久々に高校野球中継をTVでじっくり見てたんですけど、2回戦の帝京VS智弁和歌山はヒドい試合だった。いや途中までは最高に良い試合だったんですけどね。
4点差で智弁にリードされていた帝京が9回表、2アウトというまさに追い詰められた状態から、コツコツと点を返していってとどめにHRで3点を追加！12-8に。ここまでは「おお！帝京すげぇ！」という逆転マニアにはたまらない展開。昔、ミラクル宇部商と呼ばれていた時代の宇部商とかがこんな感じの試合展開をよくやっていて好きだったんだよなぁ。
話が脱線しましたが、問題はこの後の展開。9回の裏、帝京の監督が何を思ったかピッチャー交代。いや、力のあるピッチャーが控えにいるならこの采配はOKです。しかしこの後に出てきたピッチャーが全然球が安定しない。「おい？大丈夫か？」という不安は見事的中。フォアボールで２人塁に出してしまった後、HRを浴びて3点を返される。この段階で完全に流れは再び智弁に。
その後、帝京の監督はピッチャー交代。今度はピッチャー経験が無い1年生の選手が登板。そしていきなり死球→この一球で交代。監督馬鹿すぎ。というか部品のように簡単に捨てられる1年生の彼がかわいそうだろ！絶対トラウマになったに違いない。
で、次のピッチャーがなんとか1アウトをもぎとるも、結局最後は満塁から押し出しサヨナラ・・・。ひどすぎる。
せっかくの好試合を台無しにした帝京の監督の采配。かわいそうなのはこんな采配に振り回された帝京のナインだよなぁ。
追記
てっきり9回裏の冒頭で帝京の監督がわざわざピッチャーを交代させたと思ってたんですが、9回表でピッチャーに代打を送ったからなんですね。つー事は代打に送ったおかげで逆転できて9回裏に繋げる事ができた訳か・・。うーん、ますます複雑な心境になってしまいました。