お気楽ヲタ人生

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ロストオデッセイ(1):発売前夜

2007-12-05 21:00:07 | Xbox360

いよいよ明日はロストオデッセイ発売ですな。フラゲした人達は自重するように(笑)

正直言うと今の心境は期待半分、不安半分といった感じ。
ゲーム部分にまで演出重視の考えを持ち込んだ結果、ユーザビリティを著しく損なった
例が過去の坂口ゲーではいくつかあった。某ゲームにおける召還獣演出とか。
ゲーム性と演出が絶妙なバランスを保っていたFF5あたりまでの氏は良かったと思うが
次第に演出に注力し過ぎるようになりバランスが崩れた結果FF8のような忌子が産み落とされ、映画で自滅した。
そこから再び立ち上がってブルドラを作り上げた。プレイヤーに必要以上の労力を強いる
ナッシングシステムなど坂口ゲーの悪い部分が見え隠れはしていたが
導入部からプレイヤーに操作を委ねるなど末期の坂口ゲーと比べると随分ゲームらしい
ゲームに回帰したなあと思った。

その後のアルカイックシールドヒートはプレイしていないが、世間の評価を聞く限り
あまりいいデキではなかったようだ。

そして今回のロストオデッセイ。ムービーゲーだという事はすでに覚悟している。
私はムービーゲーの全てを否定はしない。このジャンルは日本のお家芸であるし
やはり豪華なムービーが挿入されると「おおっ」と見入ってしまう。何より得した気分になる(笑)
ただしそれはゲーム部分がしっかり作りこまれている事が前提だ。
しっかり作りこまれているというのは何もボリュームがあるという意味ではない。
100時間も掛かるようなゲームを私は必要としないし短くても濃密なゲームの方がはるかに価値がある。
ユーザーの立場に立って作られたゲームは自然とゲームとしての完成度も高くなる。
その上で演出に力を入れる分には何ら問題は無い。
私は映画が見たいんじゃない。あくまでもゲームがしたい、ただそれだけなのだ。

ゲームとしての完成度と映画的演出とのバランス。分かってくれてるといいなあ。