久しぶりにスカイダイビングへ。もっと頻繁にジャンプしたいが今はカレントを維持するのが精一杯。カレント(Current)とはある一定期間にジャンプしないと講習を受けなくてはいけなかったり、最悪の場合は全く最初からやり直さなくてはいけない。自分が持っているライセンスはAライセンスで一番基本的なもので初心者ではないことを示すのみであり、Aライセンス保持者は1ヶ月に一回はジャンプすることが求められている。3ヶ月ジャンプしないと最初からやり直さなければならない。
毎週末、5回、6回とジャンプするものもいるし、僕もフリーフライやフォーメンションなどやりたいことはたくさんある。でも今は無理。それでも、一回ジャンプするだけで着地した時には笑顔で、心は今、その時、空の青さ、地面の感触、風、山、花、草に向かっており全てがポジティブに感じる。フリーフォールという別世界を抜けた後には現世界が少々違って見える気がする。
いつもの顔ぶれに会い、ふざけあい、ジャンプについて話しあう。プロスカイダイバーのロブも復帰している。ロブは僕がスカイダイビングを始めた数年前から知っており、彼はその頃会社員だったが、辞めてプロスカイダイビングとしてやっていく決心をした。ロブをすでに3000回ほどジャンプしているが(中には1万を越すものもいる)、それでもこの前着地に失敗し、ヘルメットに搭載していたカメラは砕け散り頚椎を負傷し1日入院、2週間ジャンプできなかった。
セスナに向かって歩いている途中、同じくプロのブレイクと話していた。彼も、着地失敗で一度痛い目を見ている。ブレイクは言った。
「その時はバイトしながらアメリカでジャンプしまくって南アフリカに戻ってきたばかりで経験豊富に感じていた。その日最後のセスナで地上にはかなりの人が見ていたし、お気に入りの女の子もその中にいた。」
その後、専門的になぜ地面に叩きつけられるはめになったか説明してくれたが全くそのレベルではないのでよくわからなかったが、ブレイクは
「調子に乗ると遅かれ早かれレッスンを受けることになる。そして、そのレッスンで命を落ともよくある。でも立ち上がって歩けたらすごくラッキーで多くを学ぶことになる。1つ、2つでも何か違和感を感じたらそれが最後の動きに影響するので決して無理しないことだ。」
ロブやブレイクのようなプロは凄まじいスピードで地面に落下してくる。そして、地上数十メートルあたりで振り子のように強烈にスイングし、地面すれすれで水平状態となり50メートルほど地上1,2メートルを滑走し華麗に着地する。なぜ、そうするか?
楽しいからである。いいところを見せようとしているわけではないし、誰も見ていないこともよくある。自分の能力を自覚し、できると知っているからするのである。ゆえにかっこいいのである。
世界中で毎年何百万というスカイダビングが行われるが、メインと予備のパラシュートが開かず死に繋がるのは非常に、超稀である。少ない死者のほとんどが経験豊富なプロスカイダイバーである。
その日のパイロットはスカイダイバーを乗せるのは初めてだった。パイロットも当然カレントがあり一定期間内に一定時間のフライト時間を稼ぐ必要がある。スカイダビングクラブのセスナを飛ばしてそれができるので彼らにとっても万々歳である。スイカダイバーを乗せる場合はパイロットも学ばなければいけないことが多くあるのでパイロットはブレイクの指示に耳を傾けていた。
スカイダイビングドロップゾーンで亀発見。捕獲は違法。
スカイダイビングに行く時はいつもサーフボードをもっていく。空のあとは海!セスナで上空に上がりながら空から波をチェックするのもいいもんである。その日の波は結構なものでパドルアウトするのにかなり体力消耗。また、大西洋側なので水が冷たい。僕が持っているウェットスーツはところどころ破れ、専用のボンドと歯磨き用糸で縫ったがそれでも水が入ってくる。寒がりの僕は寒いととにかく何もできないので、いいウェットスーツを購入することが今の目標である。
以前は山のような波が近づいてくると胃が痛んだ(普通はこれは俺の波だと興奮するよう)が、今は「よし、また派手に落ちて波に飲まれるか。」と思えるようになった。後100回くらい派手に落ちれば何とかサーフィンできるようになるだろう。先週は朝日が昇る30分前にはすでに水の中にいた。朝日が神々しくその美しさはとても表現できるものではなかった。すでに一人先客がいた。うなづきあい、お互いの朝から頑張る姿に敬意を払った。でも、寒くて死にそうだった。
空、海と体験し、心身のしがらみは洗い流され気分がすっきりした。ロッククライミングも挑戦したいと思っている。体力はあるし、体重も落ちたので今がチャンスかもしれない。
キャンプスベイでジャガーを運転する犬発見!
