新型コロナの専門家会議の提言

新型コロナウイルスに関して、政府は現状は何とか持ちこたえており、拡大防止の取り組み強化が必要だとする一方、感染が確認されていない地域では学校活動や屋外スポーツなどの再開も奨励した。
臨時休校などの自粛要請の一部を解除する方針だ。

これだけ聞けば、一見「対策は上手くいっていて、自粛も解禁して良いんだな」と感じて、こころなしか都内も自粛ムードがやや緩んでいるような気もする。

 

ところが、3月19日に新型コロナウイルス感染症対策専門家会議が開かれ、「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」が出された。

都市部の増加を踏まえ爆発的拡大「オーバーシュート」警戒というもの。

この専門家会議のメッセージは「自粛解禁OK」ではない。

新型コロナ患者が報告されていない、あるいは報告数の少ない地域についてはリスクの低い活動から徐々に解除することを検討となっているが、患者数が増加している地域についてはより一層の警戒が必要、というのが専門家会議のメッセージ。
オーバーシュート（感染者の爆発的増加）を起こさないために我々にできることを再確認が必要。

2月下旬頃からイタリアで爆発的な患者増加が報告され、その後ドイツ、スペイン、フランスなどヨーロッパ諸国でも患者が急増している。

 

 

感染者が広げた環境は多くが「密閉・密集・密接」の3要素を持つ空間が感染拡大の大きな原因らしい。

 

 

 

日本は今、なんとか社会の機能を維持しつつ、綱渡りの状態で新型コロナ対策を実行してこれまでのところ上手くいっている。

しかし、ヨーロッパなど新型コロナ流行地域からの帰国者の陽性例が増加してきており、これらの海外からの持ち込み例による感染拡大も懸念されている。

 

総合格闘技イベント「Ｋ―１　ＷＯＲＬＤ　ＧＰ」が同日、さいたま市で開催された。
マスクをすればいいという問題ではないだろうし、物を介した接触感染が疑われる中、どう考えたらこんな認識で行動できんるのか不思議でたまらない。クルーズ船がいい例だろうと言いたくなる。

 

快適化やトラブル事例はこちらに沢山あります。

 

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