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RENOGYのポータブル電源1000を詳しく見る

2023-06-15 |  サブバッテリー

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前回はRENOGYのポータブル1000を開封したが、   

今回は仕様をちょっと細かくチェックしていこう。 

 

 

概要  
寸法:464 x 274 x 294 mm     重量:18.6 kg 
充電温度:0°C~40°C(推奨範囲)、
                 0°C~55°C (最大範囲)

   放電温度:-20°C~40°C (推奨範囲)
                    -20°C~55°C (最大範囲)

保管温度:-20°C~35°C / -4°F~95°F  

 

出力 入力
USB-A 出力(x2) : 5V⎓2.4A, 12W Max  AC 入力 : 85V~120V、
    45Hz~55Hz/57Hz~65Hz,  998W Max
USB-A 急速出力(x1) : 5V⎓3A, 9V⎓2A,
                          12V⎓1.5A,   18W Max

 DC 入力(XT30): 10V~100V⎓10A,400W Max

USB-C 出力(x2) : 5V⎓3A, 9V⎓3A, 12V⎓3A,
           15V⎓3A, 20V⎓5A, 100W Max

 
CIG 出力(x1) :13.6V⎓10A, 136W Max  
AC 出力(x3/x6) : 100V、50Hz/60Hz,
      定格電力 1500W, サージ電力3000W
 
出力総計 : 2100W Max  

 

バッテリー  

 タイプ:リン酸鉄リチウムイオン

 容量:41.6V, 24000mAh / 998.4Wh
 サイクル回数:3000 Cycles
        (80% DOD, 80% EOL)
 

 

 

このクラスのポタ電になると車に積んでもそこそこ場所を取る。

重量もあって一度設置したら簡単に動かす気にはなれない。

車中泊での狭い車内では設置場所をしっかり確保して

車の振動などで簡単に動かないようにしたい。 

幸いにも出力ポートはパネルの前面で、入力ポートは左側面にAC入力と

DC入力があるので挿し間違えたりのうっかりミスはなさそう。 

 

 

 

RENOGYのBMSはどれもかなり優秀で放熱がしっかりしていて、

充放電時にセルバランスが崩れにくいのが特徴。

ポタ電はバッテリー容量が小さい割に出力電流を多くとるなど、

酷使されがちなのでしっかり温度管理されている感じ。

 

 

現在のポタ電の多くは正弦波インバーターだが、正弦波と言っても色々で、

国産の優秀なインバーターの歪率は大体3%以下。

 

 

 

リン酸鉄リチウムバッテリーを採用しているので、80%DODで充放電3000回の長寿命。

 

 

 

MPPTの制御基板で、DC入力は10V~100V⎓10A,400W Max

 

 

電源の底についているリン酸鉄リチウム電池。

32700タイプ(直径32mm L 70mm)が52本ついている。

4並列×13直列で基準電圧41.6Vを得ている。

回路の電圧を上げることによって配線は12V系に比べて

1/4のサイズでいいし、インバーター等の機器を小型化できる。

 

 

セルの電気的特性   

タイプ IFR 32700  
基準電圧 3.2V    
充電電圧 3.65V    
放電終止電圧 2.0V    
  バッテリー容量 6000mAh 
連続放電電流 3C(18A)
最高充電電流 1C(6A)  
充放電回数 3000回  

 

ポタ電の動作状況は真ん中のディスプレイに全て表示される。

普通、気に掛けて見るのはバッテリーの残量くらいのものだが、

欲しい情報はしっかり表示されているのはうれしい。

 

 

 

便利なのは、RENOGYのソーラーコントローラーや走行充電器と同じ

DC Homeアプリにこのポタ電を一緒に取り込めること。

 

 

スマホで扱えるのは、ポタ電の電源のON、OFFや充電調整、出力の

タイムアウト設定、ライトコントロール等の細かい設定変更ができること。

 

 

SPSモードを利用することで、停電時に瞬時にバッテリーからの給電に切り替わり、

一時的に接続デバイスの電源を落とすことなく使用することができる。

 

 

2台を並列運転することで100Vの出力容量を2倍にできる。(単層並列キットが必要)

 

 

ポタ電のコンセントからの100V出力は定格1,500Wでサージは3,000Wまで。

1,500Wあれば家庭にある大部分の機器が使えるのがミソ。

サージとはスイッチを入れた時等に瞬間的に流れる大電流。

 

 

充電時間はAC充電は3段階から選択できて、最短は1時間で80%充電が可能。

充電は時間がある時には、ゆっくり行う方がバッテリーを痛めない。

ソーラー充電はDC100V  400Wまで対応しており、シガーソケットは120Wまで。

 

家電の動作例

 

ディスプレイ説明

照明もディスプレイの色もRENOGY色のコバルトブルー ?

 

 

出入力端子は一般的なUSB-Aポートだけでなく、Power Delivery規格に

対応しているUSB-Cポートがあるので、最大100W出力が可能。

 

 

 

PSEマークを取得し「電気用品安全法」の基準を満たしているのと、

「UN38.3」の国連特別輸送試験にも合格している。

その他としてUL認証とFCC認証も受けているので不要な電波輻射も大丈夫そう。

 

 

ポタ電の使い方は、やはりバンライフやキャンプには便利。 

 

 

このAC1500Wまで使えるポタ電と、200Wくらいのソーラーパネルがあれば  

  連泊のキャンプもかなり色々楽しめそう。         

自然災害が多い日本、こんなのが一台あれば災害時はかなり心強いものになる。

 

 

過去記事

RENOGYのポタ電はコスパ最高 !!

