ジルとうなぎの 風に吹かれて気ままにキャンプ

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60A走行充電器の製作 その6

2018-09-30 |  走行充電器

今日は台風24号の影響で朝から雨。

現在、台風は鹿児島沖を通って四国沖を移動中だ。

福岡県のここでは、これまでに自宅の風速計で最高22.3m/secの風が吹いた。

被害が少ないことを祈るばかりだ。

 

走行充電器は、主な部品の取り付けを終えた。

ファンはスコッチの強力な両面テープで取付けるが、塗装コンパネだから両面テープも良く着く。

ファンの位置はヒートシンクのまん中ではなく、温度が一番高い所を集中して冷やす場所を選んだ。

 

配線は、自動車用の2SQのケーブルを使用。
出来れば3SQを使いたいところだが、加工が大変だ。

電源の配線は、短くまとめるのが普通だが、今回は各ユニットのバランスを取るのに重点を置いているので、どのユニットに接続する配線も一番長いものに合わせている。

高周波の伝送線路では配線長さを揃えるのは当り前だが、電源ラインでそろえるのは珍しい。

 

 

長い配線は無理矢理折返している。

ちなみに、20A流れたときの端子台と充電ユニットの端子間の電圧ロスは35mVくらいだった。

さらに、取扱う電流が大きいので配線の端末は全て圧着端子を使用して完全なものにする。

 

 

各充電ユニットの動作を入切りするコントロールスイッチの取付けは面倒なので迷ったが、個別のユニットの調整が楽なので結局取付けた。

スイッチはアルミ板とスイッチを両面テープで固定した簡単なもの。下側だけだと弱いので上からも抑えた。

調整時は多用するが、出来上がればメンテで使う程度になりそう。

 

 

余談になるが、圧着端子の圧着部は熱収縮チューブを被せてライターで炙ればショートのトラブルも防げるし、きれいに見える。

 

 

充電ユニットは、ヒートシンクにナットとスプリングワッシャーを噛ませて風が通るスペースを確保した。

 

 

自動車用の30A用のヒューズホルダーを圧着端子でまとめた。

こうすることで、個別の電流をクランプメーターで測れる。

ヒューズがあるのが入力用で、充電器出力を60Aで使うときはヒューズは30Aをしようするが、充電器を30Aで使うときは15~20Aを使用する。

ヒューズも安いし交換も簡単。

熱収縮チューブが黒いのは、テレビを見ながらライターで炙ったのでススが付いた。

よそ見をするといいことはない。

取り出しの向きを考慮して長さを少し変えるといい。

 

 

ここまで出来たら、次はテーブル上で調整をやろう。

 

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