お気楽ヲタ人生

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デッドライジングデモ

2006-08-11 21:39:27 | Xbox360

北米ではすでに発売となっているデッドライジング(以下デッドラ)ですが、遅ればせながらデモで遊んでみました。

ああ、色々な意味でヤバいゲームだわコレ。

郊外型大型ショッピングモールやホームセンター等に行って「ああ、食べ物だっていっぱいあるし、武器になりそうな物もあるな。これだけあればゾンビが来ても戦えるんじゃないか?」ってな事を一度は思った事ありませんか?ロメロの「ゾンビ」を見た事がある方なら一度は夢見る(でも実際に起こったら絶対いやだけど)シチュエーションだと思います。

デッドラではそんな豊富な物資(しかし無限ではない)を使いまくってゾンビどもを再殺しまくれる、夢のようなゲームです。

例えばモール内にはたくさんの専門店が軒を連ねているのですが、ジュエリーショップではショーケースを叩き割って中に陳列されている宝石をゾンビに投げつけて攻撃できます。宝石を食らって血飛沫をあげるゾンビもかなりシュールな画ではありますが。

レジカウンターに置いてあるレジだって投げつける事ができますし、ゾンビのもげた腕ですら武器として使えます。ただ店頭に置いてある看板とか「これは使えるんでは?」と思った物が意外と武器として利用できなかったりするのが残念といえば残念か。

武器には耐久力があって調子に乗ってゾンビを殺しまくっていると、いざという時に武器が無いというハメになる事もしばしば。まあその時は素手で戦えばいいのですが、いかんせん攻撃力が無さ過ぎでゾンビにも殴られるわでまさに緊急時にしか使えない代物です。

デモはショッピングモール内の一部のみしか探索できませんでしたが、それでも十分にこのゲームのヤバさは体験できました。操作性も上等ですし、アクションゲームとしての気持ちよさはかなりのモノです。

さてもう一つのヤバさ、問題のグロ表現について。このゲーム、とにかく頭がもげたり腕がもげたりと身体損壊しまくりですし、血も噴出して辺り一面が血の海になるわで、こうやって書くとかなりグロいのではないかと思われますが、確かにそういう描写なんですが実に「あっさり」としてるんです。もげた頭もしばらくすると消滅するし、腕はアイテム扱いになるしと結構「ゲーム的記号」として表現されているんですよね。あえてゾンビ物で例えれば「ロメロ」と「フルチ」の違いみたいなモンか(あれは「汚さ」の違いだという人もいますが)。だからそんなに「不快」には感じませんでした。あくまでも個人的には・・ですが。

国内版は規制されるとのもっぱらの噂ですが、実際に規制された場合、じゃあCEROレーティングってのは一体何なのという事になるんじゃないかなぁ。特にZ区分のね。「表現の幅が広がる」なんて言われてますけど、それ自体を否定する事になりかねません。まあ、CEROレーティング自体が砂上の楼閣みたいなモンなんですけど。