ジルとうなぎの 風に吹かれて気ままにキャンプ

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バゲージルーム床の劣化

2016-05-07 |  床の劣化
これは、昨年の11月の事である。
ZILを購入して6年になろうとした頃、東北キャラバンから帰って、バゲージルームの荷物を出している時に気が付いた。

フロアに固定されているジャッキが傾いている。
不思議に思ってジャッキを手に持とうとすると、ぶらぶらの状態で止め金具が外れている。
床を強く押さえると、グシャと表面のクッションフロアの下は卵のカラが割れるようにもろい。
付近を押さえるとぶよぶよした感じで、しっかりとした硬さを感じない。

表面のクッションフロアをカッターナイフで切ってみると、下地のベニヤの強度が無くボコボコだ。
ベニヤが腐って、表のクッションフロアと裏面の塗料でようやく形状を保っている感じ。
色々調べていくと、左右のテールランプ周辺がもっとも激しく劣化している。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 撤去中の床材とクッションフロア
 
 
旅行中に20Lの飲料水タンクから水が漏ったかなと思ったが、そんなに簡単に床が劣化する訳でもないし、過去に漏った形跡もない。
水タンク付近はベニヤ強度も問題なさそう。
 
バンテックに電話して状況を説明すると、テールランプ部のカバーを取った写真を送ってほしいと言われ、一連の写真を送る。

テールランプカバーを撤去して撮影
 よく見ると、テールランプの上の方から下へ薄く雨水の跡を発見。

上の写真の拡大
 
 
 
 
ベニヤ板を丁寧に撤去しながら構造を確認する。
テールランプカバーとその下側のバンパーに5mm程度の隙間があるが、外部から金尺を差込んで、車体下に潜り込んで下から覗いてみると、室内側に金尺が見える。
金尺が当たっているのは、薄くシールされているベヤ板。
 
バンパー角から金尺を差込む
 
差込んだ金尺を下から覗くと見える。
 
コーナー部全体
 
メーカーが、そんな簡易な構造にはしないだろうとバンテックに確認すると、雨漏れの原因を設計と協議するとの返事。
後日、問合せすると「ベニヤの表面に塗っているシールが切れて長期間に渡って水が浸入したのだろう。」という返事。
これを聞いて驚いた。
メーカーが、このようないい加減な方法を平気でやっているなんて思わなかった。
これでは、経年でベニヤのシールが切れて、雨水が浸入しないほうがおかしい。
 

丁度、2週間後にキャンカーショーが開催されるので、打合せをさせてほしいと依頼する。
バンテックの営業と話したところ、このような雨漏りは結構な頻度で発生している。」との事だ。
 
撤去する前のリア右側 押さえるとボコボコになっている。
 

リア右側を下から撮影。形状は保っているがボコボコの状態。
シールもよく分からない状況
 

キャンピングカーメーカーとして、シールについての認識が全く甘く、この程度の薄いシールで長期間の耐用を見込んでいるのが不思議でならない。
 
シリコンシーラントは切れるというのがシール業界や建築関係での常識だ。
弾性シリコンで止水する場合は、シールが切れても水が内部に入らないように二重の防御を講ずるのが一般的。
構造上、シリコンシーラントでしか対応出来ない場合は、二重シールを行い、外部側が切れても内部に水が入らないようにする。
 

シールメーカーである横浜ゴムやセメダインがシールについての耐用年数を保証する場合は、厚みと幅、施工方法について細かな決まりがあって、それを守っても、一般的には5~7年の保証しかしない。
 
ベニヤ板の表面に薄く塗った程度でそんなに耐久性があるはずがない。
それをメーカーは平気な顔で返答するのだから始末が悪い。
 
バンテックからは、販売店にはメーカーから話をしておくので修理して下さいとの事。
結局、メーカーは、販売店にうまく対応してくれと逃げたように感じた。
 
今回の修理の内容は、バゲッジルームの床の張替とテールランプ及びハウジング回りとバンパー部のシーリング一式で、修理は販売店で実施した。
修理費用については、新車から6年近く経過していることもあり、ある程度の費用負担を強いられた。
強度的な問題等、クリアされてないものもあるが、今さらしょうがない。

テールランプハウジングとバンパーの間をシーリングした。
 

ZIL及びZIL520は2016年春にモデルチェンジされ、テールランプがバンパーに移されたので同様なシール切れは無くなったが、これと同じ構造のZIL4および、ZIL520は、いつシールが切れてベニヤ板に水が浸入するか分からないので、定期的チェックする必要がある。
 
窓回りのようにシールが切れそうだったら打ち直せればよいが、それが出来ない。
予防策としては、テールランプハウジングとリアバンパーの間をシール処理していたほうがよさそうだ。
 
 
 
次回は、「ZIL520のエアコンのオーバーヒートについて」  
これもリコール対象だろう!!
 
 
 
 

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