梅雨もここ数日は小康状態で毎日気温は35度を超えてうだるような暑さが続く。
そんな中、博多の町は祇園山笠のまっただ中。
博多の町を歩くといろんなところで締め込み姿の若者を目にすることが出来る。
こちらは飾り山笠で高さが10mくらいあって、祭りの期間中に雰囲気を盛り上げる。
そんな祭りの最中に、昔よく世話になった居酒屋で昔の仲間と暑気払いをやることに。
とにかく暑いのでまずは、ビールを駆け付け一杯、それから二杯。
何を注文するわけでもなく、黙っていても適当に出て来る。
毎回ここではメインの料理はおまかせがいつものパターン。
それ以外に食べたいものがあったら適当に頼む。
長い付き合いのこのお二人。
新入社員だったころは可愛いかったが、今ではお局様。
若い男性社員は下手をするとアゴで使われる。
こちらはこの店のオーナーで店長さん。
1999年に水害で近くの御笠川が氾濫した。
そのせいで、地下鉄博多駅も水が流れ込んだ。
この店は地下1階にあって水が天井まできた。
そのときに古いオーナーから引き継いでこれまでやって来た。
長い間世話になったが、8月にこの店を人に譲って隠居生活するらしい。
最近は昔と違って美味しい魚が入手難に。
昔は高級魚を安く提供できていたのが、最近はそれが難しい。
そろそろ身を引くころだとしみじみ話す。
久し振りにみんなと楽しく飲んで、帰る途中にあった山笠。
こちらは飾り山笠ではなくて、実際に博多の町を駆け抜ける舁き山笠。
ちょっと大きく
博多祇園山笠は7月1日から15日までだが、祭りのハイライトは7月15日の追い山笠
朝4時59分に大太鼓の合図とともに一番山笠から順に「櫛田入り」。
その後、境内を出て博多部に設けられた約5kmの「追い山笠コース」を須崎町の廻り止め(ゴール)を目指して懸命に舁く。
「櫛田入り」「全コース」ともに所要時間を計測する。
櫛田神社の能舞台では午前6時から荒ぶる神様に捧げる「鎮めの能」が演じられる。
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