ジルとうなぎの 風に吹かれて気ままにキャンプ

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リチウムバテリー電圧コントローラーのリレー焼損

2020-03-01 |  サブバッテリー

3月早々から、今日はちょっとめんどくさい話。 

先日リン酸鉄リチウムバッテリーの充電コントローラーの配線替えをおこなった。

これはその充電コントローラーだが、バッテリーの電圧で充電回路を切断するものだ。

このコントローラーにはリレーが内蔵されているが、容量が不足するので外部にパワーリレーを用いているが、誤ってそれを焼いてしまった。

 

 

そのリレーはキャンカーの配電盤の片隅に取付けている。

 

 

この黄色の線(容量確保の為に3接点に分割)がソーラーパネルからコントローラーへ向かうラインだが、それを開閉する。

もう一本の黒い線は昇圧型の走行充電器 (60A) をコントロールするもの。

 

 

数日前に充電コントローラーの配線替えを行ったときに、テストでコントローラーをガチャガチャ動かしてリレーの開閉動作を行った。

時刻はちょうど昼前。
少しして、車内に何となく樹脂が焼けるような匂いが立ち込めた。

調べた結果、このパワーリレーの接点の一つが焼けていた。

 

 

リレーを外したらソケット部分にも焼けた後がある。

 

 

リレーを裸にしたら、接点が溶着していた。

少し力を入れたら外れたが、リレーをオフにしても溶着しているのでその一つの接点の接触抵抗で高くなって発熱して焼けたと思われる。

ソーラーからの電圧はパネルを3枚直列にしているので、このときはDC100Vで5Aくらいの電流。

昨年の春からこの状態で使っている。

リレーの一つの接点容量はDCの場合100Vで10Aとなっている。

ただし、これはリレーが閉じた状態で流せる電流。

 

 

 

 

リレーの説明書での開閉容量の最大値を調べると、DC100Vのときは0.7Aしかない

これはメーカーの保証値なので実際はこの2倍程度は大丈夫だとしても少ない。

ちなみにACだったら抵抗負荷の場合10Aとまったく違うのが分かる。

ある程度は考慮して3接点を使っていたが、ガチャガチャ動作させたときにチャタリングを起こして一つの接点が溶着したのではと思われる。

リレーをオフにしても接点が離れず接触抵抗で接点が焼けたようだ。

 

 

しかし実際の運用は、ソーラーの発電量が大きい時間での接続を避けた方が無難のよう。

接点が閉じればかなりの電流が流れても問題ないが、ホットな状態での接続は控えたほうがよさそうだ。

 

快適化やトラブル事例はこちらに沢山あります。

 

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コメント (6)
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