 

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15 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ポタ電 (まるは)
2023-06-15 07:36:16
うなぎ さん。

西宮の執務室から、おはようございます。
今日は、15日なので「空海」のように早朝の修行僧でメール・HP・リモート講義の準備です。

「モノタロウ通販」のDMが届き、「アクセス」済みを印刷して「売り込み」・情報発信に要注意。
アレコレとアクセスしていると、カード会社の言う
「自分から情報漏らす」ことになるね。

「ポタ電」・・・色々あるね。
>このクラスのポタ電になると車に積んでもそこそこ場所を取る。

その通りです。

>重量もあって一度設置したら簡単に動かす気にはなれない。

まったく同感です。

>このAC1500Wまで使えるポタ電と、200Wくらいのソーラーパネルがあれば 連泊のキャンプもかなり色々楽しめそう。

そうだね。狙い通りだょ。

ただね、フレキシブルソーラーパネルの搭載方法に困るし、地上波のアンテナの対策も考えておりヨット用の無指向性の「YDA-1000」を購入するかな。

ホィップアンテナも購入済みだし、無指向性の試受信して見る必要ががあるね。屋根上のユニクロフレーム磁石取付がいいけど、ビス止めらしい。

とどまり知らない「キャンカー病」に妙薬なし。
返信する
Unknown (淳君のパパ)
2023-06-15 08:45:49
おはようございます。
初めてコメントさせていただきます。
ポータブル電源に小さな充電池がたくさん入っているのはどうしてだろうと不思議でしたが、電圧を高くすると電流が少なくなって電線が細くできると分かって納得です。
数年前に買った我が家のポタ電ももうそろそろ少し大きいのに買い替えようかと思っていました。
やはり次はリン酸鉄にしようと思います。
返信する
Unknown (スズキ)
2023-06-15 09:01:15
いいポタ電ですね
電池はリン酸鉄ですか・・・超安心です
リチウムはねぇ・・・最近そんなニュースばかりだから恐怖症ですよ
これから、電池が古くなると何か障害がでないか
心配です
あらゆる条件に応える次世代BMSの写真ですが
なんか、以前のタバコのパッケージに見えるのは
自分だけでしょうか・・・はずかしい
返信する
Unknown (コルバン)
2023-06-15 13:46:52
古いキャンピングカーに乘っております。
まだディープサイクルバッテリーのままで、最近はそれもかなりくたびれてきました。
このようなポタ電が良さそうですね。
これなら購入して設置すれば使えそうだし、シガレットから冷蔵庫の電源も撮れそうな気がします。
ところでご相談ですが、今は150Wのソーラーパネルが付いていますが、これをそのままこちらのポタ電に挿して使えるでしょうか。
そうするのに他に必要なものが有れば教えて下さい。
返信する
まるはさん (うなぎ)
2023-06-15 17:16:12
地デジアンテナのYDA-1000やホイップアンテナの使用は止めた方がいいです。
どちらもゲインは期待できません。
それを買うくらいならヘンテナを作って上げる方がよほどきれいに映ります。
ネットをヘンテナで検索するといくらでも出てきます。
返信する
淳君のパパさん (うなぎ)
2023-06-15 17:16:44
ポタ電は一つの箱の中に色々なものが入ってますから、コンパクトさが重要ですね。
重くて大きいと使い難いですから、小さくまとめるための工夫ですね。
もし買い替えるなら次はリン酸鉄にした方が良さそうです。
世の中進歩しますからいいものが出来るのは仕方ありません。
返信する
スズキさん (うなぎ)
2023-06-15 17:17:15
今はリチウムバッテリーが花形ですが、もう数年もすると全固体電池になるんでしょうね。

それがいつからかは分かりませんが、トヨタに期待しましょう。
返信する
コルバンさん (うなぎ)
2023-06-15 17:17:52
確かにポタ電が一つあると便利ですが、今キャンピングカーにお乗りならまずはディープサイクルをリン酸鉄リチウムバッテリーに変えることです。
乗用車の車中泊とキャンピングカーは電気の使用量が違います。
このポタ電のバッテリー容量は1000Whしかありません。
キャンピングカーは一晩に1000~1200Wh使いますから、一晩ももちません。
ポタ電に逃げるよりキャンカーのリチウム化をしっかり行うほうが後悔しないと思います。
返信する
Unknown (Pondou1375)
2023-06-16 09:14:58
私はNutsのクレソンJrに乗っています。
キャンカーのリチウム化にはとても興味がありましたが、ビルダーに相談したところ、出来なくはないが費用的に100万くらいかかるとのことで諦めました。
代わりににポタ電のDELTA プロを導入しました。
価格もかなり高価でしたが、これで電気に困ることはないだろうと思いましたが、クレソンJrにはとにかく大きくて邪魔で仕方ありません。
冬に電気が足りなくなることはありませんが、夏はエアコンを回すと一日で無くなることもあり、あわてて充電するようなこともあります。
今更ですが、やはり後悔先に立たずですね。
時期を見て、やはりリチウムバッテリー化したいと考えていますが、そのときはDELTA プロは家庭用の非常電源として使いましょう。
返信する
Pondou1375さん (うなぎ)
2023-06-16 12:46:40
DELTA プロと言えばあの大きくてキャスターが付いているやつですね。
かなり重いでしょうから簡単には動かせないですね。
私の知っている方も確か同じものを積んでいました。
でも、バッテリー容量は確か3.6KWくらいだったと思います。
リチウムバッテリーは自作すれば小さく作ることも可能です。
リン酸鉄リチウムバッテリーで280Ahのバッテリーの大きさは100Aの鉛バッテリーより少し大きいくらいです。
https://blog.goo.ne.jp/camp8877/d/20201206
これだとバッテリーだけで10万円くらいで出来ます。
ポタ電の設置は簡単ですが、狭いキャンピングカー内では場所の確保が難しいですね。
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