北海道の感染者が急激に増加している。
昨日の28日は、WHOが世界全体での新型コロナウイルスのリスク評価について、これまでの「高い」から「非常に高い」に引き上げたと発表した。
北海道ではこのあとも追加されて66人になっている。
今日のキャンカーネタはリチウムバッテリーによるインバーターの遮断について。
鉛バッテリーからリン酸鉄リチウムバッテリーに載せ替えて、考えないといけないのが遮断電圧の問題だ。
鉛バッテリーでの遮断電圧は一般的には10.5Vだが、リン酸鉄リチウムバッテリーはそれより約1Vくらい高い。
その為にバッテリーの電圧が下がって、インバーターが停止するまで使用するとリン酸鉄リチウムバッテリーにダメージを与える。
最近のインバーターは遮断電圧が選択できるが、うちのジルに載っているのは古い。
インバーター本体のREMOT-DIRCT端子にバッテリープロテクターからの+12Vを入れればインバーターを動作させられる。
しかし、困ったことにうちのインバーターは右側の大きな盤の下にある。
これではとても触る気になれないが、キャン友さんのブログでリモコンの裏にもAUX端子があってコントロールできるのを知った。
細かい話はそちらのブログを見てもらうこととして、実践的なことだけをかいつまんで書く。
うちのジルのインバーターはパワータイトのFI-S1503Aというタイプのもので、リモコンはREMO-182というもの。
まずネジ2本を外してリモコンを取出す。
裏側にモジュラー端子とAUX端子がある。
このAUX端子に12Vを入れてやると、リモコンのタクトスイッチを押さなくてもインバーターが動きだす。
0Vにするとインバーターは停止する。
この機能を使ってバッテリープロテクターの出力をリモコンのAUX端子に入れてやれば、プロテクターが切れるとインバーターも停止する。
インバーターの電源の入切はバッテリープロテクターからAUXの間にスイッチを取付けて行う。
これまでのようにインバーターのリモコンでも入切りは出来るが、そうした場合は遮断電圧は10.5Vのままとなる。
これはリモコンの裏カバーを外したものだが、この操作を行うにはジャンパープラグが開放になっている必要がある。
何も触らなければ開放状態になっているので、いちいち内部を開ける必要はない。
これは余計なものを外してテスト中のもの。
うまく動作してバッチリ。
12Vを入れて動作させると、表のLEDは点灯ではなくゆっくり点滅する。
余談だが、このリモコンのタクトスイッチは壊れやすい。
スイッチを押しても動作しないときは、このタクトスイッチを疑うべし。
リモコンを外して、裏にバッテリープロテクターからの12Vをスイッチを取付けてつなぎ込むだけ。
バッテリープロテクターはLiFePO4の電圧に調整すれば、それと同時にインバーターも遮断できる。
大きな盤を動かす必要もないのでこれなら簡単にできる。
快適化やトラブル事例はこちらに沢山あります。
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