw