在留邦人の皆さまへ
16日、外務省は、感染症スポット情報「南アフリカ:黄熱予防接種証明書の携行について(その2)」を発出しましたところ、特にザンビアへの出張、ご旅行等の際にはご注意ください。
平成23年6月20日
日本大使館領事班
電話:012-452-1500
FAX:012-460-3800
consul@embjapan.org.za
感染症スポット情報「南アフリカ:黄熱予防接種証明書の携行について(その2)」
1.黄熱予防接種証明書(イエローカード)の携行について
南アフリカ共和国では,従来,黄熱汚染国からの入国の際に黄熱予防接種証明書(イエローカード)の提示を求めています。これまで,同証明書を所持していない場合でも空港クリニックで同ワクチンを接種すれば入国が許可された例もありましたが,現在は,短時間のトランジットでも,黄熱汚染国を経由して入国する際には,イエローカードの携行が求められます(例:ワシントンDC→ダカール(1時間のトランジット)→ヨハネスブルグにて入国の際,提示を求められた)。なお,南アフリカ居住者については,空港クリニックにおいて同ワクチン接種後6日間を過ぎるまで,入国が禁止されます(右期間中は空港ホテルで待機)。既に,実際にイエローカードを携行していなかったために入国を拒否される事例も発生しています。
在南アフリカ共和国日本国大使館からの情報によれば,同国保健省は,本年7月1日以降,イエローカード提示が必要な黄熱汚染国として,ザンビアを追加する予定です。
南アフリカ保健省が,同国入国時にイエローカード提示を必要としている国・地域は次のとおりです。
(アフリカ)アンゴラ,ベナン,ブルキナファソ,ブルンジ,カメルーン,中央アフリカ,チャド,ギニアビサウ,コートジボワール,コンゴ共和国,コンゴ民主共和国,赤道ギニア,エチオピア,ガボン,ガンビア,ガーナ,ギニア,ケニア,リベリア,マリ,モーリタニア,ニジェール,ナイジェリア,ルワンダ,サントメ・プリンシペ,セネガル,シエラレオネ,ソマリア,スーダン,トーゴ,ウガンダ,タンザニア,ザンビア(7月1日に正式発表される予定。)
(中南米)アルゼンチン,ボリビア,ブラジル,コロンビア,エクアドル,ガイアナ,パナマ,パラグアイ,ペルー,スリナム,トリニダード・トバゴ,ベネズエラ,仏領ギアナ
つきましては,上記の国を経由して南アフリカに観光・出張等で訪問する際には,同国に入国する10日以上前に黄熱の予防接種を受け,黄熱予防接種証明書(イエローカード)を携行してください。
2.黄熱予防接種について
黄熱ワクチンは,日本国内においては検疫所等で接種することができます。料金や受付時間など詳細は最寄りの検疫所にお尋ねください。(各検疫所連絡先は,検疫所ホームページ:http://www.forth.go.jp/usefull/yellowfever.html#
listに掲載されています。)
黄熱ワクチンは1回接種で,接種後10日目から有効となるため,入国の10日以上前に接種することが必要です。1度受ければ10年間有効です。
また,生ワクチンなので接種後1か月は他のワクチンを接種することはできません。
3.黄熱について
黄熱は蚊によって媒介されるウイルス性の感染症で,渡航に際して予防接種の国際証明書が要求される唯一の感染症です(渡航先国によっては要求されない場合もあります。)。感染経路には都市型と森林型とがあり,都市型はウィルスを持った蚊(ネッタイシマカ)を媒介して人に感染します。森林型は通常,人以外の脊椎動物(主にサル)に感染しますが,森林の中で活動する人にもまれに感染することがあります。
潜伏期間は3~6日で,発症すると軽症から重症まで様々な症状(発熱,頭痛,嘔吐等)を起こします。これといった治療方法はなく,対症療法が主となります。予防方法は,予防接種を受けること,予防接種を受けていない場合は蚊に刺されないようにすることです。ただし,森林や森林に隣接した地域では防虫スプレーだけでは十分な効果は期待できません。
(問い合わせ先)
○外務省領事局政策課(海外医療情報)
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2850
○外務省領事サービスセンター(海外安全担当)
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
○外務省 海外安全ホームページ:http://www.anzen.mofa.go.jp/
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp(携帯版)
○在南アフリカ共和国日本国大使館
住所:259 Baines Street, corner Frans Oerder Street, Groenkloof,
Pretoria 0181, Republic of South Africa.
(Private Bag X999, Pretoria, 0001, Republic of South Africa.)
電話:(国番号27-12)-452-1500
(南アフリカ国内からは、(市外局番012)-452-1500)
ホームページ: http://www.za.emb-japan.go.jp/index_jp.html
16日、外務省は、感染症スポット情報「南アフリカ:黄熱予防接種証明書の携行について(その2)」を発出しましたところ、特にザンビアへの出張、ご旅行等の際にはご注意ください。
平成23年6月20日
日本大使館領事班
電話:012-452-1500
FAX:012-460-3800
consul@embjapan.org.za
感染症スポット情報「南アフリカ:黄熱予防接種証明書の携行について(その2)」
1.黄熱予防接種証明書(イエローカード)の携行について
南アフリカ共和国では,従来,黄熱汚染国からの入国の際に黄熱予防接種証明書(イエローカード)の提示を求めています。これまで,同証明書を所持していない場合でも空港クリニックで同ワクチンを接種すれば入国が許可された例もありましたが,現在は,短時間のトランジットでも,黄熱汚染国を経由して入国する際には,イエローカードの携行が求められます(例:ワシントンDC→ダカール(1時間のトランジット)→ヨハネスブルグにて入国の際,提示を求められた)。なお,南アフリカ居住者については,空港クリニックにおいて同ワクチン接種後6日間を過ぎるまで,入国が禁止されます(右期間中は空港ホテルで待機)。既に,実際にイエローカードを携行していなかったために入国を拒否される事例も発生しています。
在南アフリカ共和国日本国大使館からの情報によれば,同国保健省は,本年7月1日以降,イエローカード提示が必要な黄熱汚染国として,ザンビアを追加する予定です。
南アフリカ保健省が,同国入国時にイエローカード提示を必要としている国・地域は次のとおりです。
(アフリカ)アンゴラ,ベナン,ブルキナファソ,ブルンジ,カメルーン,中央アフリカ,チャド,ギニアビサウ,コートジボワール,コンゴ共和国,コンゴ民主共和国,赤道ギニア,エチオピア,ガボン,ガンビア,ガーナ,ギニア,ケニア,リベリア,マリ,モーリタニア,ニジェール,ナイジェリア,ルワンダ,サントメ・プリンシペ,セネガル,シエラレオネ,ソマリア,スーダン,トーゴ,ウガンダ,タンザニア,ザンビア(7月1日に正式発表される予定。)
(中南米)アルゼンチン,ボリビア,ブラジル,コロンビア,エクアドル,ガイアナ,パナマ,パラグアイ,ペルー,スリナム,トリニダード・トバゴ,ベネズエラ,仏領ギアナ
つきましては,上記の国を経由して南アフリカに観光・出張等で訪問する際には,同国に入国する10日以上前に黄熱の予防接種を受け,黄熱予防接種証明書(イエローカード)を携行してください。
2.黄熱予防接種について
黄熱ワクチンは,日本国内においては検疫所等で接種することができます。料金や受付時間など詳細は最寄りの検疫所にお尋ねください。(各検疫所連絡先は,検疫所ホームページ:http://www.forth.go.jp/usefull/yellowfever.html#
listに掲載されています。)
黄熱ワクチンは1回接種で,接種後10日目から有効となるため,入国の10日以上前に接種することが必要です。1度受ければ10年間有効です。
また,生ワクチンなので接種後1か月は他のワクチンを接種することはできません。
3.黄熱について
黄熱は蚊によって媒介されるウイルス性の感染症で,渡航に際して予防接種の国際証明書が要求される唯一の感染症です(渡航先国によっては要求されない場合もあります。)。感染経路には都市型と森林型とがあり,都市型はウィルスを持った蚊(ネッタイシマカ)を媒介して人に感染します。森林型は通常,人以外の脊椎動物(主にサル)に感染しますが,森林の中で活動する人にもまれに感染することがあります。
潜伏期間は3~6日で,発症すると軽症から重症まで様々な症状(発熱,頭痛,嘔吐等)を起こします。これといった治療方法はなく,対症療法が主となります。予防方法は,予防接種を受けること,予防接種を受けていない場合は蚊に刺されないようにすることです。ただし,森林や森林に隣接した地域では防虫スプレーだけでは十分な効果は期待できません。
(問い合わせ先)
○外務省領事局政策課(海外医療情報)
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2850
○外務省領事サービスセンター(海外安全担当)
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
○外務省 海外安全ホームページ:http://www.anzen.mofa.go.jp/
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp(携帯版)
○在南アフリカ共和国日本国大使館
住所:259 Baines Street, corner Frans Oerder Street, Groenkloof,
Pretoria 0181, Republic of South Africa.
(Private Bag X999, Pretoria, 0001, Republic of South Africa.)
電話:(国番号27-12)-452-1500
(南アフリカ国内からは、(市外局番012)-452-1500)
ホームページ: http://www.za.emb-japan.go.jp/index_jp.html
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