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Mike

2009-05-08 20:20:19 | 人々
本屋でMikeにばったり出くわした。前に実践格闘のクラスをとっていたときの一緒にトレーニングした仲だ。クラスでは様々な小物を使っては実践主義でトレーニングを行っていた。皆と交代しながらスパーリングする中、何があろうと勝てないなと思ったのがMikeと先生であった。とにかくスピードとテクニックと野生の感が違いすぎる。Mikeは20代ではない。おそらく40代。身長も自分と同じほど(177)ででかいわけではない。がたいはいいが腹が出ている。

用心棒として10何年以上働き、空手を何年かやっている。Mikeは話出すととまらないのでよくクラスを中断させていたし、どれだけ信じていいのかわからないけど話し半分に聞いても面白い。クラブで用心棒をしているときに(南アフリカで用心棒するのは日本とは比較にならないぐらい問題が多いのじゃないかと思う)何度となく殴りあいになっているが全て殴り倒している。といってもおそらく相手は酔っ払った客じゃないかと思うが。

用心棒養成のクラスを開いたり、最近は格闘のクラスを開いたようである。それに手が早い。かといって礼儀は普通にある。自分が悪いと思ったら謝る。でも、中には酔っ払っていたり、喧嘩腰に文句を言ってくる輩に出くわすと「それ以上、近づくとパンチを食らわす。」と一応忠告。相手はMikeのシャツを捕まえ、さらに顔を近づけ文句を言おうとすると彼の電光石火のパンチが飛び出し、連打が続くのである。

また、どこかのレストランで椅子に座って食事をしている誰かがMikeに失礼だったのか、Mikeは彼にテーブルに近づきなにやら忠告したが、彼は聞かずに立ち上がろうとした。Mikeは彼がラグビーをしておりMikeよりはるかに身長が高いことを知っていたので彼に立ち上がるチャンスすら与えず、パンチをぶち込みさらに連打を浴びせた。Mike曰く、「奴は俺よりはるかにでかいのでフェアじゃない。」。

普通誰かが無礼でもいちいち気にしてられないがMikeは気にするのである。みたわけではないが、彼を知っているのでおそらく本当だろう。殴られて正当防衛などではなく、先に殴る。これが彼の必勝法である。ただの野蛮人に聞こえなくもないがフレンドリーで気さくなのである。この間、マライア・キャリーの用心棒をしたとかいっていたがが南アフリカの彼女が来たことすらしらない。ほんとに来たのか?軍にもいっているので銃携帯の免許はあるし、常に銃とナイフ2本で武装している。Mike恐るべし。

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