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毎週末、5回、6回とジャンプするものもいるし、僕もフリーフライやフォーメンションなどやりたいことはたくさんある。でも今は無理。それでも、一回ジャンプするだけで着地した時には笑顔で、心は今、その時、空の青さ、地面の感触、風、山、花、草に向かっており全てがポジティブに感じる。フリーフォールという別世界を抜けた後には現世界が少々違って見える気がする。
いつもの顔ぶれに会い、ふざけあい、ジャンプについて話しあう。プロスカイダイバーのロブも復帰している。ロブは僕がスカイダイビングを始めた数年前から知っており、彼はその頃会社員だったが、辞めてプロスカイダイビングとしてやっていく決心をした。ロブをすでに3000回ほどジャンプしているが(中には1万を越すものもいる)、それでもこの前着地に失敗し、ヘルメットに搭載していたカメラは砕け散り頚椎を負傷し1日入院、2週間ジャンプできなかった。
セスナに向かって歩いている途中、同じくプロのブレイクと話していた。彼も、着地失敗で一度痛い目を見ている。ブレイクは言った。
「その時はバイトしながらアメリカでジャンプしまくって南アフリカに戻ってきたばかりで経験豊富に感じていた。その日最後のセスナで地上にはかなりの人が見ていたし、お気に入りの女の子もその中にいた。」
その後、専門的になぜ地面に叩きつけられるはめになったか説明してくれたが全くそのレベルではないのでよくわからなかったが、ブレイクは
「調子に乗ると遅かれ早かれレッスンを受けることになる。そして、そのレッスンで命を落ともよくある。でも立ち上がって歩けたらすごくラッキーで多くを学ぶことになる。1つ、2つでも何か違和感を感じたらそれが最後の動きに影響するので決して無理しないことだ。」
ロブやブレイクのようなプロは凄まじいスピードで地面に落下してくる。そして、地上数十メートルあたりで振り子のように強烈にスイングし、地面すれすれで水平状態となり50メートルほど地上1,2メートルを滑走し華麗に着地する。なぜ、そうするか?
楽しいからである。いいところを見せようとしているわけではないし、誰も見ていないこともよくある。自分の能力を自覚し、できると知っているからするのである。ゆえにかっこいいのである。
世界中で毎年何百万というスカイダビングが行われるが、メインと予備のパラシュートが開かず死に繋がるのは非常に、超稀である。少ない死者のほとんどが経験豊富なプロスカイダイバーである。
その日のパイロットはスカイダイバーを乗せるのは初めてだった。パイロットも当然カレントがあり一定期間内に一定時間のフライト時間を稼ぐ必要がある。スカイダビングクラブのセスナを飛ばしてそれができるので彼らにとっても万々歳である。スイカダイバーを乗せる場合はパイロットも学ばなければいけないことが多くあるのでパイロットはブレイクの指示に耳を傾けていた。
スカイダイビングドロップゾーンで亀発見。捕獲は違法。
スカイダイビングに行く時はいつもサーフボードをもっていく。空のあとは海!セスナで上空に上がりながら空から波をチェックするのもいいもんである。その日の波は結構なものでパドルアウトするのにかなり体力消耗。また、大西洋側なので水が冷たい。僕が持っているウェットスーツはところどころ破れ、専用のボンドと歯磨き用糸で縫ったがそれでも水が入ってくる。寒がりの僕は寒いととにかく何もできないので、いいウェットスーツを購入することが今の目標である。
以前は山のような波が近づいてくると胃が痛んだ(普通はこれは俺の波だと興奮するよう)が、今は「よし、また派手に落ちて波に飲まれるか。」と思えるようになった。後100回くらい派手に落ちれば何とかサーフィンできるようになるだろう。先週は朝日が昇る30分前にはすでに水の中にいた。朝日が神々しくその美しさはとても表現できるものではなかった。すでに一人先客がいた。うなづきあい、お互いの朝から頑張る姿に敬意を払った。でも、寒くて死にそうだった。
空、海と体験し、心身のしがらみは洗い流され気分がすっきりした。ロッククライミングも挑戦したいと思っている。体力はあるし、体重も落ちたので今がチャンスかもしれない。
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